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有馬ダム今昔。

夏に向けて自転車トレーニングの本格始動。数年ぶりに名栗川上流にある有馬ダムに向かった。
と、気合は良かったのだが腰痛のリハビリライドにしては急激な暑さもあって、ハードなトレーニングになってしまった。

今回訪れた有馬ダムは、risiが中学生の頃はまだ作られておらず、名栗川支流の有間川という渓流が流れ、その流れに沿って棒の折山に向かう登山道があった。
中学になって山登りを始めたころ、この道を通って二度ほど棒の折山に登ったことがある。また、渓流釣りを始めたのも中学の頃で、この有間川にヤマメ釣りに来たこともあった。下流域は渓流釣り初心者でもさしたる危険もない明るく快活な渓だった。その美渓も残念ながら今は湖底に眠っている。

有馬ダムによってできた名栗湖


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名栗湖には湖をぐるりと回れる周遊道路があるのだが、その一角にカヌー工房という木工所のような建物が建っている。
ここは文字通りカヌーを作っている工房で、現代美術の作家であった山田直之さんという方が30年近く前に始めた工房だ。
当初はまるで掘っ立て小屋のような粗末な建物だったが、久しぶりに訪ねてみると立派な工房に様変わりしていた。
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また、およそ25年ほど前にこの湖周辺を会場として「名栗湖国際野外美術展」という野外展が行われていた。
この展覧会は、当時神田にあった「真木・田村画廊」の画廊主であった故山岸信郎さんが中心となって開催されたもので、カヌー工房の山田さんも実行委員としてご尽力されていた。
この展覧会は真木・田村画廊で作品を発表していた作家が多数参加しており、私もそちらで作品を発表していた縁で3年ほど続けて参加した。

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当時山岸さんやほかの作家の人達と韓国で開催される美術展に参加した折、櫻井(岩永)淳子さんという方ともご一緒したのだが、最近FBで繋がり、名栗湖の野外展が現在でも続いていることを知った。
展覧会はまだ開催中だったので櫻井さんの作品を拝見してきた。
櫻井さんは金網を使って人体や動物を作り、それを街中や自然の中に設置するというような作品展開をしている。
今回は何とゴジラ!
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名栗の森の中に突然現れたゴジラは木々の緑と相俟って、日々の緊張をすう~っとほぐしてくれるようなユーモラスな作品だった。

by katabami03 | 2018-05-18 17:56 | 運動 | Comments(2)

北信の春。

若いころから度々訪れていた北信濃、子供たちが長じてからはしばらく足が止まっていたが、ゴールデンウィークを利用してしばらくぶりに訪ねてみた。

長野県の最北部、野尻湖周辺は春夏秋冬それぞれに季節に応じた魅力や楽しみがある。とりわけ私が好むのは冬と春。
「これがまあ 終の棲家か 雪五尺」と一茶に詠まれたこの地は日本でも有数の豪雪地帯であるが、冬の夜の音のない世界に身を置くと、魂が限りなく浄化されていくように感じる。
そして春。様々な種類の花木が艶やかに咲き競い、木々の芽吹きの勢いや小動物たちの躍動に心躍る季節。この時季は山菜取りという楽しみも加わる。


北信五岳の雄峰、妙高山。朝夕二景。

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様々な種類の桜、木蓮などが一時に咲く。今年は季節の巡りが早いが、谷筋では水芭蕉が咲き始めていた。
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新緑というと黄緑色というイメージが強いが芽吹きはじめはもっと白っぽい。
日本語には色を表わす言葉がたくさんある。白緑ーびゃくろく、この時季の緑はこう呼ぶのが似つかわしい。
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夏になると多くの人でにぎわう野尻湖も今はまだ静か。
春霞の黒姫山と妙高山。山スキーで駆け巡った若いころを思い出し、感慨一入。
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水の中を覗くと無数のエビやワカサギの幼魚。
豊かな自然が息づいている。
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春の喜びを体中で感じる数日間だった。





by katabami03 | 2018-05-03 21:33 | 旅・山 | Comments(4)