自然は偉大なる師であるという事。

帰宅するとスキーが届いていた。
新品を買ったわけではない。馴染みのスキー店でシーズン終わりにチューンナップを頼んだついでに保管をお願いしておいたものが、ちょうど保管期間切れで送られてきたものだ。最近のショップではいろいろなサービスがあり、オフシーズンには保管しておいてくれるというのもその一つ。

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ここ十数年の年間滑走日数は惨憺たるものだった。研修会の2日だけなんて年も何度かあった。
昨年は頑張って、いけばな仲間、クラブのスキー教室、クラブ員合宿、指導員研修会と参加して合計11日。久々に二けたの滑走日数だった。この勢いで来シーズンもと意気込んでいたのだが、現実は甘くない。まああれやこれやといろんな用事が押し寄せてきて、スキーのことなど思い出す暇もなかった。
これからはもっとスキーや山歩きや釣りをする時間をもとうとおもう。
言い訳をするわけではないが、自然の中に身を置くことで単にストレス解消というだけでなく、自然からどれだけ多くの創造のための閃きや示唆をいただいてきたことか。
・・・あ、やっぱ言い訳か。でももっと遊びたい、否、遊びます!
文句あっか!
# by katabami03 | 2016-11-18 22:18 | 運動 | Comments(2)

いつのまにやら。

9月10月はとんでもなく忙しかった。その余波で11月になっても雑事に追われていたが、ここに来てやっと少し余裕ができてきた。もうこんな生活は嫌だ。何でもかんでも引き受けずに、来年からは少し仕事を選別しようと思う。
それにしてもこの秋は寒暖の変化が目まぐるしかった。雑事に追われながら気候の変化にあたふたしている間に、気が付けば秋も酣。

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朝夕の冷え込みもボツボツ厳しくなってきた。
各々方、ご自愛めされよ。
# by katabami03 | 2016-11-16 21:44 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

上海の旅ー7

こうしてあわただしい中にも充実した二日間の花展は終わった。
折角上海まで来てすぐに帰るのはもったいないので、翌日はしばし上海の市内観光。

すでに一度来た「新天地」をこの日はゆっくりと見物する。
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中国共産党ができた当初ここで第一回目の会合が開かれたそうで、その建物が記念館のような形で保存されている。
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ここでの会合は秘密裏に行われたものであろうが、あえてこういう場所を選んだというのは、みごとに時の政府の裏をかいたという事だろう。
それにしても見学者が思いのほか少ない。私たちがあたりで写真を撮ったりしている間でも、わずかに一人か二人の出入りがあっただけだ。数十年前なら見学者が後を絶たなかっただろう。ほとんど資本主義社会のように変貌した現在、中国人にとってはもはや興味の対象外ということなのか。

上海は西安などの古都と違って歴史的建造物などが少ないが、そんな中にも豫園(ヨエン)という古い庭園がある。私たちが訪ねたときはすでに閉演時間となっており中に入れなかったので、前庭のようになっている池を巡ったり、そこから続く土産物店などを徘徊する。
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土産物屋や飲食店が軒を連ね、雰囲気は浅草のような感じ。
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漢方薬の専門店は興味津々。
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その晩には上海の夜景も見物。
イギリス租界だったあたりは川沿いにモニュメンタルな建物が並んでいて、夜にはライトアップされている。
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35年前の中国の旅では上海が最終地で、ここの建物の一つが中国の物産、土産物を売っているデパートのようになっていた。当時、旅行者は中国人一般が使う人民元とは異なる兌換券をつかって買い物をした。この川沿いの通りは大勢の人が歩いていて、私たちもこの通りを歩き、川岸で写真を撮ったりした。
道路から直接川を見ることができたのだが、どうも当時と様子が違う。聞けば道路を拡張し、堤防をかさ上げしてその上を遊歩道にしているとのことだった。
堤防の上に上がってみると対岸には色とりどりにライトアップされた夜景が広がっていた。
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日本から上海まではおよそ3時間ほどではあるが、その3時間に加えること35年、時の流れをしみじみとかみしめる上海の旅であった。



  -終わり-
# by katabami03 | 2016-11-08 22:08 | 旅・山 | Comments(0)

上海の旅ー6

いろいろあったものの、ようやく展覧会初日にこぎつけた。
開場は11時を予定しているが早めに会場に向かう。取りあえず最上階の室に花を生けねば。

展示台は屋上にあったプラスチック製のテーブルを白布でくるんでの急ごしらえ。器は草月の田島さんから借用。ストック場に残っている花材の中から、パンパス、ヤシの葉、ストレリチアなどを取り出し、サクットとこんな感じの花を生ける。
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オープニングには主賓として、上海のいけばな関係のお歴々や企業の方がお見えになりテープカット。
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かつて中国を旅した時の記憶では、行く先々で必ず政府の人か役人なのか、偉そうな人が来て挨拶に立たれたので今回もそう言った人がお見えになるのかと思っていたが、そのテの人は皆無。
当時は旅行中どこに行ってもなんとなくどこかで監視されているような気がしてならなかったが、今の中国ではそのようなことは全く無く、とても社会主義の国とは思えないような変わりようだ。

花展会場には終日大勢の観客が詰め掛けていた。数日前の下見の折にはほとんど人影など見られなかったところだというのに、ここの館長さんも驚くほどの来客数だったようだ。
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その日の晩にはホテルで祝宴が開催された。
オープニングの時にいらした来賓の方々と楽しく歓談。途中には中国の伝統歌曲、空手や太極拳、チャイナドレス愛好会の御婦人方によるファッションショーなどのアトラクションも交えてつつがなく終了した。
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[ 花展会場の花 ]
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花展二日目、この朝も船の警笛で起こされる。
ここについて当初はほとんどの船が川を遡っていたが、昨日あたりから石炭や砂利のようなものを満載した大小の船が次々と下ってくる。
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完全な一方通行ではないようだが、遡る日(曜日?)と下る日が決まっているのだろうか。それにしても、よく転覆しないなと思うくらい荷を満載している。川だからこんなことができるのだろうな。
後日、からの船と満載の船とが行き違うのを見た。ご覧の通り。
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さて、花展会場。
この日の午後には1階の特設会場にて森井先生のデモンストレーションが行われる。

小原流の花の大作を3態生けあげるが、その手際の良さと花姿に会場からは惜しみない拍手が送られていた。
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小休憩をはさんで私もミニデモ。短時間だったので実際に花を生けることはせず、今回は草物や枝を矯めるテクニックをお見せする。くさび矯めはどこに行っても大うけだ。
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続いてワークショップ。
30人ほどの受講者がいて、初心者かと思ったら皆さん経験者でとても上手に花を生けるのでこれは楽をさせてもらった。
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その後は特にすることもなく会場をぶらぶらしていたら、リリーさんからちょっと観光に行こうとお誘いを受けた。
案内されて地下鉄に乗る。
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地下鉄の改札口ではどこでも荷物チェックをうけるが、それ以外は日本と大差はない。県はカード式。きれいだし治安も良い。
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「新天地」という駅で降りるととても賑やかな繁華街で、その先に、大戦前まではフランス租界だったところがある。
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建物の外観は残して、中は多くはレストランなどの飲食関係の店になっている。
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フランスの地方の街のようでありながら、どことなく中国風でもある不思議な雰囲気の、落ち着きのあるいい街になっている。

晩にはリーロンさんの御主人の幼馴染だという、趙さんという方のおたくに伺って食事をごちそうになる。
趙さんの家は上海市街のど真ん中にあるが、再開発のために一帯がきれいに取り壊されたなかにポツネンと残っている。市内には古い民家はほとんど見られない中、このいえに入れたのは貴重な思い出となった。
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趙さんは祖父の代からの骨董商とのこと。文化大革命のときに収蔵品約3万点が没収されたが、その後2万点ほどは返してくれたとのこと。まだ1万点返してもらっていないので強気でいのこっているとのことだった。
友人知人をよんで毎晩宴会を開いているらしい。中国人は家族や一族を大事にすると聞くが、私たちのような通りすがりの者にまで酒食をふるまってくれるとは、いったいどういう人なのだろう。
この晩は上海ガニや上海の家庭料理をごちそうになった。
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趙さんの家は宝の山だ。でもここにあるものは大したものではなく、本当にいいものは奥にあるとのことだった。
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# by katabami03 | 2016-10-31 21:13 | 旅・山 | Comments(2)

上海の旅ー5

花展会場の一番奥まったところは建物の最上階にあたる20坪ほどのフラットな空間で採光も良い。主催のリーロンさんの計画ではここを控室にするという事だったが、控室にすえるには惜しいということで、予定を変更してここにも花を展示することになった。
この室の隅の一角を花材のストック置き場にすることになったので、ありあわせのものと余った花材で目隠し(間仕切り)を作る。
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初めは順調だったが、風で倒れたり、カッターナイフで折り目を付けた部分が割れてしまったりと、予想外に手間取ったもののどうにか、こんなものになった。
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こんなことをしているうちに半日が潰れてしまった。
今回は小原流の花展であるが、上海在住の他流の二名、元イケバナインターナショナル(I.I.)会長で、上海I.I.支部を立ち上げた一葉式いけばなのリリーさんと、草月流のマーク田島さん、そして東京から参加する日新流の佐藤寿新さんが賛助出品される。
私は出品予定はなかったのだが、そのような事情から目隠し意外にもう一作生ける事になった。しかしもう夜になっていて時間もあまりなく、なんだか消耗してしまって花を生ける気にもなれなかったので翌朝に生ける事にした。
# by katabami03 | 2016-10-26 21:53 | 旅・山 | Comments(0)