「ツールド妻有」のDVDが届いた。
「ツールド妻有」は、建築家の伊藤嘉朗さんが「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」の作品の一環として発案されたイヴェントで、およそ500人の参加者が自転車で妻有を移動するという、いわば壮大な動く彫刻とでも言うべき作品だ。
私が「大地の芸術祭」と拘わりを持つようになったのは2006年からのことで、当時はこの催しを知らなかったのだが、2009年に参加した時にこのイヴェントを知った。だが当時はさしたる興味もなく見過ごしてきた。
まったく世の中の巡り合わせというのは不思議なものだ。
2012年の初夏のことだと思うが、常々私が世話になっている近所の自転車屋に行くと、「こんなイヴェントがある」と見せられたのが「ツールド妻有」で、この自転車屋に集まる仲間たちが毎年参加しているという。
そんな訳で20012年からこのイヴェントに参加するようになった。
DVDより。
スタート前、昂揚感がたまらない。あのママチャリで妻有を走破する「赤い悪魔」さんも。
スタート。
沿道の応援やエイドステーションでの地元の人達の暖かいもてなし。
しんどいけれども気持ちのいいツーリングだ。
今年もまた、熱い夏が始まる。