ブルーズとの付き合いは30年以上になります。
中学生の頃はグループサウンズ全盛期。それからフォーク。そんなものを聞いているうちに興味はロックへと移った。
クリームやレッドツェッペリンをリアルタイムで聞いていたわけです。
ブルーズはエリック・クラプトンを遡って聞いているうちに出会ったのが、たぶん最初だと思う。ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ。その頃はホワイトブルースとかブリティッシュブルースなんていわれていたやつ。
やがてそのルーツである本物のブルーズを聴くようになったってーわけ。
ブルーズ、ソウル、ファンク、このテの音楽はなんでも抵抗無く聴きます。あと、レゲェやサンバ、タンゴ、フォルクローレ、ファド、酔いが回れば演歌も歌う。要は魂にひびくものならなんでもアリ、です。
ということで行ってきました、トミイセイジプロデュースのブルーズフェスティバル。
先ずは「フロミズワンダース」。のっけから熱いステージを見せてくれました。以前から気になっていたピアノのケンタローを今回初めてみたけれど、一発でファンになったね。
つづいて「デルタ兄弟」。これがまたおもしろ熱いバンド。シッカリ笑わせてくれるが演奏は本物。ギターとハープが秀逸。
休憩をはさんで「金沢デルタ正人」。無名でもこんなのがいるんだ!テク、スピリッツともに一級品。ディープサウスのブルーズとボソボソっとした秋田弁が不思議にマッチしている。
トリは「トミイセイジ&ブルースジャック」。今回はサックスが二人入って豪華な編成。いつもとちょっと違って、コテコテのブルーズは少なかった。
ゲストでわが師、浅見安二郎先生が出演。「見沼魚つりブルース」をいつにも増して熱く演奏してくれました。
ギターは挫折したしハーモニカは全然上手くならないし、でもこういうステージを見ると、俺もいつかあんなふうにかっこよくハープ吹きたいなぁ、とつくづく思う。
さあ、また明日から練習だ。