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そろそろ始めねば。

「いけばな×百段階段」展が開催されている。もう第3期に入った。
昨年は今頃出品していたような気がするが、今年は第7期なのでまだそれほど焦っていない。

第1期から現在までのロビーとエレベーター前の作品を一挙公開しよう。(室内は撮影禁止)

トップバッター、粕谷明弘先生。EV前は粕谷尚弘先生。

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第2期は草月、勅使河原茜先生。EV前は石川龍先生。

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現在展示中の龍生派、吉村華洲先生作。EV前は龍生派による合作。

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東京都の指定文化財である目黒雅叙園「百段階段」でいけばなを展示するようになって今年で4年目を迎える。
コッテコテの装飾が施された部屋だけに、参加する流派もそれぞれに工夫を凝らしているが、部屋の雰囲気と花をピタリと合わせるのに毎度のことながら腐心する。
私は「清方の間」担当。いわずと知れた巨匠、鏑木清方の絵が二部屋、それぞれ四面に描かれている。
百段階段の部屋の中では比較的「おとなしい」部屋ではあるが、それだけに花が目立ち過ぎないよう、大画家とのコラボといった意識で臨んでいる。
大まかな方針は決まっているのだが、なかなか決定までに至らない。焦っていないといったが、あまり余裕をかませているとシリに火が付く。さあてどうしたものか・・・。
by katabami03 | 2016-03-30 19:48 | 展覧会・イベント | Comments(0)

春よ来い。

三寒四温というけれど、このところの気温の乱高下、なんだかジェットコースターに乗っているようだ。
一旦暖かさに慣れた体にはこのところの寒気は身に染みる。まあ屋内に入れば大概快適ではあるが、自然に対してひ弱になっているようで。で、文明が進歩するほどに人類は退化していっているのだろうなあ。

ともあれうららかな春が待ち遠しい。
久しぶりに猫の額の草花ウォッチング。

山椒がやっと芽吹き始めた。
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花を咲かすやつは・・・、お~~っと、今年も春蘭はたくさん花を咲かせている。
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ろくに肥料も入れていない牡丹、今年はダメかと思ったら・・牡丹は3本あるのだが、数えてみたら4つの莟みを発見。
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ついでに石楠花チェック。昨年たくさんの花を咲かせてくれたので、こちらこそダメかと思ったら2つの莟みを確認。
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おまけだが、庭の隅っこや裏の3,4か所に野蒜が生えている。これは子供が小さいころ、学校帰りにどこかの空き地に生えているのを「お父さんが好きだから」と持ち帰ってきたものの子孫。可食部が小さすぎて食べれないものを、捨てるに忍びなく適当に埋めておいたものが根付いたものだ。
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雑事に追われてうっかり見過ごしているけれど、春はそこまで来ているのだな。
by katabami03 | 2016-03-25 21:13 | 草花 | Comments(0)

ちょいと駿河へ。

静岡の国風華道会が5年ぶりに花展を開催。ちょこっと拝見。

5年ぶりの静岡だがずいぶん記憶があいまいで、なんだか初めて来たところのような感覚だ。
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さすが徳川のおひざ元、竹千代像と葵の御紋。でかい。
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さて花展、今回のテーマは『Power of Flower』。
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モノトーンの会場に花が映える。
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家元は2作、副家元、家元嗣の合作も2作展示されている。

海野光昌副家元と海野光桃家元嗣の合作。
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海野俊彦家元作品。
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作品の背景パネルの写真は家元自らが撮りためてきた写真の中から選んだそうだ。

社中の合作でも同様の設えがなされており、モノクロの写真が作品に奥行を与えていて、独特の効果を醸し出している。
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小品作品は花の中を歩くような設え。
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家元の海野俊彦さんは私と同い年で、華道界では同世代が少ないこともあって、以前から親しくさせていただいている。時々お会いしているのだが、家元、副家元と思わぬ長話をしてしまった。
現在、目黒雅叙園で開催中の『いけばな×百段階段』が今年は同期の出品となっていることもあり、再会を約して静岡を後にした。
by katabami03 | 2016-03-22 22:33 | 展覧会・イベント | Comments(0)

告知。

昨日から始まったイベントです。
恒例となった目黒雅叙園での「いけばな×百段階段2016」、5月15日までのロングラン。

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私は第7期に出品します。
今回は一昨年と同様に、エントランスロビー、エレベーターホールの2か所と「清方の間」を担当いたします。
第7期展示は4月26日~5月1日。
エントランスロビーの作品は4月25日の公開制作となります。
第7期会期中は可能な限りロビーにいる予定です。
ご来駕、お待ち申し上げております。
by katabami03 | 2016-03-17 22:29 | 展覧会・イベント | Comments(0)

昔のまんまだ。

高校時代に入っていたワンダーフォーゲル部の1コ下のI君が某大手建設会社の社長に就任することになったそうだ。
この歳になると友人知人の中には結構偉くなる者もぽちぽち現れてくるが、大手ゼネコンの「社長」ってーのは初めてだ。
ってことで、親しい仲間内でお祝いを兼ねてOB会を開こうということになった。OB会といっても部活を共にした、I君の学年とその前後2学年までのミニOB会。
大半は高校以来の再会だったので最初はほとんど誰が誰やらわからなかった。けれども話をしているうちにいつのまにやらタイムスリップ。会は大いに盛り上がるのであった。

会が開かれた居酒屋の前の駐車場で記念撮影。このロケーション、なんだか妙にハマリだな。

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その後同期の5人で二次会。
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みんないいオッサンになったもんだ。
5人でまた山に行く約束をして散会した。
by katabami03 | 2016-03-16 21:44 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

花展を拝見しました。(高崎物語61)

『高崎市華道協会いけばな展』開催ちう。
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場所は高崎市役所隣接の「高崎シティギャラリー」。
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このブログでも何度か紹介したが、私のようなよそ者から見ても大変使いやすそうな会場だ。様々な文化活動に携わる人々にとって、大変機能的な場所となっているであろうことは想像に難くない。
最近、文化を蔑ろにする為政者や首長の言動を度々耳にして何ともいたたまれない気持ちになること度々。そんな風潮の中にあって、ここ高崎市の文化活動に対する取り組みは有り難く、また、高く評価されるべきものであろう。

さて会場。
まずは広々とした自由花のコーナー。

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確かな構成に裏打ちされた作品は安心安定。

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格花(古典花)のコーナーも充実。

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以下、我が古流かたばみ会の出品作から。

中島理慶
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飯塚理敏
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小野田理笑
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飯島理静
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針谷理二三
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浦部理幸
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萩原理久美
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植原理伸
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前期を拝見できず残念。
『高崎市華道協会いけばな展』 高崎シティーギャラリーにて14日まで
by katabami03 | 2016-03-13 21:33 | 高崎物語 | Comments(2)

悪友かも。

座・高円寺にて『葉子』を観る。
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芥川賞最年少候補になりながら、昭和27年鉄道自殺した久坂葉子の謎を題材にした芝居。
実はこのお芝居、ホンを書いたのが昔の芝居仲間で、いただいた手紙によると数年前から脚本の勉強をしていて、自分の書いたホンが初めて上演されるとの由。
案内をいただいてすぐに本人に電話して予約を入れたのだが、なんと最前列。真ん中よりもちょっと上手で、役者の鼓動までもが聞こえてきそうな特等席だった。
主演は松本幸四郎さんの長女の松本紀保。松たか子さんは夙に有名だがお姉さんのネーヌバリューはイマイチの感。
舞台中心に活動されているのだろうか。芝居はこなれているように見受けられたがせりふ回しに絶叫調が多く、もう少し緩急、メリハリをつけた方がより芝居に厚みが出たのではないかと思った。
何よりも素晴らしかったのは狂言回し的な役を演じた岩﨑加根子。
長いせりふ回しにも澱みや躊躇もなく緩急自在、しかも間合いが絶妙。こういう人がいると自ずと舞台は締まる。
というわけで上演時間2時間弱も瞬く間に過ぎた。

ああ、しかし何といっても嬉しかったのは昔の仲間がこんないい仕事をしているという事。しかもわずか数年前から始めたのだと!
こういう仲間がいるから自分も頑張れる。頑張ってしまう。

いやはや良いことなのか悪いことなのか・・・。
by katabami03 | 2016-03-11 22:23 | 映画・演劇 | Comments(2)

濃い~ぃ一日。

名古屋・豊田へ日帰り出張。

往きの新幹線の車中はほとんど爆睡。特に疲れているわけではないっす。
体の痒みを抑える薬がメッチャ眠くなる薬で、最近は痒みもひところほどではなくなったのだが、たくさん残っているのでこの副作用を利用して、しっかり寝たいときにあえて服用している。
ってなことで寝覚めすっきりと名古屋到着。
若いころ2年ほど瀬戸にいたので名古屋は旧知の土地なのだが、その後めったに来ることもなかったので、あらためて様変わりした様子を見て浦島太郎のようだった。

地下鉄名鉄と乗り継いで豊田に到着。
まずは駅隣接の松坂屋で開催されている「峯月流創流70周年記念花展」を拝見。

松坂屋入口の展示と会場の合作
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家元の大作
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家元は社交的で、女性ながらさっぱりとした方で、作品からもその気性が伝わってくる。

その後「Fの会」のお仲間で豊田市在住のかとうさとるさんの案内で豊田市美術館を拝見。
ここに来るのは3度目のことだが、美術館周辺はいつ来ても気持ちのいい空間だ。

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美術館は谷口吉生設計によるものだが、谷口氏の建築作品はどれもスッキリ爽やか。でもどこか和のテイストを感じさせる。

館内では山口啓介氏の大規模な展覧会が開かれている。
山口氏の作品は2006年の「大地の芸術祭」の折に、廃校に展開されたインスタレーションを拝見しただけだが、そのスケールの大きさに圧倒されたものだ。

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今回はその時と同じ手法によるインスタレーションも展示されていたが、氏の長年にわたって創り続けてきたドローイングの大作群に圧倒される。描かれているものは全く異なるが、それらからはルーブル美術館にに展示されているルーベンスの作品群のような無言の迫力を感じた。

さとるさんにお会いするのは久しぶりだったのでついつい話も長くなってしまった。
その後名古屋に戻り、いけばなに造詣の深い知人に会い、いけばなの現状やら将来やら等等等、ここでまた長話。

あわただしかったが収穫の多い一日だった。
by katabami03 | 2016-03-06 21:30 | 旅・山 | Comments(0)