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行ってきまーす。

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by katabami03 | 2015-08-25 09:10 | 展覧会・イベント | Comments(0)

夏休みー2。

「ツールド妻有」の前日、折角なのでー「大地の芸術祭」の里 越後妻有2014夏ーを拝見。

まずは情報収集をかねてキナーレに行く。
キナーレの一部は一昨年にリニューアルされて「里山現代美術館」となっている。そこの一階で佐藤香さんが作品制作を行っていた。

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佐藤さんは妻有の各地で採取した土を用いて作品を描いている。
一見したところ、日本画の顔料とも思えるような土で描かれた作品は、ポップアート的な雰囲気と土俗的な風合いとが同居しており、さらにメキシコの壁画のような力強さを感じさせるものであった。

二階に上がるとキジマ真紀さんの「Fancy Flower」が目を楽しませてくれる。

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森野晋次の「時の封ー妻有2014.05~」は,やや類型化されたきらいはあるものの、いかにも妻有ならではの労作であった。

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回廊部分には原光司+工学院大藤木研究室+F.A.D.Sと日置拓人+木村謙一の作品が設置されている。

前者の作品「Three Travelers」。

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来年に向けたエスキース的な作品らしく、子供しか入ってはいけないとのことだった。

後者の作品「土の光籠」。

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これもまた妻有らしい作品であったが、これはやはり野外に置くことによって一際その存在感が増す作品であろう。せめてキナーレ脇の芝生の上に設置してほしかった。

続いて松代の「農舞台」に向かう。

「農舞台」では「限界芸術百選プロジェクト田中みずき銭湯ペンキ絵展」を拝見。
子どものころから銭湯の絵はたびたび目にしてきたのだが、今までじっくりとみることはなかった。
改めて見てみると全体ベタな感じで、上手いか下手かと言われれば正直なところ「下手な絵」の範疇なのだが、こうも堂々とあけすけに開陳されると、なんだかこちらの気持ちまでハッピーになってくるような不思議な明るさを感じさせる絵だ。

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なんでココで銭湯の絵なのかよくわからなかったが、普段何気なく見過ごしてしまうものの中にもそれなりの面白さはあるものだと再認識させてくれた企画展であった。

わずか二日間ではあったが「ツールド妻有」と相俟って、楽しく有意義な夏休みを過ごすことができた。
by katabami03 | 2014-09-11 22:47 | 展覧会・イベント | Comments(1)

ここが思案のしどころだ。

昨夕「2015 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の企画発表があった。
前回までは東京で行われていたのだが、今回初めて現地での発表となった。
このところ妻有にもちょっとご無沙汰だったので、あちこちご挨拶がてら覗いてきた。

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北川フラムさんは瀬戸内の芸術祭が始まって以来、そっちの方にシフトしちゃったのかなあと思っていたが、何の、原点はココであり、自身の集大成、決着、オトシマエをつけようとしているのかと思えるような気合の入れようだった。

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翻って我がいけばな、いままでズーッと「お客さん」を続けてきてしまった。ここにきていよいよ「本気度」が問われてくるだろう。

軽いノリで行ってきたのだが、なんだかめちゃくちゃ重い宿題を背負わされてきてしまった。
by katabami03 | 2014-06-26 21:37 | Comments(4)

夢のあと。

「大地の芸術祭」の作品搬出(今頃!)で妻有に日帰り。

作品対面9カ月ぶり。

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それにしてもまあ良くやったもんだ。

かまど部屋の作品のバラしは10数分、何と呆気ないことか。
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一泊の予定だったが、思いのほか早く撤収出来そうなので、急遽宿をキャンセル。
大急ぎで解体にかかる。と言っても、ちょっと遊びながら。

ここにも入口を付けてみました。
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天井部分を残して・・・。
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奥の部屋も天井部分を残して・・・。
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天井部分もはずして。
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お掃除すると・・・。
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制作には延べ7日間かかったのに、バラしは半日!
ま、いけばななんてのはそんなもんだ。
・・・て言うか、形あるものはいつかは姿を消す。それが早いか遅いかってことだ。

さあ、次はもっといい作品を造るぞ!
by katabami03 | 2013-06-25 22:46 | 展覧会・イベント | Comments(2)

たった一度の人生だもの。

夕刻、北川フラムさんに会いにアートフロントギャラリーに行く。
北川さんは大地の芸術祭を作り上げた人で、同展の総合プロデューサーを務めている。

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事の発端は、トリエンナーレ以外の年にもいけばなで何かイベントを行えないか、という打診があってのこと。
私自身が属する「Fの会」であれこれ検討し、北川さんに提案したのだが結果は芳しくなく、Fの会としてはしばらく静観して行こうということになった。

同じくFの会の同人であるかとうさとるさんが、いみじくも、「Fの会は小田原評定」と述べていたように、多人数で協議していると、まとまる話もまとまらない、それどころか、まとまっている話も白紙に戻る、といった塩梅。
ウサギが勝手にコケてくれるのを待っているくらいなら、いっそ自爆を覚悟で私自身の提案を出してみようと、本日討ち入りとなった次第。

私の提案のうちの一部には興味を持っていただいたものの、さすがにあれだけの大イベントを立ち上げた人だけあって、いちいちが細心入念、確たる戦略戦術が見えない限り決して安請け合いはしないという厳しさを見せつけられた。

結果は保留と言うことだったが、脈はある。勝負はこれからということか。

帰路、あ~、また余分なことに深入りしてしまいそうだと、ちょっと後悔しながらも、妙な昂揚感を覚えるのであった。
by katabami03 | 2013-03-26 22:51 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

これで見納めかな。

「蓬平いけばなの家」の作品が少し傷んでいるという報告を受けて、3,4日と作品の手直しのために妻有に行く。

妻有に入ると稲穂もすっかり色づいてたわわ。
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十日町でお昼をすませた後、前々回の会場だった小白倉集落に行き、数軒挨拶回りをすませ、「農舞台」にも立ち寄ってこちらにもご挨拶。結局いけばなの家に着いたのは午後3時過ぎになってしまった。

小白倉への道中で見かけたこぼれんばかりの萩の花。
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作品は思っていたほど傷んでいなかったが、せっかく来たのだから一部補修。
その後は5時近くまで受付の子へび隊の子やお客さん達と雑談する。前日の日曜日は何と600人の来場者があったそうだが、この日の来客はパラパラ。そんな訳で、数組のお客さん達といろいろとお話出来た。

そんな訳で、手直しが早く終わったら作品巡りをしようと思っていたのだが、予想外に長居をしてしまった。

どうしようか逡巡したが、意を決して、薊平(あざみひら)の日比野克彦さんトコへ行く。

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この学校跡は以前とほぼ変わりない。
ここから5分程坂を上ったところに新たに一軒家を借りて、そこに作品を展開している。

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家の外壁にホワイトボードを張って、そこにリノリューム板みたいなものを切って、モザイクのように貼り付けてある。
家の1階部分は日比野さんが今までに発行してきた明後日新聞が張り巡らされている。

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2階は外壁と同じホワイトボード仕様で、こちらに貼られている色とりどりの断片は見学者が自由に切り貼りしたもの。
このあたり一帯をワンダーランド化する計画の、先ず第一弾か。


この日の宿泊は三省ハウス。
大地の芸術祭会期中の三省ハウスは貴重な情報交換の場となっている。

食後に神奈川や兵庫から来たというお嬢さん達と情報交換。
神奈川の二人連れは’09年に続けてのリピーター。兵庫のお二人、一人は9連泊、もうお一人の6連泊とのこと。全作品制覇組かと思ったが、聞けば、気に入った作品のところではゆっくりしたり、あるいは何度か足を運んだりしているという。嬉しいことに「蓬平いけばなの家」にも2度ご訪問いただいたそうだ。
お気にいりの作品をいくつか教えていただき、早めに就寝した。

本日(4日)は先ずオーストラリアハウスに行く。朝早いので、まだ開いていないのはわかっていたのだが、外観だけでも見ておきたかった。

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ツンツンしてカッコイイ建物だ。
中は3つのギャラリーになっているらしい。
ガラス越しに展示作品を拝見。

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続いてホルヘ・イスマル・ロドリゲス「自然と文化の出会う公園/室野プロジェクト2012”希望の森”」という恐ろしく長い作品名の公園を見に行く。

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ここもまだ人っ子一人おらず、作品一人占め。

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無国籍池泉回遊式庭園といったところか。

池の周辺のそこここに、一見不気味そうだがどこか愛嬌がある彫刻作品が置かれている。

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とても気持ちのいい空間だった。

まだ時間が早いので、いけばなの家に寄って家を開け、子ヘビが来るまで店番。

その後、今回見ておきたかった「アジア写真映像館」へ足を向ける。

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なんか見たことあるなあ、とおもったら、以前「福武ハウス」だったところじゃないか。大地の芸術祭大スポンサーの福武さん、瀬戸内に完全にシフトしちゃったのかなあ。
ここで敬愛する森山大道、数年前に資生堂ギャラリーで偶然見た榮榮&映里、石川直樹の山の写真などを拝見。

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さらに近くにある倉谷拓朴さんの名ヶ山写真館に寄る。

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どれもとてもいいポートレイトだったので、私も遺影写真を撮っていただいた。

最後に「とても気持ちのいいところ」と教えていただいた日本工業大学小川研究室の皆さんが造った「はさベッド」に行く。
そば畑の中にはさ掛けしたものが数カ所あり、なかにハンモックがつるされているそうだ。

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あいにくの雨で昼寝はできず、写真だけ撮って帰路に着いた。
by katabami03 | 2012-09-04 22:09 | 大地の芸術祭 | Comments(2)

ピンポイントで。

前回の芸術祭の時はシャカリキになって作品を見て回ったのだが、今回はなぜかその気分にならない。
とはいえ3年に一度の大祭、気になる作品だけはチェックしておかねば。

というわけで「ツールド妻有」の合間に作品鑑賞。

瀧澤潔「妻有のためのインスタレーション」
この人の作品は2007年の「代官山インスタレーション」で拝見しているのだが、作品への思い入れの強さは段違い。
機織りの工場跡、1階部分は2009年の作品が展示されている。
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さらにその床下と2階部分に今回の新作を展示している。
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アン・ハミルトン「金属職人の家」
作者の仕掛けを操作するjことで見学者が勝手に音を出して遊べる、音のインスタレーション。
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木村崇人「おてんとうさま+あしあと」
制作時に同宿だったので、いろいろと話をうかがったり、制作途中の作品を見せていただいたりした。
日光写真の応用だそうだが、スケールのおおきな作品だ。
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岩間賢「坪野フィールドワーク」
坪野という山また山のなかの集落に近づくと、道路わきに手作りの幟や灯篭が立てられていて、そのあたりからすでに異空間に入っていくよう。
集落全体が作品、というコンセプトか。
その中でも核の一つが、修復中の土蔵とその周囲。
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なぜか、松の山にある、大きなスピーカーからジャズが流れる蕎麦屋、「滝見屋」の出店があったりして。
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持ち主が芸大の先生という萱葺き屋根の家の脇では、「トンデ空静」という舞踏集団が公演のための舞台作りをしていた。
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男衆は舞台作りや舞台装飾用と思われる大きな白布に色付けをしていたり、女衆は食事の支度やら何やら。
東南アジアや中南米あたりの山岳民族、あるいは旅芸人やサーカスの一座を彷彿とする光景だった。
この集落ではかなり以前から、狂言師の野村万作さんが狂言を演じているとのことだった。
まさにアンビリーバボー!
不思議な空気と時間に満ちた空間を体験。

クリストドロス・パナイトウ「もし明日がなかったら」
山奥の廃校。見学者は私一人。
小さな体育館の中、ジュディー・ガーランドの「虹の彼方に」が流れる。
唯それだけ。なのに訳もなく胸に迫るものがあり、思わず落涙。
2階の小さな教室でも同じ歌がながれている。壁には作家の出身地キプロスの人々の写真。
窓辺ではからずも嗚咽。

何で?と思う人もいるだろう。自分でも分からないけど、こんな風に感じたっていいだろっ!
by katabami03 | 2012-08-21 23:21 | 大地の芸術祭 | Comments(0)

目標は完走だ。

大地の芸術祭には、美術作品意外にも様々なイベントやパフォーマンス等がエントリーしている。
そのなかでも異色なイベントの一つに「ツールド妻有」という山岳自転車ツーリングがある。建築家の伊藤嘉朗さんという方が企画されて、2006年から毎年開催されているそうだ。
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実はこのツーリング大会に、私の自転車の師である若葉サイクルのおやじさんや若葉サイクルに集まる自転車愛好家がつくる「若葉クラブ」が前々から関わっていて、声を掛けられていた。しかし何分にも日曜日がほとんど休みなしの身なので、参加は諦めていた。
ところが今年は開催日に休めることになったので、急遽出場することになった。

妻有の道は大体頭に入っているので、結構過酷なツーリングであることは想像がつく。
本来ならばもっときちんとトレーニングを積んで臨むべきなのだが、急なエントリーゆえちょっと不安。
取り敢えず目標は完走だ。
by katabami03 | 2012-08-14 23:04 | 大地の芸術祭 | Comments(3)

なんとステキな子供達。

いまさら言うまでもないが、子供の頃、夏休みは楽しかった。
思い起こせば次々と夏の想い出がよみがえる。

しっかしまあ、この年になると「新たな夏の思い出」・・・ハア?
なんかあったっけっかなあ・・・。
・・・てな具合。

と、ところが・・・だっ!

新潟は蓬平にて、大地の芸術祭・Fの会企画「いけばな里山学校」をこなしてきた。
これがまあ、生涯忘れえぬ「夏の思いで」となってしまった。
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蓬平集落の子供達と過ごした半日。
この幸福な時間を与えていただいた早川先生、長井先生に感謝。
様々な雑用を引き受けてくれた高橋さんに感謝。
そして何よりも、蓬平の子供たちに感謝!
by katabami03 | 2012-08-12 22:12 | 大地の芸術祭 | Comments(5)

いけばな里山学校

大地の芸術祭「蓬平いけばなの家」では今回もいくつかのイベントを行っている。

毎週末には出品されている先生方によるワークショップと集落の家への訪問いけばな。
さて明日は、早川先生、長井先生、私の三人が担当する「いけばな里山学校」が開催される。早川・長井両先生は前々回のときから同様のイベント講師をしているベテランなので何の不安もない。私はパシリをしていればいいようなもんだ。

今日のうちに現地に入りたかったのだが、いろいろあって明日日帰りという強行軍になってしまった。
前回は生の薔薇の花弁を素材に使ったので、取り替えるために度々日帰りをした。それを思えば大したことないわい、とタカをくくっていた。
これがちょっとした誤算。
盆休みにかかる日曜日だということを完全に失念しておった。
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明朝7時くらいに家を出ればいいかと思っていたが、それでは大渋滞に巻き込まれてしまう。
う~ん、どうしようかな~。
今夜の内に出て向こうで仮眠するか、早朝に家を出るか・・・。

ともあれ、子供達が楽しんでくれるようなイベントにしたい。
by katabami03 | 2012-08-11 19:49 | 大地の芸術祭 | Comments(0)