都電「東池袋四丁目」停留所前に出現した不思議な家。
先ず目を引くのが、家の中ほどに貼り付けられたベニヤだかコンパネだか。
何で、どうして斜めなの?
それから1階。あろうことかふすまがむき出し。
1階部分、こちら側に家屋があったのだろうことが想像されるが、唐突にこういう光景を見せ付けられると頭の中の整理が追いつかない。
全部壊してしまうのならばこちら側だけきっぱりと取り払うのではなく、もっと大雑把に破壊していくだろうから、多分あちら側には人が住んでいるのだろう。もし大雨でも降ったら如何するのだろう?なんて要らぬ心配をしてしまう。
突然ふすまが開いて「お茶をどーぞ」なんてことになったらもう大笑いのパフォーマンス。
常識へのアンチテーゼ、空間の異化、これはもう現代アートの世界やね。