北海道で流木を使おうと思って神奈川のダム湖に行ったことは以前触れた。
その後カミさんと奥多摩に行って少々ゲット。
「ツールド妻有」際に泊まった宿が清津峡だったので、チャリの翌日に河原でさらにゲット。
そんなこんなでなんとか作品には間に合った次第だ。
では流木を求めての顛末を。
奥多摩湖に行く少し前に白丸ダムという小さなダムがある。ここは道路からはダムの本体は見えないのだが、ダム湖がチラッと見え、いつでも水を満々と湛えている。多分水量か何かの調整用のダムなのだろう。
道路から標識に従って脇道に入るとダムの管理所があり、魚道が見れるそうだ。
魚道は地下に作られているそうで、らせん階段を下っていくと地価のトンネル内に立派な魚道があった。この日はまだ残暑が厳しかったが、中はひんやりしてとても気持ち良かった。
水族館のようにガラス越しに魚道の様子が覗けるところがあったが、この日は残念ながら魚の遡上は確認でききなかった。
台風の後だったこともあり湖面にはたくさんの流木が浮いていたが、ここでは配布していないとの由。宝の山を前に泣く泣く白丸ダムを後にする。
奥多摩湖からさらに上流を目指し、子供たちが小さかった頃、川遊びによく連れてきたところに行く。ここでやや細いものの数本の流木を拾って帰る。
多摩川でゲットしたものは作品に使うにはちょっと弱いなあと思っていたが、その後清津峡にて頃合いのものを得ることができた。
清津峡も宝の山だ。
北海道にはすこし大きすぎて送れなかった流木が今は我が家の玄関前のオブジェになっている。っていうか、まあ、放っぽりだしてあるだけだけど。