無名峰登頂記。

今日はお休み、朝食を終えてからしばしマッタリ。
予定していた国芳を見に行こうと思ったのだけれど、街場に出るには、多少は小ザッパリとした格好をせにゃならんなあ。あー、面倒くさい。などなど、あれこれ思っているうちに11時を回ってしまった。
完全に出遅れ。
で、外を見るとなんとまあいい天気ではないですか。
寒いけれども、こりゃあ自然に親しむにはいい日和だ、と方針変更。

地図を広げてサックリと当たりをつけて出発。目指すは青梅の小ピーク。

車で青梅の今井という辺りまで行き、そこから徒歩で七国峠というところを目指したわけだが、登り口が分からない。
下から見たところ、木は茂っているけれども住宅の裏山みたいな感じなので、どこからでも山入って登っていけば、どこかで道に行きあたるだろうと思って、適当に当たりをつけて、上に向かう舗装路を登っていくと、おお、何と見事に林道の入り口に着く。
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林道入口にある大きな檜(ヒノキ)。
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しばらくすると道が二手に分かれる。右の道は先で下っていくようなので左の道を行く。
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しばらくはシッカリとした道が続いていたのだが、だんだん紛らわしくなり、やがて鬱蒼とした森の中に消えてしまった。
この先で道が消えてしまった。
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引き返して、もっと前にあった分岐点から尾根伝いの道を進む。
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道の両側に檜が立ち並び、お寺や神社の参道のようだ。
尾根の両脇の斜面は杉や檜の植林ではなく雑木が茂っている。思うにこの辺りはもとは檜の植林帯で、伐採された後は尾根筋だけ檜を残してそのまま放置されてきた森なのではないか。

斜面の小灌木。
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立ち並ぶ檜は枝打ちされていない。中にはかなり太ものもある。
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しばらく進むと、ン?
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音大の所有地とな。ここに校舎を造るんかいな?
まあここまでくれば大きな音を出してもだーれにも迷惑はかけないだろうけれど、それにしても不便だよなあ。・・・投機目的?大学も企業だからねえ、それもアリか。
ともあれ、小広いカヤトの原がひろがる気持ちのいいところだった。
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さらに先に進むと、アメーバのように次から次と分岐点。ここはいったい何なんだ。
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あちこちうろつき歩いたけれども、何とか小広い林道に行きあたる。

こんなものが。
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確かに「上田市」とある。地べたに放置された看板には真田の六文銭。
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さらに近くにはこんな看板も。
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益々もって疑問は深まるばかり。

ともあれ初めて道標のあるところに出た。
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見はるかす青梅の街並み。
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このあたりが「七国峠」なのだろうか。
ま、勝手に認定して、近くの小ピークを目指す。
多分ここを上がるのだろう。
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ドンピシャ、っていうか道標のすぐ横の岡みたいなところ。
大岳山を望む。
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シッカリ三角点を確認。
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標高226,0mの無名峰に無事登頂。

帰りは来た道を引き返す。

往路1時間25分、帰路21分。
途中で食べたコンビニのサンドイッチ、美味。
by katabami03 | 2012-01-12 22:49 | 旅・山
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