国立名物。

師走はそれほど忙しくない、と書いたら、「何と羨ましいことで」と、口の悪い友人からイヤミを言われてしまった。
べつに、仕事をしていないわけではない。帰宅は毎日深夜、などという非人間的過酷な労働を強いられている人に比べれば、まあ時間は有る、といった程のことだ。

一昨日は午前中にちょっとした寄り合いがあり、午後に雑誌に載せる作品のための花材集め。今回は11,12月と2月できれば3月分まで生けるつもりでとりかかった。
朝のうちに我が家の近所を回り使えそうなものを数種調達。午後なじみの花屋さんに行く。
秋冬ものはなんとかなるだろう、問題は3月だ、と思っていたのだが、これが大誤算。
花屋の店先にはポインセチアやシクラメンが所狭しと並び、完全にクリスマスモードと化しており、11月頃の風情のものなど皆無。むしろ春っぽいものの方が不自由しないくらいだった。
ストック、スイートピー、ミモザアカシア、それからあろうことか菜の花まで出ていた。そんなわけで結局11月分は近所で採取してきたもので何とか凌いだ。

世間はすっかりクリスマスモード。
国立名物のツリーもいつの間にやらお目見え。
国立名物。_d0117565_22592579.jpg

神戸のルミナリエというのがキレイだ、とは話に聞いているが、電飾には余り興味が無い。とは言うものの、国立のこのシンプルさ、私はけっこう気に入っています。
by katabami03 | 2007-12-08 23:07 | 私は思う。(日々雑感)
<< 高崎物語(7) 師走とはいうけれど・・・。 >>