秋の展覧会シーズンたけなわ。
昨日は外回りを3件。「この世界、義理をかいちゃあいけねーよ」、ってとこか。
今日は今日とて11月にやる展覧会の打ち合わせやら、地元へのあいさつやら、なかなか自分の作品の制作に入れない。うう~~~~っ!
夕刻に明大前のキッドアイラックホールに行く。
余談であるが、このキッドアイラックホールという小屋は窪島さんという方が設立・運営しており、かの「信濃無言館」や「信濃デッサン館」も窪島さんがつくられたそうだ。
実はちょっとした成り行きから、映像作家のヒグマ春夫さんとコラボレーションをすることになってしまった。
もともとrisiの行動原理ってのは、高尚な、あるいは先鋭的な理念があるわけでもなく、表現することへの抑えがたい情動にかられるでもなく、ましてや後世に名を残そうなんて不埒な思いは、ほんの少しも、これっぽッちも。一秒もないわけで、ただ一点「面白そうか否か」、これに尽きるわけで・・・。
で、まあヒグマさんの誘いに二つ返事でOKしてしまった次第。
キッドアイラックホールの下は半地下になっていて、そこではコーヒーやアルコールも飲める。
ヒグマさんと打ち合わせでそこに入ったら、あの中村敦夫が何かの打ち合わせで来ていた。久々に有名人を見たぞ。
中村敦夫、テレビと同じ顔で同じ声でしゃべっていた。
ところでヒグマさん、度々異種表現者とコラボをしているのだけれど、大体一回1時間前後。
普通のいけばなデモなら適当におしゃべりを入れたりすればなんとか間をもたすことも出来るのだけれど、映像とのコラボとなるとそうもいかない。
ああ、どうしよう。長いぞ1時間。またやっちまっただよ、安請け合いをして墓穴を掘ってしまった。
さてどうしたものか、本番まであと二カ月、・・いつまでつづくか産みの苦しみ。