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そろそろ始めねば。

「いけばな×百段階段」展が開催されている。もう第3期に入った。
昨年は今頃出品していたような気がするが、今年は第7期なのでまだそれほど焦っていない。

第1期から現在までのロビーとエレベーター前の作品を一挙公開しよう。(室内は撮影禁止)

トップバッター、粕谷明弘先生。EV前は粕谷尚弘先生。

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第2期は草月、勅使河原茜先生。EV前は石川龍先生。

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現在展示中の龍生派、吉村華洲先生作。EV前は龍生派による合作。

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東京都の指定文化財である目黒雅叙園「百段階段」でいけばなを展示するようになって今年で4年目を迎える。
コッテコテの装飾が施された部屋だけに、参加する流派もそれぞれに工夫を凝らしているが、部屋の雰囲気と花をピタリと合わせるのに毎度のことながら腐心する。
私は「清方の間」担当。いわずと知れた巨匠、鏑木清方の絵が二部屋、それぞれ四面に描かれている。
百段階段の部屋の中では比較的「おとなしい」部屋ではあるが、それだけに花が目立ち過ぎないよう、大画家とのコラボといった意識で臨んでいる。
大まかな方針は決まっているのだが、なかなか決定までに至らない。焦っていないといったが、あまり余裕をかませているとシリに火が付く。さあてどうしたものか・・・。
by katabami03 | 2016-03-30 19:48 | 展覧会・イベント | Comments(0)

初日で終わったのだ!

「いけばな×百段階段」展、第2期本日開幕。

今回は池坊さんが大きな部屋を二部屋とエントランスロビーを担当されているので、池坊の古典花とは一味違う古典花を見せねばならないなあ、と自分にプレッシャーをかけた。
はっきし言うと、池坊さんは「余裕のよっちゃん」って感じ。

ロビー作品は次期家元の池坊由紀さん作。

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昨日の生け込み最中のこと。
お昼ご飯の調達を手伝いの弟子に頼んだところ、お昼を食べながらのよもやま話の最中に、弟子の話では、ロビーにはもうすでに青竹が立ち並んでいるという。
エントランスロビーの作品は午後2時からの公開制作ということだが、それだけセッティングができていれば、あとはそこに花を適宜あしらっていけばいいってことだよなぁ。
大流の力とはこういうことだよなあ。
つくづく羨ましく思ったのだった。

ところで、翻ってわが展示に関して。

本日の終了間際に一人の青年が入ってきて、一作一作をかなり入念に眺めている。「すわっ、同業者かっ!」とおもったが、雰囲気が微妙に違う。
話しかけたところ、仕事は花屋さん勤務、いけばなも学んでいるという。
問われるままに、仕掛けや技術的なことの話をした。
本来ならば公にすることは憚られるようなことも教えてあげた。まあこの時ばかりは「どうせできるわけがない」という、コチラが「余裕のヨッチャン」。

ともあれ、全く古典花を知らない人にも何か感じるものを受け止めてもらえたのかと思うと、嬉しい限りだ。

真摯にいけばなをまなぶ若者に出合え、また彼が私の作品から何かを感じ取ってもらえてればこのイベントに参加した意義もあったといものだ。

初日にして結果が出た、あとはオマケ・・・って、そんなこたあないか。

ご来駕、お待ちいたしております。
by katabami03 | 2015-03-24 22:45 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

百段階段考。

『いけばな×百段階段』の展覧会がいよいよ始まった。
本日、第1期を拝見。

ロビーの作品は龍生派の吉村華洲君。

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彼の過去の作品では、作品素材の持つ力強さをストレートに打ち出す作風が主だったが、このところちょっと変化を見せている。
今回の作品も線的な素材を巧みに錯綜させたもので、量感もあり、見ごたえのあるものに仕上がっていた。

各部屋を一巡して思うのだが、百段階段の各部屋はどれもこれも絢爛豪華だが、一律ではなくそれぞれに個性がある。
いけばなの人は、自分も含めてだが、花を主張するあまり周りとの調和を見失ってしまいがちなところがあるわけで、個性の強い部屋に合わせるのは、実のところかなりシンドイ作業だ。
今日拝見したところでも、花は悪くないのだけれども、部屋との調和といった視点で見ると半分くらいは「ちょっと無理があるなあ」といった印象だった。

さて次回はいよいよ自分の番だ。
今回は一昨年と同じ「清方の間」。
ここは花なんかどうでもよくて、清方の絵を見に来る人もいるくらいの場所なので、今回はやや控えめにいこうと思っている。

とはいえ手抜きするわけではない。念のため。
実際、すでに下準備をはじめているのだが、思いのほか手を焼いている。

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鏑木清方とのコラボと思うと、これは気が引き締まらないわけがない。
タイトルの『百段階段考』って程の大袈裟なことではないんだけど、雅叙園での展覧会3年目にしてそんなことどもを思っているわけだ。
by katabami03 | 2015-03-19 19:51 | 展覧会・イベント | Comments(2)

告知。

昨年に引き続き、目黒雅叙園にて「いけばな×百段階段 2014」が始まります。

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3月18日から5月18日まで、一週間を一期として第9期まで、様々な流派が東京都指定有形文化財「百段階段」に花を展示いたします。

私は第6期、4月22日(火)から4月27日(日)まで、「静水の間」のほかに、エントランスロビーと2Fエレベーター前に作品を展示します。
なお、4月21日(月)は休館日ですが、エントランスロビーは公開制作となっておりますのでご自由にご覧いただけます。

前売り券および通期フリーパス券をご希望の方はご連絡ください。
by katabami03 | 2014-03-16 12:17 | 展覧会・イベント | Comments(3)

やっと下見に。

3月の19日から目黒雅叙園の百段階段でいけばな展が催される。週替わりでいくつかの流派や会が入れ替わり立ち替わりいけばなを展示していくという企画。
百段階段は昭和の竜宮城と言われ、また、『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルともなったと言われる場所だ。

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当初は参加をお断りしたのだが、事務局に押し切られて参加することになった。その時点で残っている日にちと場所がほとんどなく、結局最終週(5月14日~19日)の一番最後の部屋に展示することになった。
3月から始まるわけだが、ウチが展示するのは5月なのでまだ現実味がなく遠い先の話みたいだ。
ともあれ下見会に行かれなかったので遅ればせながら今日会場を拝見してきた。

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雅叙園に最後に行ったのは、假屋崎君が初めてあそこで花展を開いた時なので、随分前のことになる。
なんだか高い建物が出来ていて、以前の様子が全く思い出せない。思わぬところで時の流れの速さを感じてしまった。


雅叙園はまだ先のことだが、これから花展がボチボチはじまり、今春もまた忙しなくなりそうだ。

ご高覧、ご叱責、御願い上げ奉りまする。
by katabami03 | 2013-01-18 22:08 | 展覧会・イベント | Comments(0)