我が家の近所は野菜畑がたくさんあるが、、庭木用の植木屋さんも多い。その他にも最近のガーデニングの需要に対応した園芸植物を育てている農家や、いけばな・フラワーアレンジ用の草木を栽培しているところも見られる。
これは山茱萸の木。出荷用に刈り取った後。
昨年刈り取った親木。1年でひこばえが伸びるのはこの程度。
手前から、1年もの、2年もの、3年もの。
これはもう立派に成長している。1m7,80cmはあろうか、刈り取り頃。
こんな風に栽培された花材というのは、自然に成長したもののような風合いが乏しいのは致し方ない。けれども私たちいけばな人が普段何気なく切っている素材も、このように2年、3年と時間をかけて育てているものだと思うと、精一杯きれいに作り上げてあげないと申し訳ないな。という気になる。
11日より『古流協会展』。3月は『いけばな協会展』、4月『日本いけばな芸術展』、5月『古流かたばみ会展』さらに6月、いけばなインターナショナル香港支部の招聘により、当地にてデモ。そして7月下旬~9月上旬まで、本年のハイライト、『2009大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』。
今年は前半に集中してしまった。せわしないが、中だるみがなくていいのかもしれない。
当然ですが、すべて入魂!