根性なしさらしてもうたぁ。

暑い暑い一日でした。
事務所で雑用を済ませてからサンシャインでお昼を食べ、その後、先日告知した「美のかたち こころの器」展を見に資生堂ギャラリーへ行く。
いけばなのトップバッターは千羽理芳先生。軽やかななかにも芯の通った、千羽先生らしい作品だった。
新橋から御成門の方へ10分ほど寄ったところに東京美術倶楽部という、展示会や茶会、花会などによく利用されている場所がある。急ぎではなかったが、そこに行く用事があったので、ついでに回ることにした。
新橋駅からおよそ100m程の所に壁中品書きだらけの立ち飲み屋があった。そこまで来たらもう暑くて急に気力も失せて、行くのやめにした。(先延ばししただけ・・・。とんだ根性なしでした。)
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新橋・汐留口はすっかり変わってしまって久しいが、反対側(烏森口・日比谷口)は昔と変わらないねえ。汐留の方はどーもシックリこない。昔の新橋っぽさが残っているほうのが、やっぱ落ち着くね。


 鳩、続報

池袋地下道の鳩が今日もいた。どうやらあそこに住み着いているようだ。自分の置かれている状況を十分に認識しているようだ。近くには立ち喰いそば屋やパン屋などもあるので食べ物には不自由しないだろう。
鳩というと、上野公園や神社仏閣の境内でせわしなく歩き回っている姿が思い浮かぶし、伝書鳩のように数百キロも飛んでいくやつがいたりと、どちらかといえば開放的、健康的イメージだが、地下道に住みつく鳩=暗い、不健康といった感じがする。
が、しかし考えてみれば人間にだって何年間も外に出ないやつだっているのだから、そんな鳩がいたって決して不思議ではない。イメージだけで語られては、当鳩にしてみれば「大きなお世話」なんだろうなあ。
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この鳩、1mくらいまで近づいてもまったく逃げようとしない。北朝鮮あたりだったらとっくに焼き鳥にされていることだろう。
衣食足りて世は事も無し、何とも間延びした平和な一光景である。
鳩=平和、・・・妙なところで納得した。
by katabami03 | 2007-06-27 23:12
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