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カルト的な世界だけれど。

昨日から豊島区の花展が始まっている。
この展覧会では私は大抵の場合生花(古典花)を生ける事にしている。
さしたる理由はないのだけれど、しいて言えば会場の雰囲気とか席の大きさなんてあたりでそのようにしているわけだ。
今回の花材は伽羅(キャラ)と水仙。

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ご覧のように枝ものと草もの。
どちらか片方だけでも良いのだが、展覧会なので少し頑張った。
二種類の花材を置き合わせることで、双方の微妙なバランスとか、材料や花型の対比を楽しむことができる。それに見た目が地味な花材でも少し派手になるし。

一つの花材だけでも季節によって表情が異なるし、器や花型を変えたり、今回のように置き合わせにしたり・・・、一つやるとまた次の工夫やテーマが見えてきたり、まったく生花は無限大。
あれこれ悩みもあるが、裏を返せばそれもまた喜びの一つと言えるだろう。


『豊茶華文化連盟』花展 12月1日午後5時まで 東京芸術劇場5階にて
by katabami03 | 2015-11-30 17:33 | 展覧会・イベント | Comments(0)

カニ缶ゲットしたけれど。

今日は明後日から始まる豊島区の花展の下生けをする予定で出かけたが、少し時間があるようなので「古流松涛派」の花展を拝見に浅草に向かう。

家元、熊野一英先生とご子息、熊野一寛君の生花。

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一寛君の造形作品と家元夫人、一虹先生の作品。

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賑わう浅草でお昼を済ませて、さて、豊島区の花展の下生けをしに池袋に向かう。

・・・ト、池袋に向かう山手線の車中でのこと。

鶯谷あたりで乗ってきて斜め向かいに座ったオジサンが膝に乗せた紙袋から中の品物を3つ4つ床に落としてしまった。すぐに回収したのだが、椅子の裏側にまだ一つ残っている。私の隣のオジサンがサインを送るのだが斜め向かいのオジサンは全く気付かない様子。
この様子をず~っと見てきて、今更気が付かないふりをするのもなんだよな~と思って、拾ってあげたわけだ。
で、駅を過ぎる事二つ三つ、巣鴨駅で止まった時に件のオジサンが立ち上がり、唐突に私の手元にカンズメを一つ置くではないか。
私が「えっ、あっ、」とか戸惑っている間に、「いいから、いいから。」と言いながら立ち去って行った。

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善行と言うほどのことでもないが、人に親切にすると時にはこういういいこともあるのだな。
でもホントに良かったのかなあ。
オジサン、家に帰ってから奥さんに怒られていないかなあ。
「オトーサンがカニ缶あげちゃったから、カニ玉中止。卵焼きだよっ!」
  ・・・とか。
by katabami03 | 2015-11-27 21:35 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(3)

告知。

豊島区「豊茶華文化連盟」花展

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期日:11月29日(土)~12月1日(火)
会場:東京芸術劇場5Fギャラリー

入場無料、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
by katabami03 | 2015-11-26 19:38 | 展覧会・イベント | Comments(0)

たった一度の人生だもの。

秋になってからというものいけばな関係のイベントが続いたものだから、見ておきたかった展覧会がいつの間にか終わっていたりと、なんだか最近は自分の時間が以前と比べると随分減っているような気がする。
で、ようやくちょっと時間ができたので横浜に行く。
目的はネット友の書き込みで知った、バンクアートで開催中の『国際交流女性現代美術展』。

バンクアートの広い展示空間に設えられた作品は一言で言えば「自由」。
このところ自分の会を含めて、限られた席の中に設えられたいけばなばかり見てきたせいか、(それはそれで決して悪いわけではないのだが)何センチ以内に収める、みたいな制約のない作品からは伸びやかな開放感を感じた。

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ここで「やる気のある」仲間を集めて「現代の」いけばなの展覧会ができたらいいなあ、とおもった。

受付の女性に「2階もご覧になりましたか」と言われた。見ていないというと、寄ってみるといいと言われたので拝見する。
『ニッサンアートアワード』という、いわゆる企業メセナ?
隔年で開催されているらしく、今回展示されている7名の中から今年度のグランプリを決定するらしい。

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ついでに見ておきたかった川俣正さんが作ったホールも拝見。

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赤レンガ倉庫でお茶でも飲んでいきたかったところだが、夕方に用事がつまっていたので近くのファミレスで急いで昼食を済ませ、次の目的地である谷中の「韋駄天」に向かう。

韋駄天では大阪在住の華道家、片桐功敦君の、書と陶器の作家との三人展を拝見。

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片桐君は東北の震災以後度々福島に通い、原発の近くで現地の花やそこに残されたものを使っていけばなの写真を撮り続けてきていた。最近写真集にまとめられ、会場にも置いてあったので一冊求めてきた。
そこには悲しみに満ちた鎮魂のはな、あるいは静かに、しかし強い告発を秘めたはなたちが収められている。


久しぶりに自分が見たいものを見て回って思ったのは、やはり最近の自分というのは華道界の雑事(?)に流されているなあということ。
勿論生け花の世界に身を置いている以上様々なシガラミがあり、その中でそこそこアベレージの作品を発表しながら余生を終えるのも気楽でいいのだが、それでいざ死ぬときに本当に満足して死ねるのだろうか。
あれこれ思いを巡らしてみると、やはりこのまま流されて生きるよりも自分の世界のオトシマエをつける時期にかかっているのではないか、そんな意味でも切れる公用は切っていくべきなのではないかと思ったりもしている。
by katabami03 | 2015-11-22 21:40 | 展覧会・イベント | Comments(0)

晩秋の宵、心地よい花展。

「いけばなラボ」という超流派の勉強会があり、2009年に1年間そこの講師をやらせていただいたことがある。そのラボのメンバーのうちの二人、神谷応美さんと小堀翆桜さんが南青山の「蔦サロン」で二人展を開催中。

神谷さんは頑張って大小合わせて20数作を展示。

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小堀さんは大きめの作品を数作。

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拝見してすぐに失礼しようかと思っていたのだが、なにやら宴の準備が進められていて、草月の日向先生や小原の森井先生、そのほかラボの面々や関係者が参集、速攻帰りもヤボなので少しだけごちそうになってきた。

いけばなはやった者勝ち。実際に行動を起こさなければ何も始まらない。お二人とも今回の作品を拝見して、着実に力を付けていることがうかがい知れた。そして仲間というのいいものだなあとつくづく感じる二人展だった。


いけばな二人展:明日(22日)19時まで、南青山「蔦サロン」にて開催
by katabami03 | 2015-11-21 22:10 | 展覧会・イベント | Comments(0)

2016は始まっているわけで。

本日は古流協会の総参務会が開催された。
毎年この会では来春の「古流協会展」の席決めの抽選が行われる。
総参務会終了後の午後には総務席、参務席以外の諸席の抽選。

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まだ秋の花展がいくつか残っているが、いけばな界ではもうすでに来年の準備が着々と進められている。

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まあ若干花展に追われているようなところも無きにしも非ずだが、花展というのは自分にとって諸々の勉強の場でもあるし、自分を鍛える場でもあるわけだ。花展に教えられ、花展で育てられてきたということを思えば開催までの雑務も甘受せねば。

凡人ゆえに常に最良の作品を出し続けるなんてことは無理な話だが、一作一作常に入魂、その思いに変わりはない。
by katabami03 | 2015-11-19 21:58 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

優雅典麗な古典の世界。

古流協会のお仲間、古流松應会の花展に伺う。

会場の「東京美術倶楽部」の2階には大きな和室の広間があり、ビルの2階とは思えないような庭や床の間の設えも見事。
松應会はここで毎年この時期に「伝統生花展」と銘打って古典花だけの花展を行っている。

家元、千羽理芳先生は三艘船を出瓶。

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古書に記された「決まり事」に則りながらも、花材の取り合わせに独自の趣向を加味した作で、流麗な線条美が印象的。

副会長、今村先生は秋らしい一作。
右下に先代の色紙が置かれていて、懐かしくしみじみと拝見。

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こちらの会は腕利きの先生方が揃っていて、それぞれ切磋琢磨、しのぎを削っているという、まことに羨ましい環境だ。

以下数作ご紹介。

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秋も深まってきた。
折々の花を楽しめるのも花展の魅力。
今しばらくシーズンは続く。
by katabami03 | 2015-11-17 19:20 | 展覧会・イベント | Comments(2)

断髪式。

私事で恐縮ですが・・ってか、このブログはすべて私事ですが、Risiも本日見事に還暦を迎えました。いままで育ててくださった皆様に感謝!

で、唐突に床屋に行くことにした。
そう、約2年近く伸ばし続けた髪の毛を切るためだ。理由はない。しいて言えば「飽きた」ってことくらいかな。

床屋さんは小平の小川にある「カットサロン 髪コバヤシ」通称「髪コバ」。
ここのチーフ(若だんな)は、私が東久留米に住んでいたころ、近くにハヤシさんという床屋さんがあり、そこに修業に来ていたのが縁で知り合った。私が今の土地に越したのと相前後して、チーフも実家の理髪店で仕事をするようになった。比較的近いところなので、以来髪を切っていただいている。
初めて「髪コバ」に来た時のカルテを見せていただいたが、年齢欄に40とあった。つまり20年通っているわけだ。(この2年くらいの間は1回しか行ってないけど)←上客とはいえないね。ははは。

髪コバ外観とチーフ。

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さて私の髪は、というと。

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しいてお見せするほどのこともないか。
幸いにもまだ髪は伸び続けてくれているし、また伸ばしたくなったら床屋さんに行かなければいいだけだし・・・あ、小林さん、すまん!
by katabami03 | 2015-11-12 17:31 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(5)

雨の鎌倉。

群馬支部の研修旅行のお誘いを受けて鎌倉に行く。

支部の皆さんは一足先にバスにて現地入りしており、午前中は鎌倉近代美術館の葉山館を見学。私は遅れて電車にて鎌倉入り。昼食から合流する。

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皆さんと美味しいお昼を共にした後、鎌倉近代美術館鎌倉館に行く。

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この美術館はこじんまりとしているが昔からいい企画展を開催しており、若いころは印象派やムンクの展覧会などを観に行ったものだ。
用地の賃貸期限が切れるので閉館、取り壊しの予定だそうだが、さまざまな方面から反対の声が上がっていると聞く。
郷愁ばかりでなく、建築的価値も含めて是非残してほしいものだ。

その後は鶴岡八幡宮見学なども予定されていたが、あいにくの雨模様なので、各自自由行動。皆さんお待ちかねの小町通り散策、買い物タイム。
八幡宮は小雨にも拘わらず多くの人出、七五三のお参りの人などもチラホラ見られた。

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「だんかずら」が改修中でちょっと殺風景。

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鎌倉彫の店など冷かしながら帰路に就いた。



お土産は「井上蒲鉾」の梅花はんぺんと小判揚。

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by katabami03 | 2015-11-08 19:16 | 旅・山 | Comments(0)

まだ揺れている。

花友の千羽理芳君と釣りに行く。

以前に私がアップした山女魚の写真を見て、彼が、「山女魚の塩焼きが食べたい」とコメントしてきたのが事の始まり。どうせなら自分で釣り上げた山女魚ならさらに美味しかろうと今春山女魚釣りに誘った。以来彼は釣りにハマッてしまい、二人で釣り部を立ち上げ、これまでに渓流、防波堤と釣行した。

今回は舟の釣りをしたいという希望で、乗り合い船でのキス釣り決行。
私自身も船釣りはおよそ25年ぶり。早朝の川崎の船宿に向かう。

船宿の周囲は京浜工業地帯のド真ん中。
こんな景色を見ながら釣り場に向かう。

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釣り場に向かう船上の千羽君。

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釣り場は東京湾の中ほど、やや千葉県寄りのところ。
移動中の船からの景色。

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午前中、約4時間の釣りだったが、キスのほかにイシモチ、トラギス、ハゼなどが釣れた。
全部で20匹、晩のおかずにはちょうどいい量だ。

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帰路、川崎方面と船の航跡。

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気持ちがサッパリしたが、目をつむるといまだにフラフラ揺れているみたい。
by katabami03 | 2015-11-06 18:17 | 運動 | Comments(3)