新春。

新年明けましておめでとうございます。

元旦の記憶といえば大概は旅先にいた。
10代後半から30歳くらいまでは山かスキー場でお正月を迎えるのが恒例。その後はつい数年前までカミさんの実家かスキー場にいるのがいつものことだった。つまりはおよそ40年、自分の家でお正月を迎えることがなかったわけだ。ところがここ数年、自宅で元旦を迎えている。
じつは昨年末も、大晦日から一泊で近場の山にでも行ってご来光を拝もうかという思いが頭をよぎった。まあそれも可能ではあったのだが、お正月には家を離れた子供たちが帰ってくるという。めったの会えないくらい遠くに住んでいるわけでもないし、何をいまさらという感もないわけではないが、やはりお正月というのは普段とは別の、いわば一年のけじめみたいなものではある。
考えてみれば今の地に住み着いて20数年、私自身にとってはたまたま縁あってここにいるわけだが、子供たちにしてみればここが故郷でありホームベースなのだ。そこに帰ってくるわけだから、まあお正月くらいは付き合ってやるのも悪くはなかろ・・・というわけだ。

で、全員集合の大晦日はダラダラと飲んで食べて、テレビで格闘技や紅白やおバカ番組を見て、ゆく年くる年を見るころには酔眼朦朧。皆より先におやすみなさい。
元旦はお約束通り昼まで布団の中。午後に長男夫婦を嫁さんの実家に送り届け、その後は特に興味もないテレビ番組をダラダラ見ながらチビ飲みチビ飲みしているうちに一日がおわってしまった。
昨日は朝から駅伝とラグビーのテレビ観戦。箱根駅伝は相変らずアチラさんが本命だし、ラグビーは二試合とも母校が出ていないし、なんだか盛り上がりに欠けるまま半日が終わる。初詣に行く予定が二転三転、この日も結局自宅でダラダラと過ごして終わった。

本日は正月三日目にして初詣に行く。
若いころは年明け早々に明治神宮やら鎌倉の八幡宮やらに遠征したものだが、最近はもっぱら近くの氏神様、小平神明宮さんにお参りしている。
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特に信仰する宗教もない身だが、新年の初詣はなんとなく恒例の行事になっている。
年が明けたとて、昨日今日、今日明日、何一つ変わることがあるわけではないのだが、前述のように一年のけじめとして気持ちを新たにすることは悪いことではなかろう。

さすがに三日目の夕方ともなると並ぶ人も少なく、ゆっくりお参りすることができた。
毎年楽しみにしている振る舞いの甘酒が終わっていたのが残念だった。




by katabami03 | 2018-01-03 21:35 | 私は思う。(日々雑感)
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