高崎の駅に着き、電車を降りると、ホームの反対側にこの客車。
![]() 今年も始まった「SLみなかみ号」。 ![]() 車掌さんと記念撮影。 ![]() 撮り鉄ばかりでなく一般人も雄姿をカメラに。 ![]() 昭和24年とある。約60歳、日本の復興と成長をまさに牽引してきたわけだ。それにしても丈夫で長持ちだね。 ![]() 客車の中を覗くと、懐かしい椅子が。 ![]() 若いころは山に行く時や旅行で夜行電車をよく利用したものだ。 混んでいる時はほとんど眠れなかったなあ。 対面に人がいない時は、靴を脱いで足を延ばせるが、これでもそれ程眠れない。 うまくワンボックス独り占めできた時は両方の椅子のシートをちょっと持ち上げて、ずらしてV字型にする。そしてエビみたいに横になると結構眠れた。 高崎駅の駅員さん揃ってお見送り。 ![]() これに乗ってどこかに行きたい気分だ。 ▲
by katabami03
| 2011-07-10 19:11
| 高崎物語
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高崎に行く日は朝が早いので、朝ごはんは途中で食べて行く。何を食べようか?月イチなのでちょっと楽しみ。
とはいえ朝やっているところは限られている。 駅なか、武蔵浦和の「華むすび」とか大宮の「パークサイドカフェ」あたりが定番。 大宮で高崎線に乗り換え、雑誌を読んだり居眠りしたりで1時間チョイ。高崎駅に到着。 高崎に着いてからのお楽しみ、暖かいコーヒーを一杯飲む。 と、ところがだぁ~! コーヒーショップがことごとく消えている。 ![]() ココも。 ![]() ココはお弁当屋さんになってしまった。 ![]() せめてマックでもいいから、と思って行ってみると・・・ガーン! ![]() 高崎駅内、大改装中。 ![]() で、どこの駅でも増殖中のコンビニ。 ![]() ちゃうちゃう、缶コーヒーはヤなの。オレはフツーのあったかいコーヒーが飲みたの! 月イチのお楽しみ、駅にコーヒーショップ作ってね。 捨てる神あれば拾う神あり・・・? お昼にSさんがコーヒーをご馳走してくれた。 高崎・総合福祉センター内、「ひよこカフェ」のコーヒー、美味。 ▲
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| 2011-06-12 21:36
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高崎というと烏川(カラスガワ)を想い出す。
以前、関越高速道がなかった頃信州方面に行くには東京からは国道17号をたどり、高崎市内で烏川沿いの道をしばらく走り、少し先で18号に入るのが一般的だった。 市内を流れる烏川。 ![]() 左岸に沿って国道17号が走る。 その左側、昔高崎城があったところには現在は市役所、裁判所、音楽ホールなどの公共の建物が並ぶ。 烏川に掛る和田橋。先に見えるのは観音山。 ![]() 和田橋付近から上流を望むと、川は二手に分かれる。 ![]() 右に見えるのが本流の烏川で、源流をたどると倉渕村から北軽井沢近くの峠付近までいく。 左は碓氷川。 その名の通り碓氷峠、そして霧積(キリズミ)温泉方面を源流とする。 霧積といえば思い出すのは、映画「人間の証明」。 そうです、中高年の皆さんは良くご存じでしょう。西條八十の詩を英訳した、あのジョー山中さんが歌う、♪ママァ~ドゥユ~リメンバァ~♪ 松田優作さんは余り覚えていないんだけど、岡田茉莉子さんの毅然とした姿が切なくて切なくて、この曲を聞くとうるうるしてきちゃうんだよねぇ。 ジョー山中、どうしているんだろうねえ。 烏川沿いの17号は片側一車線でいつ来ても渋滞していた。 それがまあこんなんなっちゃって。 ![]() まるで高速道路みたいだ。 またしても時の流れを感じてしまう。 ▲
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| 2011-05-08 22:18
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高崎までの道中、車窓から見える景色は、「え~っ、こんなにもあったんかい!」と思うほど、いたるところで満開の桜、桜、桜。
関東地方は桜一色に染まる日曜日。 というわけで高崎ついでに花見をしてきました。 唐突だが桜餅が食べたいよ~。 関東の桜餅でも関西の桜餅でもウェルカムヒア~!・・・だっ。 高崎城址の桜。後ろに見えるのは高崎市役所。 ![]() お堀の桜。数年前に来た時は花吹雪が舞う中、堀一面に花びらが浮かび、この世の極楽のような光景だった。 ![]() お堀の上の土手は遊歩道のようになっていて散策を楽しむ人達が絶えない。 ![]() 土手下の広場ではシートを広げて花見の宴を張るグループもいたが、時勢柄かいずれも静かに花見を楽しんでいる様子だった。 つつましく平凡であることの幸せ。 ▲
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| 2011-04-10 21:31
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高崎市いけばな協会展(並びに高崎市民いけばな展覧会)を拝見。
![]() 明日まで上野松坂屋で開催されているいけばな協会展でもそうだったのだが、今回の地震で出品中の作品がかなり倒れたり器が割れたりしたそうだ。 ともあれ今日はそんなアクシデントもなかったかのような落ち着いた展観だった。 充実した自由花のコーナー。 ![]() 格調と様式美の古典花コーナー。 ![]() 用事も終えてさあ帰ろう。 その前にちょっとトイレ、とトイレのある場所に向かうと・・・。 あれれ、なんか封鎖されているぞ。 ![]() 移動したらしい、で、そちらに向かうと・・・。 ここは明日のスターを目指すミュージシャンのライブステージ「東西自由通路」に続く通路。 何だか随分賑やかなことになっている。 ![]() で、トイレの表示はまだこんな感じ。 ![]() 高崎駅はここ数年で随分人の流れが変わりつつあるようだ。 東口には巨大なY電気ができたものの、相変わらず駅周辺は閑散としている。けれども玄関口としての駅前は着実に整備が進んでいるし、何よりも古い街がない分だけ開発はしやすいのではないだろうか。 5年後くらいには大変貌を遂げている可能性があるなあ。 街は生き物のように動いているんだね。 古いものと新しいもの、月並みな言い方ではあるがうまく共存していく事、それが理想的なあり方だと思う。 でもね、私は声を大にして言いたい. トイレは以前の場所のほうが絶対いい!!! ▲
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| 2011-03-13 22:46
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三寒四温、少しづつ暖かい日が増えてきたものの、野原や木々は相変わらず冬枯れの様相。
そんな中を東京から北上して高崎に近づくと、所々緑の畑が広がっているのを目にする。 ![]() 地面にへばりつくように生えているのは麦だろう。 関越高速道を走っていて高崎に近づくと左手に大きなサイロがあり、そのサイロに「群馬の小麦」と大書されているのを目にする。 国内で消費されている小麦のほとんどはアメリカやカナダ、中国辺りから輸入されているものだろう。また、アメリカ、カナダは遺伝子組み換え作物の大量生産国、さらに船積みの最の収穫後農薬の大量使用。できることなら口にしたくないが、日本の食糧事情ではそれはほとんど叶わぬ望みとなっている。 国産の麦がこうしてスクスクと(?)育っているのを目にすると、わけもなく嬉しい気持ちになってしまう。 この地粉でうどんをつくったらさぞかし旨いだろうなあ。 ▲
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| 2011-02-27 21:33
| 高崎物語
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仕事先の近くで。
![]() 建物の前にはこんなのがあった。 ![]() え~と何だっけなあ? コレ、見たことあるような・・・デジャヴ、う~ん。 ・・・って、今朝高崎駅前で見たコレだ。 ![]() ネイティブアメリカンのテントのようでもあるし、タテアナシキジュウキョのようでもある。 夜になればきっとライトアップされて綺麗なんだろうなあ。 昼でも観賞にたえるような造作ってけっこう難しいのかもね。 ▲
by katabami03
| 2010-12-12 20:25
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高崎の街を歩いていて、ある時気が付いたのだが、気の利いた洋服屋さんが結構多いのだ。
駅の近くにあるお店の一つ。 ![]() この交差点の近くだけでも6,7軒の洋服屋さんがある。 ![]() そんな中でもとびきりカッコイイお店を紹介しよう。 昨年の「大地の芸術祭」の折、私たちの「蓬平いけばなの家」にユニークな服装をした二人連れが見学に訪れた。聞けば高崎で洋服屋を営んでいるとのことだった。 その後はしばらく忘れていたのだが、半年ほど前に駅の近くを歩いていると、間口は狭いがちょっと興味を引く服が置かれている店を発見した。その日は先を急いでいたのでそのままやり過ごしてしまった。 今日改めて立ち寄ってみた。[高崎市通町141-18・FREESTYLE] ![]() 丁度店主と思しき人がいたので尋ねると、案の定、昨年新潟でお会いしたその人だった。 この店には、黒を基調にした落ち着いたものもあるのだが、常識を覆すような、かなりブッ飛んでいる服がわんさか。まるで作り手が買い手に挑戦するような、あるいは挑発するようなものまである。 けれども不思議と、原宿あたりにうじゃうじゃある店のようなチープ感はない。 服を単にファッション=流行として考えているのでなく、個性的=生活を楽しむためのアイテムとしてとらえている、そんなポリシーに貫かれているようだ。 そしてそのようなコンセプトを基に、作り手と店主との信頼関係がしっかりと築かれているのであろう。 このコーナー、高崎と絹などの繊維との関係に何度か触れてきたが、伝統的な繊維の街の血脈がこんなところにも流れていることを感じさせる、そんなお店だ。 ▲
by katabami03
| 2010-11-14 23:15
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高崎駅で電車を降りると、どこからともなく懐かしい匂いがしてきた。
はて、この匂いは何の匂いだったかなあ、と考えながらホームの向かいを見ると・・・。 ![]() その先にあったのは蒸気機関車だ。懐かしい匂いは石炭を焚く匂いだった。 そうです、私が小中学生のころは石炭(のちにコークス)を燃やすダルマストーブが普通だったのですよ。 冬場、日直の仕事と言えば先ず専用のバケツに石炭を入れて、さらに薪と古新聞を取ってきてストーブに火をつけることだった。その匂いだ。 SLの近くはたくさんの人だかり。 ![]() 車掌さんや機関室の周囲ではそこここで記念撮影。 ![]() ![]() 昔見たときはもっと大きく感じたものだが、それでもなかなかに精悍な姿。 ![]() この「SLみなかみ号」、高崎~水上間を9月までの毎週土日に運行されているとのこと。 ▲
by katabami03
| 2010-07-11 21:16
| 高崎物語
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高崎への往復は、普段は高崎線を利用している。
今日は仕事が早く終わったので、以前から乗ってみたかった「八高線」に乗って帰ることにした。 ![]() 八高線は東京の八王子と高崎を結んでいるので八高線。分かりやすいですねえ。 この路線については以前にちょっとだけ触れたことがある。('07、6月10日・高崎物語-2) 高崎駅で確認すると、どーも八王子までの直通はないようだ。 ![]() 駅員さんに聞くと、高麗川から八王子までは列車の本数も多いので、乗り継ぎにはそう時間もかからないだろう、とのこと。 駅の表示に従って3番線に向かうと・・・。 ![]() これはどういうことでしょう。まさかホームの柱に向かって飛び込んでいくわけではなかろう。 プラットホームに降りると・・・。 ![]() で、矢印に従って歩いて行くと・・・、おお、そういうことだったのか。 ![]() 緑色のフェンスの先が3番線だ。なんだかおまけみたいなホームだなあ。 列車は3両編成で、写真からは分かりずらいと思うが、パンタグラフがない・・ということはディーゼル列車?まだ電化されていないのかあ。そういえば八高線はずいぶん遅くまでSLが走っていたようだ。 ![]() さて高崎を出た列車は次の倉賀野までは高崎線と同じ線路を走る。倉賀野を出た先で右方向に離れていく。 ![]() 麦がちょうど刈り取りの季節。 麦畑、その先にあるのは麦のサイロと新幹線の高架。 ![]() しばらく行くと、右手に山が迫ってくる。関東平野の西縁に沿って走っていることを実感する。 ![]() ![]() 小川町のあたりでは山の合間を縫うように走る。 ![]() 再び平野に戻りしばらくすると終点の高麗川。八王子へはここで乗り換え。 ![]() 川越から来るこの路線は電化されている。 養蚕が盛んだったころは、多分一日に何本もの直通列車があったと思われる。 たくさんの絹糸や織物がここを通って横浜の港に運ばれたことは想像に難くない。 高崎駅のホームを思うとなんとなくせつなくなる。むかしは華々しい路線だったのだろうなあ。 終点八王子。 ![]() 所要時間、乗り継ぎ時間を合わせて約1時間50分。 ささやかながら、絹の歴史に思いを馳せる貴重な時間であった。 ▲
by katabami03
| 2010-06-13 22:28
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