葉蘭に始まり葉蘭に終わる。

昨日の研究会は皆30年以上のキャリアを持つベテランのクラス。
通常は各自が生けたいものを持ち寄って来て生けるのだが、今回は全員で葉蘭(ハラン)を生けてみようという事になった。

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「生花は葉蘭に始まり葉蘭に終わる」という言葉がある。
初心者でも形を取りやすい反面、追求すればキリがない花材という事であろう。
とはいえ、初めていけばなを習いに来た人に、生花の基本である「天地人」を葉蘭3枚だけで生けて「ハイ、おしまい」では、これはちょっと納得できないであろう。実際に葉蘭を生けるのは少し技術も理解も進んでからということになる。

葉蘭3枚による草型。これだけではいかにも寂しい。

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昨日は見本を一作生けてほしいということで、基本の9枚生けを、解説を加えながら実演する。

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器の底に剣山を入れたり、細い針金を使ったりすればそれほど手間はかからないのだが、「何も使わなくっても十分生けれるよ~」ってな所を見せようと気張ったため、少々手間取ってしまった。
要らぬ見栄は張らぬに越したことはないが、張るときには張らにゃしゃぁんめえ。

「葉蘭に始まり葉蘭に終わる」か・・・。
好んで生けたいと思う花材ではないのだが、ん~、ま、たまにはやらにゃいかんな。
by katabami03 | 2015-09-22 17:22 | いけばな
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