秋らしい爽やかな一日だった。
空気もだいぶ澄んできた。
高崎線に乗って北上すると左手に奥武蔵、奥多摩の山々が望まれ、さらに進むと秩父の山々、そして高崎に近づくと妙義、榛名、赤城と上州を代表する名山が近づいてくる。また、冬の晴れた日には右手(東)のはるか先に、雪を頂いた日光の男体山や那須の連山も望まれる。
まことに山好きにとっては見飽きることのない光景が展開される。
高崎市内の陸橋の上から近くの山をウォッチング。
先ずは正面、榛名山。
いくつも頂きがあって、もちろん主峰というのもあるのだろうけれども、全山をひっくるめて榛名山と呼んだほうが似つかわしい山容だ。

コチラは高崎から見ると南西の方角。
かつて日航機が墜落した御巣鷹山がある近辺といえば分りやすいか・・奥秩父に連なる山塊。

名峰、赤城と妙義は建物が邪魔でどうにも写しきれなかった。
さらに奥の山々も視認した。
中央のうっすらと見える山は上越国境、谷川岳あたり。

碓氷峠の向こう側、浅間山も確認。

谷川岳、浅間山共に、冬のよく晴れた日、運がよければ純白の、まばゆいばかりに神々しい姿を見せてくれる。
これからの季節、高崎行の楽しみの一つだ。