酷暑の中の彩花展。

彩花展、本日無事終了。
以前は8月末から9月の頭にかけて開催されていた花展だが、ここ数年、年々早くなってきて、今年はついに7月開催となった。百貨店の都合とはいえこの時季は花材等なかなか厳しいものがある。
今回はやはり慣れていないせいかチケットなどが手元に届くのが遅く、また、不順な天候、そしてここに来てこの猛暑。わざわざお越しいただくのも申し訳なく、花展の告知は開催前日にFBで触れただけで、どなたにもご案内をお出ししなかった。

この場にてかたばみ会会員作品をアップします。


第一次・小原理史奈
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第二次・岡理尚
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第三次・石川理桃
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第三次・大沢理節
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そして拙作
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竹の「二重切り」の器に朝鮮槙(チョウセンマキ)を上下ともに草型で生けた。
二重切りは様々な生け方が考えられるうつわで、このような生け方の場合は下口をやや軽めに生けると上口の強さが強調されるような性格がある。
ここでは常道通り下口を幾分軽めにしたが、右に張り出す枝をあえて長く生けてみた。
賛否両論あろう。
なんだか幾何学のパズルみたいになってしまったなあ。
分け入っても分け入っても、どこまで続くいけばなの道・・・嗚呼。



# by katabami03 | 2018-07-17 21:38 | 展覧会・イベント | Comments(5)

梅雨明け十日。

関東では梅雨が明けたそうだ。
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梅雨明け十日という言葉をご存知だろうか。
梅雨明け直後の十日間ほどは天気が安定し好天が続くという意味で、山好きはこの季節、梅雨明けを予想して山行計画を立てることが多い。
例年梅雨明けと言えば7月なかばあたり。今年は肩透かしを食らった山ヤさんも多いことだろう。

新宿駅構内にアルプス広場というところがある。
はるか以前に、夏になると信州方面に向かうアルプスという急行列車が、新宿駅を起点に毎晩5~6編成出ていた。
アルプス広場には、それらの列車の出発時間などが記された表札が提示され、その前に、席取りのためにたくさんの人が並んだ。早いグループなどは昼頃から並んでいた。
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ここを通るたびに、私も中高生の頃時々並んだことが懐かしく思い出される。

今では夜行列車も廃止され、アルプス広場の名前だけが残った。しかし今日みたところではそう言った表示も見当たらない。わずかにトイレの名称にその痕跡を留めるのみか。
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何ゆえにアルプス化粧室???
その意味を知る人も少なくなっているのだろうなあ。


# by katabami03 | 2018-06-30 19:36 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

哀愁のハモニカおじさん。(高崎物語69)

研究会が早く終わったので散歩でもして帰ろうかと思ったのだが雨上がりで道が濡れている。城跡も足元が悪いだろうと諦めて駅に向かった。
駅について「このまま帰るのもなんだかな~」ということで、数年ぶりにちょっくらカマしてくることにした。(→高崎物語23・参照 https://katabami03.exblog.jp/10817329/ )
そう、ここは音楽の街だ。(同6、13・参照 https://katabami03.exblog.jp/6548859/https://katabami03.exblog.jp/8271689/ ) 

高崎の研究会日にはいつもハモニカをカバンに忍ばせ、お昼休みに近くの公園などで気が向くと吹いている。
前回にストリートやったのは何と8年前かァ。
発表会などに出たこともないので頭に入っている曲はほんとに少ない。やはり目的がないとどうもお座なりになってしまう。これを機にもっとストリートをやろうかなあ。

約20分、上記のようにレパートリーが極めて少ないので、リトルウォルターの名曲「ジューク」は3回も吹いてしまった。
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充足感というほどのことではないが、なんとなくスッキリとして高崎を後にした。

# by katabami03 | 2018-06-12 22:31 | 音楽又はブルーズ | Comments(6)

有馬ダム今昔。

夏に向けて自転車トレーニングの本格始動。数年ぶりに名栗川上流にある有馬ダムに向かった。
と、気合は良かったのだが腰痛のリハビリライドにしては急激な暑さもあって、ハードなトレーニングになってしまった。

今回訪れた有馬ダムは、risiが中学生の頃はまだ作られておらず、名栗川支流の有間川という渓流が流れ、その流れに沿って棒の折山に向かう登山道があった。
中学になって山登りを始めたころ、この道を通って二度ほど棒の折山に登ったことがある。また、渓流釣りを始めたのも中学の頃で、この有間川にヤマメ釣りに来たこともあった。下流域は渓流釣り初心者でもさしたる危険もない明るく快活な渓だった。その美渓も残念ながら今は湖底に眠っている。

有馬ダムによってできた名栗湖


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名栗湖には湖をぐるりと回れる周遊道路があるのだが、その一角にカヌー工房という木工所のような建物が建っている。
ここは文字通りカヌーを作っている工房で、現代美術の作家であった山田直之さんという方が30年近く前に始めた工房だ。
当初はまるで掘っ立て小屋のような粗末な建物だったが、久しぶりに訪ねてみると立派な工房に様変わりしていた。
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また、およそ25年ほど前にこの湖周辺を会場として「名栗湖国際野外美術展」という野外展が行われていた。
この展覧会は、当時神田にあった「真木・田村画廊」の画廊主であった故山岸信郎さんが中心となって開催されたもので、カヌー工房の山田さんも実行委員としてご尽力されていた。
この展覧会は真木・田村画廊で作品を発表していた作家が多数参加しており、私もそちらで作品を発表していた縁で3年ほど続けて参加した。

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当時山岸さんやほかの作家の人達と韓国で開催される美術展に参加した折、櫻井(岩永)淳子さんという方ともご一緒したのだが、最近FBで繋がり、名栗湖の野外展が現在でも続いていることを知った。
展覧会はまだ開催中だったので櫻井さんの作品を拝見してきた。
櫻井さんは金網を使って人体や動物を作り、それを街中や自然の中に設置するというような作品展開をしている。
今回は何とゴジラ!
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名栗の森の中に突然現れたゴジラは木々の緑と相俟って、日々の緊張をすう~っとほぐしてくれるようなユーモラスな作品だった。

# by katabami03 | 2018-05-18 17:56 | 運動 | Comments(2)

北信の春。

若いころから度々訪れていた北信濃、子供たちが長じてからはしばらく足が止まっていたが、ゴールデンウィークを利用してしばらくぶりに訪ねてみた。

長野県の最北部、野尻湖周辺は春夏秋冬それぞれに季節に応じた魅力や楽しみがある。とりわけ私が好むのは冬と春。
「これがまあ 終の棲家か 雪五尺」と一茶に詠まれたこの地は日本でも有数の豪雪地帯であるが、冬の夜の音のない世界に身を置くと、魂が限りなく浄化されていくように感じる。
そして春。様々な種類の花木が艶やかに咲き競い、木々の芽吹きの勢いや小動物たちの躍動に心躍る季節。この時季は山菜取りという楽しみも加わる。


北信五岳の雄峰、妙高山。朝夕二景。

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様々な種類の桜、木蓮などが一時に咲く。今年は季節の巡りが早いが、谷筋では水芭蕉が咲き始めていた。
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新緑というと黄緑色というイメージが強いが芽吹きはじめはもっと白っぽい。
日本語には色を表わす言葉がたくさんある。白緑ーびゃくろく、この時季の緑はこう呼ぶのが似つかわしい。
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夏になると多くの人でにぎわう野尻湖も今はまだ静か。
春霞の黒姫山と妙高山。山スキーで駆け巡った若いころを思い出し、感慨一入。
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水の中を覗くと無数のエビやワカサギの幼魚。
豊かな自然が息づいている。
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春の喜びを体中で感じる数日間だった。





# by katabami03 | 2018-05-03 21:33 | 旅・山 | Comments(4)