どうなる、キリン堂薬局。(リシノメ29)

池袋東口五差路に面して、ビルの谷間、そこだけポッカリと時代から取り残されたかのように、かろうじて建っているような薬局、それが「キリン堂」だ。
最近(昨年くらいから?)店が開いていないので気になっている。
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店内はわずか2,3坪の店だが、ここには時々お世話になっていた。
一番助かったのは硫酸。若い女の子にかけたりする為ではありません。陶芸で必要なのです。
陶芸→硫酸??と思われるでしょう。その話は別の機会ということで・・。
昨今の大きなドラッグストアでは劇薬指定のものなど扱っていないんですよね。で、キリン堂。あと、若い頃は二日酔いの日に度々お世話になった。キリン堂スペシャル=ドリンク1本と散薬2包、お代はワンコインの500円。これはわりとよく効いたなあ。
5,6年位前までは、白衣を着たおばあちゃんが店を切り盛りしていたが、1年くらい前に行ったときは、店には5,60代のおばさんしかいなかったので、消息を尋ねたら、「毎日元気に歩いている」とのことだった。

この一軒をのぞいて、表通り沿いは全てビルになってしまった。
キリン堂から写真で見ると右手、護国寺の方に少し行ったところに、昔「人生座」という映画館があった。
多少なりとも映画好きを自認する人なら誰でも知っている「文芸座」とともに、小説家の三角寛が経営していた、いわゆる名画座だ。
人生座はもう4,50年前に廃館してしまったが、文芸座の方は、というと・・。

現在の文芸座の姿。
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元あったところはご覧のようなパチンコ屋になっていて、映画館の入り口は左手。
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以前の建物は正面の壁面にギリシャ彫刻の女神像(自由の女神みたい)のようなレリーフが施してあったなあ。
文芸座は10年くらい前に一度廃館になったが、5,6年前に「新文芸座」として再スタートした。表の掲示を見ると、おやまあ昔とあんまり変わっていないじゃあないですか。特集は香川京子さん。次回上映予定は「アメリカン・ギャングスター」と「アイム・ア・レジェンド」ナンと2本立てで1300円はやっぱり安ッ!
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最近は近所のシネコンしか行かなくなってしまったが、・・なつかしいなあ。
初めて入ったのは高校生の頃、料金は100円か150円だったと思う。その後少しづつ値上がりしていった。一番よく行ったのは300円くらいの頃だ。
「行ってきます」と家を出て、学校行かずにここに来たことも何度かあった。ジェームス・ディーンや黒澤明の特集を見たのもここ。時々5本立てオールナイトなんてえのも見たものだ。3本目、4本目くらいになるともうストーリーや役者がごっちゃになって、でもあれはあれで面白かった。
risi、遠い遠い青春の一こま。
by katabami03 | 2008-04-28 21:55 | リシノメ
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