ここ数日、仕事の合間に花展見学。まとめてご報告。
ロングランの目黒雅叙園(まだやってます)「いけばな×百段階段」。
古流協会のお仲間、理恩会の宇田川さんのロビー作品。
雅叙園の庭の緑を借景に取り込んだあでやかな華屏風。
日本橋高島屋にて池坊『花の品格』展から。
池坊といえば先ず立花。どれも威風堂々。
同じ立花でもこれは新機軸、四方見(360度、どこからでも見れる花)。
池坊由紀さんの作品、今回はちょっとファンタジックな感じ。
家元、専永先生は会場内に和室を再現して。
これは立花新風体と呼ばれるジャンルの作品。
池坊の自由花は軽やかで透明感のある作品が多い。
重鎮、戸内先生は立花の名手でもあるが、今回は存在感のある自由化を展示していた。
いけばな「きらら会」の30周年記念展から。
きらら会は和紙や水引を用いて、ラッピングのような方法で花入れを作り、そこに花を挿すという独創的なスタイルを持っている会だ。
主宰者の河田先生の作品。
今展では和紙を用いない作品や造形的な作品も楽しめた。
帝国華道院という団体があるが、そこの研究部が年に一度開催している作品展。
会場は有楽町の交通会館地下にあるゴールドサロン。
前会長の関江先生の生花。
自由化も華やか。
壁面を利用した作品に佳作が見られた。
雅叙園の花展(自分の担当週)が終わって少しは遊べるかと思ったが、なんだかんだと雑事が続く。
体調もいまだに本調子とはいえないし、ああ、屋外では何をするにも一番いい季節だと言うのにストレスがたまりそう。
小出しにしないと、自分のことながら反動が怖い。