日本橋高島屋で開催中の草月展に行ってきた。
午前中の寄り合いが長引き、午後も予定が詰まっていたので大急ぎで拝見。
入り口の迎え花は重鎮、尾中先生。作品は若い。
入ってすぐの部屋の中央部には吊り作品が。
それぞれユニークな工夫うかがえ楽しい。
壁面にはミロを想わせるような作品も。
大作が展示されている部屋に入って正面は、一目でそれとわかる日向グループの大作。
他にもベテラン作家の久保島さんや川名さんのグループの大作など、なかなか見ごたえのある一室だった。
親分、茜さんはコーナーを利用。黒と赤に塗った竹がしなやか、あでやか。
面白い形、と思ったら小沢先生でした。
この作品は上部の柳がとてもきれい。
小品にも気の利いた作品が散見された。
植物素材にこだわる姿勢は数年前から変わっていないようだが、今年は赤や黒、白と着色したものが例年より多く見られ、いかにも草月といった人工美が横溢した展覧だった。
後期も楽しみだ。