山茱萸・その2。

我が家の近所は野菜畑がたくさんあるが、、庭木用の植木屋さんも多い。その他にも最近のガーデニングの需要に対応した園芸植物を育てている農家や、いけばな・フラワーアレンジ用の草木を栽培しているところも見られる。

これは山茱萸の木。出荷用に刈り取った後。
山茱萸・その2。_d0117565_2220535.jpg

昨年刈り取った親木。1年でひこばえが伸びるのはこの程度。
山茱萸・その2。_d0117565_22221896.jpg

手前から、1年もの、2年もの、3年もの。
山茱萸・その2。_d0117565_2223595.jpg

これはもう立派に成長している。1m7,80cmはあろうか、刈り取り頃。
山茱萸・その2。_d0117565_2224172.jpg

こんな風に栽培された花材というのは、自然に成長したもののような風合いが乏しいのは致し方ない。けれども私たちいけばな人が普段何気なく切っている素材も、このように2年、3年と時間をかけて育てているものだと思うと、精一杯きれいに作り上げてあげないと申し訳ないな。という気になる。

11日より『古流協会展』。3月は『いけばな協会展』、4月『日本いけばな芸術展』、5月『古流かたばみ会展』さらに6月、いけばなインターナショナル香港支部の招聘により、当地にてデモ。そして7月下旬~9月上旬まで、本年のハイライト、『2009大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』。
今年は前半に集中してしまった。せわしないが、中だるみがなくていいのかもしれない。

当然ですが、すべて入魂!
by katabami03 | 2009-02-05 22:43 | 樹木
<< もうすぐ1ヶ月になるというのに元気。 やはりへん。 >>