「レゾン デートル」という言葉があったなあ。

外回りを3件。

先ずは江戸川橋の「Gallery NIW」にて、龍生派の今井蒼泉君と陶の川合牧人さんのコラボ『あわいの景』を拝見。

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今井蒼泉君は今龍生派でもっとも活躍している若手で、今回は3つのブースに分かれて作品を展示していた。
全体の印象としては、作品の質量がちょっと中途半端な感じ。ボリュームで見せるのか、それとも余分なものを極力削ぎ取った、ギリギリの線で見せるのか。
しかしまあ、やって見なければ何ものも生まれない。生み出せない。その手探りの姿にはエールを送りたい。

次に銀座のレトロビル、奥野ビルにある画廊、巷房での『田中秀穂展 EMERGING』を拝見。

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田中先生はムサ美のテキスタイルの先生だったが、3年ほどまえに体調を崩されたと伺っていた。今日お会いして詳しいお話を伺ったところ、脳出血だったとの由。右の手足に後遺症が残っているが、リハビリでだいぶ復調してきている。立体をやりたいがまだちょっと厳しいので、先ずはできるところから、と仰っていた。
画廊内には先生のお人柄を映してか、教え子や友人知人など、来客が絶えない。
早く本調子に戻られ、また豪快かつ繊細な立体作品を見せてくださることを切に祈る。

次は日本橋の「ギャラリー砂翁」に向かう。
普段ならば歩いていくところ、雨なので地下鉄に乗る。京橋→日本橋→三越前、この辺ってなんだかバス停みたいな感じなんだよなあ。
で、砂翁。中川健二さんの木版画展『月読』。

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中川さんはデザイン関係の会社を営みながら作品制作を続け、この木版画「つくよみ」シリーズは1995年から始められて、今回で一区切りだそうだ。
今までの作品には人物や動植物なども散見されたが、今回はデザイン的でスッキリとしたものになっていた。

田中先生、中川さん共に私よりも年上であるが、変わらぬ制作意欲に圧倒される。
喉が渇いたので近くのコーヒーショップで一息入れる。
良い先達に巡り合えた幸福を想う一時だった。


明日から3日間台湾に行ってきます。
台風が接近しているのでどうなる事やら・・・。
by katabami03 | 2014-07-07 22:38 | 展覧会・イベント
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