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伝えられていくもの。

古流協会のお仲間、古流松麗会の社中展を拝見。

古流会館の2階に現代華(自由花)3階に生花(古典花)が整然と展示されている。
爽やか、伸びやかな自由花の展示コーナー。

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3階には格調高い生花がこちらも整然と展示されている。

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家元、梶川理仙先生と副家元、久米理真先生による連作。

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先代家元は2年前にお亡くなりになられたが、端正な姿の中にもみなぎる活力は先代ゆずり。その感覚や技術は現家元にもしっかりと伝承されている、そんな姿を見るようであった。
by katabami03 | 2016-07-31 20:30 | 展覧会・イベント | Comments(0)

「花は足で生けろ!」、お説の通りで。

某展覧会で流木を使おうと思い、どこか適当な場所はないか探していたら・・・。
神奈川の宮ケ瀬ダムというところで、ダムに流れ込んだ流木を定期的に無料で配布しているということを知った。そこで早速ダムの管理事務所に問い合わせたところ、「五月に告知したのでまだあるかどうかわからないが、ダム見学方々いらしてみたらいかがでしょう。」という、アットホームなお返事をいただいた。そこで、なくて元々、あればみっけものという感覚で行ってみることにした。

ダムHPのアクセスに従い中央高速の相模湖インターから宮ケ瀬湖に向かう。夏休み最初の金曜日だからだろうか、道路は予想外に混雑していた。
ダムサイトに向かう道に入ると交通量はガクンと減る。そして間もなくダムに。

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相模湖は俗化されているがここははダムを除けば人工物がほとんど見当たらない。
この周辺にはいくつかの人造湖があるが、いずれも神奈川県民の重要な水がめとなっている。厳しく管理されているのはそのためなのだろう。

ダム堤上から横浜方面を望む。

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神奈川といえば川崎、横浜、そこから続く湘南と、海沿いばかりに目が行くが、街場のこんなに近くにこんなに豊かな自然があるとは、ちょっとした驚きだった。

さて目的の流木だが・・・。

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期待はしていなかったが・・・流木置き場はほぼカラッポ状態。
やっぱり自分の足で拾いに行かなければだめって事でしょうね。
by katabami03 | 2016-07-30 21:26 | 旅・山 | Comments(4)

いまだに「走り出したら止まらない」ってか。

家から最寄り駅までは速足で歩いて15分ほどだが、家の近くにバス停ができてからというもの、何かにつけちゃあバスに乗ってしまう。
今朝はそれ程暑くなかったので久しぶりに歩いていく。

道中(?)栗や柿の実がいつの間にか大きくなっている。

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このところいくつかの案件が同時進行していてなんだか気ぜわしく、ゆっくり自然(といっても身近な自然だが)を感じる時間がなかった。
面倒なことからは手を引いて、のんべんだらりと生きていこうと思えばそんなにアタフタすることもないのだが、持って生まれた貧乏性というか、あるいはやらなければいけない時があるということからか、気力体力、余力のあるときにやっておかねばこともあるか。それが今なのか・・・。
ともあれ昔から走り出したら先のことは考えずにやってきたサガ。自制などできようはずもないのは百も承知。せめて季節の移り変わりを感じ取る余裕くらいはね、なくしたくないものだね。
by katabami03 | 2016-07-26 21:18 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

横浜に吹く涼風。

横浜華道協会の花展『花笑』を拝見に伺う。

会場に入ってすぐのところ、横浜華道協会会長にして草月流のエース日向洋一先生の指定席。
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横浜では歴史のある花展だけに会場も盛況。
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拝見したのは第2次展だが、お友達が数人出瓶していた。

光風流の山本曄月先生
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真生流の小堀翆桜先生
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古流協会のお仲間、古流松禹会の先生方もご出瓶。
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その他目に付いた作品を数点ご紹介。

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造形的な作品は少なく、比較的素直に生けられたものが多く観られた。初夏の花材が涼風を呼ぶような爽やかな花展だった。

25日まで、横浜高島屋8階にて開催中
by katabami03 | 2016-07-23 21:29 | 展覧会・イベント | Comments(2)

第36回とはすごい!

昨日は研究会日だったが、研究会終了後速攻で小原流の『マイ・イケバナ』を拝見に行く。
終了時間の15分前に駆け込みセーフ。
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作品は小原流会館の二階と三階に展示されている。
最初にざっと展示作品に目を通してから、気になる作品をを主に一点づつ再見。

会場光景
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時間がなくてゆっくり写真が取れなくて残念。
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全体の印象としては、どことなくおとなしいかな、といった感じ。
丁寧に作られていて完成度の高い作品も見受けられるが、以前の『マイ・イケバナ』に見られたようなダイナミックさはやや影を潜めたような印象。
デザイン的な作品や、パターン化した作品がも以前よりも多く散見されたのも気になった。
ともあれ、個人が自由に作品を発表する「マイイケ」のような展覧会は、沈滞するいけばな界にあってはとても貴重なイベントだと思った。
by katabami03 | 2016-07-18 22:45 | 展覧会・イベント | Comments(2)

長生きはするもんだ。

栂池に行くには夜行バスを利用した。
まだ10代の頃は山、スキー、旅行とどこに行くにも大概夜行電車やバスが当たり前だったが、新幹線網が整備されてからというもの、夜行は数十年来使うことがなかった。
ちなみに古い山のガイドブックを見ると、前夜発日帰りとか、前夜発〇泊とかばかりだが、最近のガイドブックには前夜発などどこを見ても見当たらない。

そもそも夜行には、「きつかった」思い出が多すぎるのだな。
夜行電車は対面シートの普通の中距離用の車両で、なまじ椅子に座るよりも床(座っている人の足の下とか通路)に段ボールを敷いて横になった方がマシだった。
バスはスキーツアーで随分とお世話になった。これもふつうの観光バスが主で、リクライニングといっても椅子がせいぜい10センチくらい後ろに倒れる程度のもので、それ以上に良い設備のバスに乗ったという記憶がない。スキー全盛のころは補助いすまで使っていたこともあったもんなあ。

バス旅行で忘れられないのは1981年にアメリカ合衆国をロサンゼルスからシカゴまでバスで行ったことか。ちなみにこのときはバスを乗り継いで5日間かかった。
米国はグレイハウンドとトレイルウェイズという二大会社が北米大陸を網羅している。
移動手段としてバスを利用するというのはあまり豊かでない階層の人達とか学生がほとんだそうで、旅の途中で知り合った学生は「僕たちはグレイハウンドをグレイハードと呼んでいる」と言っていた。逞しいかの国の若者達にとってもバスでの移動は楽ではないという事だろう。

ともあれ何事も経験、パソコンにて予約を入れて当日新宿に赴いた。

バスの乗り場は数か月前にオープンして話題になった「バスタ新宿」。バスターミナルを略しただけで、なんか安直な命名だが「対案を出せ」といわれても、う~~ん、妙案は浮かばぬ。ま、こんなもんなのだろう。
新宿駅の新南口を出ると、おお!
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バス乗り場のイメージがかわるぞ。
そこからエスカレーターで3階(4階だったか?)に上がる。

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待合室は飛行場のようだ。
東海、関西や北陸方面へのバスがひっきりなしに発着している。それを伝えるアナウンスも絶え間なく続く。こういう喧騒の中にいると、久しく忘れていた旅心が沸々と湧いてくる。

そうこうするうちに栂池行きのバスの出発時間が近づいた。
指定されたバスに乗ると、予想以上に快適そうだ。おまけに今回の乗客は十数人。ほぼ貸し切り状態のようなもの。シート間には余裕があり、さらに背もたれを後ろに倒すと、こんなに倒してもいいのかなあと思うくらい倒れる。飛行機でいえばビジネスクラスといったところか(のったことがないので知らないけれど)。
根は神経質な方なのだが年を取って図々しくなったのか、12時に車内灯が消されると知らぬ間に眠りに就いていた。

今回のバスは栂池が終点だったが、槍ヶ岳や穂高、立山方面に向かう人達を下すために何度か途中停車した。そのたびに目が覚めたりもしたが思いのほか寝ることができた。こいつを利用してまた北アルプスに行くのもいいなあ、と思ったりした。
by katabami03 | 2016-07-08 21:02 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)