所用で京都へ。
まずは京都駅にて腹ごしらえ。
汁たっぷりの丼を食べると、「あ~、京都、来たなあ」と思う。
初めて京都で丼物を食べたのは高校生の時だった。丼の底にたまっている汁を見た時の印象は、「分量間違えたのかな」だった。
この丼に慣れたら、関東の丼物は逆にパサパサした感じがするんじゃないかな。
丁度「三千院」で梶井宮御流の花展が開かれているので地下鉄とバスを乗り継いで大原に向かう。
門前の紅葉はもうひとしおだが、かなりの観光客が見られる。
花展会場に行くまでにも、所々に花が飾られている。
花展会場を拝見。
遠州流の流れを汲む生花が整然と展示されている。
自由花も上品だ。
遠州流系の中でも梶井宮御流の生花はとても伸びやかだ。
家元の藤原素朝さんにお会いできて、花型のことや疑問に思ってていたことなどをいろいろと伺えて実り多いひと時を過ごせた。
その後お庭を拝見。
三千院を後に、すぐ近くにある「宝泉院」にも足を延ばす。
ここは樹齢500年を数える富士山型の松が見事。
院内にある庭も拝見。
枯山水はその中を歩くことができる。
ほかにも回りたいところがあったが、時間に追われ大原を後にした。