アジア、アジア。(台湾の旅-4 )

台湾旅行最終日。
予定では午後4時発の飛行機まで終日フリータイムということだったので、皆と相談して、台湾の先住民族の住んでいる所を訪ねるオプショナルツアーに行くことにする。
risi的には「故宮博物院」をもう少し見たかったのだが、こんなに近いのならまた来ることもできるだろう。

で、再びバスに揺られること約1時間、「烏来」というところに行く。
途中の道路わきに、所々で「檳榔」の看板を目にする。檳榔=ビンロウ、檳榔ヤシの実を売っている店だそうだ。
日本でもちょっと前までは地方に行くと、街道沿いにその土地の物産を売る店が何軒も見られたが、近年では高速道路やバイパスの整備によって、ほとんどその姿を消してしまった。目的地は近くなったけれども、以前のようなアプローチの楽しみはもはや求めるべくもない。
これもまた郷愁を覚える光景であった。

檳榔ヤシの林。

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烏来は山間の渓谷沿いにある温泉地で、まだ午前中ということもあってか閑散としているが、日本の温泉街とそっくりだ。

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お土産屋さんも台湾ならでは。

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建物が少し古びているものの、景観はまるで箱根とか奥利根とかの温泉地のようだ。
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なんと河原にお湯がわき出しているところがあり、まるで富山の鐘釣温泉と同じようなロケーション。

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この温泉街からトロッコ電車に乗り、さらに奥に進む。

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このトロッコは、元々森林伐採のための機材や切りだした木材の運搬用として敷設されたものを観光用に転用したものとの事で、日本にも同様のトロッコ電車はあるが、こちらのは一両あたり4人乗りと、かなりコンパクトで愛らしい。

トロッコに揺られること約10分で終点。「烏来林業生活館」という建物やお土産屋さんが数軒あるところに着く。
ここからは川を挟んで向こう側に見事な滝を見ることができる。

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原住民にとっても神聖な滝であったとのことだが、なるほど想像に難くない。

ここに「gaga劇場」という、山間地にしては場違いなくらい大きな劇場があり、そこでタイヤル族という原住民の踊りを見学。

もっと素朴なものを想像していたのだが、予想に反して中途半端に現代化されたミュージカルのような印象。衣装は原住民の着ていたものと同様の物らしいのだが、出演者が皆、どう見ても原住民の子孫ではないよなあ、といった顔立ち。褒めていいのか貶していいのか・・・、中途半端な酔いみたな1時間だった。

その後台北にもどってお昼ごはん。〆はコレだ。

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今回の旅は全くお任せのツアー旅行ということもあり、ほとんど予備知識もなく「くっ付いて行った」わけだが、それが返って良かったのか、思いがけずあちこちで小さな感動を味わうことができた。また、言語や習俗は異なるものの、なぜか懐かしさや近しいものを感じた。やはりアジアの一部であるということであろうか。
そしてまた、われわれ自身もまたアジアの一員であることを改めて強く印象つけられた旅でもあった。


 ・・・終。
by katabami03 | 2014-07-20 22:46 | 旅・山
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