サンゴミズキの大木を見つけた。

朝通りがかりの道からちょっと横道を覗いたら、サンゴミズキの大きな木があった。
今日までまったく気付かなかった。
今の時期は真っ赤に色付いて、一際あでやかだ。
サンゴミズキの大木を見つけた。_d0117565_23142383.jpg

この木、樹高3~4メートルはあろうかと思われる大木だ。こんなに大きくなるとは知らなかった。
ツンと延びきった形状とその色が、いけばなでは秋から冬にかけての好材として古典花、自由花共に生けられる。

この材料との付き合いは随分長くなるなあ。
その名のとおりミズキの仲間だが、枝は折れにくくしなやかで、柳に似ている。いけばなを始めた頃はよくこれで生花の稽古をしたものだ。
その後はこれを編みこむようにして様々な作品を造ってきた。平面状のものや球体や・・、苦しい時のサンゴミズキではないが、これを使うとそう悩まずに作品ができる。最近は少し遠ざかっているものの、これからもずうっと付き合っていくだろう。
by katabami03 | 2008-02-20 23:41 | 樹木
<< 無理を承知で。 消えた角扇ビル。(リシノメ24) >>