棕櫚を生ける。

3カ月に一度の古典研究の会。
今回の花材は棕櫚(シュロ)。

棕櫚の葉は大きなものになると80㎝~1m近くになる。
古典花を生ける場合は、そのままでは大きすぎるので、一枚一枚形を整えてから生け上げることになる。

花屋さんからは既に先端部を切った、このような形で届く。

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これを、やや楕円状に切りそろえて・・。

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自然に生えている棕櫚の葉の葉先は桜の花びらのような形になっているので、一枚一枚ハサミで葉先を自然に近い形に成形する。

自然の葉(これは新芽)。

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写真のように切っていく。

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Oさんの作。

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生花(古典花)は一定の規矩に当てはめながらも自然の出生(自然の状態)をある程度大切にしつつ、自然観をも表現できる様式だ。
棕櫚は生花の中でも、その生け上げられた姿からは、自然の風情や趣といった情緒的なものよりも、人工美を表出する特殊花材と言えよう。

こんな楽しみ方が出来るのも生花の魅力のひとつだと思う。
by katabami03 | 2013-09-12 21:48 | いけばな
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