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切ないね。

はるか昔に一時期芝居をしていたことがあった。その頃の仲間の一人が昨年死んだ。
当時、脚本を書き、演出もしていた座長のような人が、仲間の遺品の千数百冊に及ぶ書籍を整理して、処分に出す前に希望者には自由に引き取ってもらうという旨のメールが来た。

死んだ彼が晩年どのようなところにいたのか記憶に留めて置きたい思いもあり、昨日訪ねてきた。

千葉の市川駅から徒歩15分ほどのところにある家を、友人とシェアして住んでいたとのこと。

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一部は処分したり誰かが持ち帰ったりしたそうだが、まだたくさんの本が段ボール箱に詰められている。

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家の色々なところに、読んでもわけのわからないメモが張ってある。

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1980年代くらいまでは芝居の脚本を書いたり、自ら立ち上げた劇団で演出兼役者をしていたが、その後は、なんと呼べばいいのか、いわゆる身体表現的なパフォーマンスの世界に入っていった。

市川駅までの帰路、彼がどんな思いでこの道を歩いていたのかなあ、などと思ったりした。
by katabami03 | 2015-09-28 16:19 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

釣りと合羽の関係。

昨日は久々の休みで前々から釣りに行く予定を立てていたのだが、朝になっても前日からの雨が長引いてどうしたものか逡巡していた。それでも予報では午後は雨も弱くなり曇りがちということで、本年度最後の渓流釣りに行く。

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入渓地点で準備をしていると、渓から上がってきた先行者とバッタリ!
平日の、しかも雨天だというのに物好きもいたもんだ。まあ禁漁間近なのでこんなこともあるのだろう。
渓の情報を聞くと、増水していて先へ進めないという。また、魚も釣れていないようだ。連休中は天気も良かったし、結構人が入って来ていたのかもしれない。警戒心の強い魚だけに、人が入りやすいところはそれだけ条件がきつくなるわけだ。
しからばと、秘密の抜け道を通って少し上流に入る。
およそ50メートルほど釣り登るが、リリースサイズの小ヤマメが遊んでくれるばかり。
川の両端が切り立った崖で、通常は川の端を遡っていくところがあるのだが、増水で行く手を阻まれ、そこで止む無く退散。

その後、普段は行かない上流部にて再び入渓。ここで粘ってようやく晩御飯の一品くらいにはなる数をゲットすることができた。

しっかし、まあ、天気予報にはダマされたなあ。結局終日雨。
およそ3か月前に新しい雨具を買ったのだが、おニューを釣りに使うのはもったいないし、午後には雨も上がるとの予測で、古い雨具を持って行った。これが第誤算で、一応防水スプレーをかけていったというのに全く役立たず。
肩から腕にかけてはすぐさまびっしょり。下に着ていた長袖シャツもジットリと濡れ始めるが、幸いにも最近の下着には大変機能性に優れたものがあり、それを着ていたために思ったよりも不快感を感じない。
そんなこんなで雨の中を5,6時間、魚との駆け引きを楽しんだ。

以前にこのブログに書いたこともあるが、雨が嫌だという人の多くは着ているものや靴が濡れるからいやだ、ということが原因だからであろう。私は濡れることを前提の服装をしている限り雨の中を歩くことは嫌いではない。
そんなわけで、今回は図らずも久々に自然と混然一体になる至福の時間を楽しむことができた。

それにしても雨合羽をどうしたものか。

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随分と長い間あちこちに同行して風雨から身を守ってくれた合羽。
ご覧のように縫い目のシールも剥がれ、もう寿命というのは歴然。でも愛着もあるし、雨はダメでもウインドブレーカーとしてならまだまだ使えるよなあ。

断捨離って難しいよね。
by katabami03 | 2015-09-26 21:38 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(3)

葉蘭に始まり葉蘭に終わる。

昨日の研究会は皆30年以上のキャリアを持つベテランのクラス。
通常は各自が生けたいものを持ち寄って来て生けるのだが、今回は全員で葉蘭(ハラン)を生けてみようという事になった。

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「生花は葉蘭に始まり葉蘭に終わる」という言葉がある。
初心者でも形を取りやすい反面、追求すればキリがない花材という事であろう。
とはいえ、初めていけばなを習いに来た人に、生花の基本である「天地人」を葉蘭3枚だけで生けて「ハイ、おしまい」では、これはちょっと納得できないであろう。実際に葉蘭を生けるのは少し技術も理解も進んでからということになる。

葉蘭3枚による草型。これだけではいかにも寂しい。

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昨日は見本を一作生けてほしいということで、基本の9枚生けを、解説を加えながら実演する。

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器の底に剣山を入れたり、細い針金を使ったりすればそれほど手間はかからないのだが、「何も使わなくっても十分生けれるよ~」ってな所を見せようと気張ったため、少々手間取ってしまった。
要らぬ見栄は張らぬに越したことはないが、張るときには張らにゃしゃぁんめえ。

「葉蘭に始まり葉蘭に終わる」か・・・。
好んで生けたいと思う花材ではないのだが、ん~、ま、たまにはやらにゃいかんな。
by katabami03 | 2015-09-22 17:22 | いけばな | Comments(0)

私も忘れない。

このたびの国会のスッタモンダ、論理も倫理もないみっともない姿を世界中に晒してしまた。こういう光景を見て育った子供たちが将来どうなっていくのか、それを憂うる。
様々な考えの人がいて、勿論今回の法案に賛成の方もおられよう。だが私はあらゆる面からみてやはり反対の立場を取らざるを得ない。
「選挙で選ばれた国会議員が決めるのが民主主義だ」という意見がある。それも一理であるが、このたびの法案に対しては国民の半数以上が反対している。このねじれ状態のままに丁寧な説明や徹底した議論を経ずに決めてしまうこと、これも民主主義というのだろうか。
選挙が全てだとは思わないが、仮にそうであるならば次の選挙でこの思いを伝えるしかない。

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「自由と平和のための京大有志の会」が今の私の思いを代弁してくれるかのような声明文を出した。
全文掲載するのでご一読願いたい。


「あしたのための声明書」 ー 自由と平和のための京大有志の会

わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。

わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。

わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。

わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。

きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。

わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。
by katabami03 | 2015-09-20 18:05 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

私の9・14。

秋の展覧会シーズンに突入したが、公私にわたって懸案が山積。
優先順位を決めて、残る案件は先送りだ。

昨日は午前中にいけばな関係の雑事をこなし、7月から開催されていた展覧会をやっと見に行くことができた。

横浜美術館で開催中の『蔡國強展:帰去来』

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一昨日終了した「大地の芸術祭」でキナーレに巨大な『蓬莱山』を現出させた作家の個展。
数年前に行われた「北京オリンンピック」の開閉会式での花火によるパフォーマンスをプロデュースした作家と言えば思い浮かべる人も多いと思う。
花火のプロデュースもさることながら、火薬を使った絵画などが氏の真骨頂と言えよう。今回の個展でも数点の火薬絵画の大作が展示されていた。
火薬という暴力性とは裏腹に、描かれたものはとても穏やか。しかしそれはただ静かなだけではなく、強い精神性を秘めている静謐とでもいえようか。それは剥製のようなオオカミを数十体使ったインスタレーションでも見て取れた。
この展覧会を観て蔡國強さんという人のイメージが随分変わった。
なんの根拠もないのだが、「この人は結構優しい人なんじゃないだろうか」と、勝手に思ったりもしている。

ランドマークのスタバで一息入れて、国会議事堂前に向かう。

6時半頃、議事堂前にはすでに多くの人たちが歩道にあふれている。
今夜は右翼の人たちもトラックを繰り出している。日本のさらなる属国化を進める法案なのだから当然と言えば当然だわな。

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その後もどんどん人が増え、歩道上では収まりきらず、7時を回ったくらいだろうか、それまで警察官によりかたくなにブロックされていた規制線も耐え切れず、ついに車道も解放された。

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周りを見回してみると、そこにいるのはごく普通の市井の人たちだ。どこにでもいそうなオジちゃんオバちゃん、フツーのお嬢さんや若い夫婦。老若男女、止むにやまれず集まってきた人々だということが一目瞭然。

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これだけの抗議の声があっても法案は通ってしまうのかもしれない。けれども異議申し立ては続けていく。取りあえずの目標は来夏の選挙あたり。


国会の意見陳述(だったかな)、これ自体がアリバイ作りに過ぎないのだろうけれど、SEALDs(シールズ)奥田君の、謙虚ながら強い信念に裏打ちされた意見には感銘した。
最後の部分だけだがご一読いただきたい。

「どうか、どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。

 みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。政治家になった動機は人それぞれ様々あるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。

 勇気を振り絞り、ある種、賭けかもしれない、あなたにしかできないその尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私はそのことを支持します。

 困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します。」
by katabami03 | 2015-09-15 21:35 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

自然の驚異と自然からの恵み。

雨、雨、雨、でいい加減ウンザリしていたらこのたびの災害だ。被災された土地の方たちはつくづく気の毒に思う。と共に自然への畏怖の思いを新たにする。

ところで我が家に生えている茗荷、8月末頃から今月の頭にかけて時々見ていたのだが、かろうじて数個採れるだけで、今年はダメなのかなあと諦めかけていた。その後は雨模様だったり雑事が重なったりでほったらかしにしておいた。
夕方に裏の倉庫に用事があり、そのついでに期待もせずに覗いてみたら、おおお~~~っ!
何とたくさん出ているではないか。それもほとんどが花が咲く前の理想的な(?)状態。
蚊に刺されるのも意に介せず無我夢中で採りまくった。

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長雨の間はじっとこらえて、止んだのを見透かして、ここ一両日で一気に出てきたような感じ。まるで雨の様子がわかっていたかのよう。

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毎年作っている「甘酢漬け」は定番。我が家では昨年あたりから市販の「めんつゆ」を使った「めんつゆ漬け」が好評。ネット友はみそ漬けもいいという。あれやこれや考えるのものも楽しい大収穫。
今日はとりあえず生のまま刻んで、シラス、かつお節とあえて、シークワーサーと醤油で味付け。

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仕事帰りの大宮駅の駅ナカで買ってきた「ゆずごま」をかけたら、これもばっちり。

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期待していなかっただけに嬉しさもひとしお、美味しさもひとしお。
by katabami03 | 2015-09-13 21:48 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

スタートからして豊漁。

暑い暑い夏がフッと一息と思ったら、そのまま雨続きの日々。
秋の長雨といえば例年は9月末~10月くらいのはずだが、これも異常気象の影響なのだろうか。暑さが和らいだと無邪気に喜んでいられない今日この頃。

さて、沈滞著しい華道界だが諸々の花展は元気そのもの。
すでに秋の花展シーズンに入ったと言えよう。
旅行やら何やらが重なり、リアルタイムでご紹介、ご案内できなかったイベントをダイジェストでご報告。

まずは古流協会のお仲間、古流・大觀流の展覧会。
例年は家元、大野理靜先生の作品が会場の中央を締めていたが、今回は家元と副家元の合作。
周囲も生花、自由花が整然と展示されていた。

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代々木上原のGellery YORIにて『辻美水展』拝見。
辻さんは龍生派のベテランで、今春西日暮里で開かれた龍生派の地区展でもよい作品を発表されている。
今回は枝の両端を削ったものをメイン素材に作品を展開されていた。

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池坊の秋季花展は日本橋高島屋にて開催。
池坊専永、由紀両先生は共に現代風にアレンジされた立花。
出品作はいずれも手堅く、特に、技術と共にいつもながら吟味された花材は羨望を覚えるほど。

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渋谷の「Le Deco」という会場で開かれた『肥原慶・粕谷尚弘 いけばな二人展』は将来を嘱望されている東西の若手の意欲的な二人展として、久々に心地よい気持ちで拝見させていただいた。

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もっともっと若い人たちがこれに続いてほしいと思うとともに、私もこんなところで日向ぼっこをしていてはいけない!と、深く自省。

古い友達の溝口奈保子さんからは個展のご案内。彼女の個展は初見。

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最近宮古島が気に入っており何度も足を運ばれているとの由。今回はそのあたりも意識されたのであろう。亜熱帯のムッとした空気を体感させるような作品がユニークだった。
by katabami03 | 2015-09-08 21:22 | 展覧会・イベント | Comments(0)

救世主、なるか。

ちょっと前に後輩がFBで『スーパー蒸し生姜』が「かなりいい」とコメントしていた。
なにが「かなりいい」のかわからないが、昔から食にうるさい奴だったので、それなりに「いい」のだろう。
ということで試すことにした。
とはいえレシピ通り作ろうすると手間がかかるので、先月作った時は手抜きして、薄切りしたものをそのまま天日干ししただけだった。
ショウガを干すと悲しくなるくらい小さくなってしまう。効能がわからぬうちに無くなってしまった。

先日、大きな生姜が安く手に入ったので、今回は前回よりも少しだけてをかけて作ってみた。

まずは薄切りにして。

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20~30分蒸すということだが、圧力鍋で5分ほど蒸した。はたしてこれでいいのかな~あ・・・。

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蒸しあがった生姜の粗熱を取り、あとは風乾ネットに入れて干すだけ。

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またしても悲しくなるくらい小さくなっている。

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ミキサーにかけて粉末にするとよいということだが、ミキサーにかけるほどの量もないので、適当にきざんで食べることにする。

免疫力を高めるには体をひやさないようにするとよいらしい。コレを食すと確かに体がポカポカしてくる。
しばらく続けてみることにしよう。
by katabami03 | 2015-09-06 22:44 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

救世主、なるか。

ちょっと前に後輩がFBで『スーパー蒸し生姜』が「かなりいい」とコメントしていた。
なにが「かなりいい」のかわからないが、昔から食にうるさい奴だったので、それなりに「いい」のだろう。
ということで試すことにした。
とはいえレシピ通り作ろうすると手間がかかるので、先月作った時は手抜きして、薄切りしたものをそのまま天日干ししただけだった。
ショウガを干すと悲しくなるくらい小さくなってしまう。効能がわからぬうちに無くなってしまった。

先日、大きな生姜が安く手に入ったので、今回は前回よりも少しだけてをかけて作ってみた。

まずは薄切りにして。

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20~30分蒸すということだが、圧力鍋で5分ほど蒸した。はたしてこれでいいのかな~あ・・・。


蒸しあがった生姜の粗熱を取り、あとは風乾ネットに入れて干すだけ。


またしても悲しくなるくらい小さくなっている。

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ミキサーにかけて粉末にするとよいということだが、ミキサーにかけるほどの量もないので、適当にきざんで食べることにする。

免疫力を高めるには体をひやさないようにするとよいらしい。コレを食すと確かに体がポカポカしてくる。
しばらく続けてみることにしよう。
by katabami03 | 2015-09-06 22:44 | 食べ物・飲み物 | Comments(0)

旅は楽し。

娯楽が少なかった時代は会社とか仲間内での旅行会というのは親睦とか帰属意識とかと言った意味も含めて楽しみの多いイベントだったのだろうが、諸々便利になった現代では、旅行会というのはかつてのような魅力がなくなっているようだ。
そんな中でも、古流協会の家元会では相変らず年に一回の旅行会が続けられている。
近場で現地集合現地解散なんていう、場所を変えてのただの飲み会みたいな時も何度かあったが、ここ数年は北海道だの台湾だのと、充実した旅行会が行われている。
で、今年は新幹線もできたことだし、噂の金沢行きとなった。

恥ずかしながら、金沢に向かう新幹線の名前が「かがやき」ということを初めて知った。

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金沢までは約2時間半、京都までとほぼ同じ。
金沢は二度目だが、以前は小松まで飛行機だった。こちら方面にはかなり前に山登りで富山まで来たくらいのものだが、当時は夜行電車だった。それが日帰りすら可能になったとは、まさに隔世の感。

富山駅を降りるとガラス張りの巨大なドーム。

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なぜか薬缶のモニュメント。

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駅を正面から見ると、これも巨大な木造の門。

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早めの昼食を取ったあと、先ずは定番の兼六園見物。
写真には収めてこなかったが、ここの樹木はどれも見事。特に松の巨木は巨大な盆栽を見るようでほれぼれする。

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続いて「金沢二十一世紀美術館」。
ここは初めての場所。現代美術が色々あって有名だ。

下を通る人がまるで水の中にいるかのように見えるトリッキーなプール。やジェームス・タレルの作品などを堪能した。

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まだ休みの最中なのか、若い人たちがたくさん訪れていた。

一日目の行程の最後は茶屋街見物。よくこれだけの街並みが残されていた(保存されていた?)ものだと感心する。U先生が毎年グループ展をする茶房でお茶を飲み、しばらく散策後宿に戻った。

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夜はお決まりの大宴会に突入するのであった。



二日目は能登半島に向かう。

バスに揺られること2時間ちょっと。輪島の朝市を見物兼買い物。

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朝市が開かれている場所のすぐ近くに「キリコ会館」というところがあり、ここも覗いてみる。

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恥ずかしながらキリコというのを初めて知った。
祭りの時にこれを担いで、神輿の後ろについて町内を練り歩くそうで、なかなか勇壮なお祭りのようだ。
一番奥に展示されている最大のキリコは、高さ15メートル重さ3トン、150人で担ぐそうだ。

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秋田の竿燈や青森のねぶたと同様に、北前船が通った地域で発展していったものではないかということだった。
まだまだ知らないことがいっぱいあるものだ。

次にまたバスに乗り、能登金剛に向かう。

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奇岩怪石、海岸に流れ落ちる滝、海際の洞窟。いかにも日本の景勝地、といったところだ。
ここで昼食を済ませ、金沢に戻る。

途中の道の駅でルビーロマンという高級ブドウを売っていた。この土地でつくられたそうで、一粒ずつのばら売りもしている。大きさにより一粒300~500円!!味見してみようかともおもったのだが、結局買わなかった。後悔はしていないよ。

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再び金沢。ここで古流の5世家元であった近藤理清師ゆかりの「龍渕寺」をお参りする。

寺の庭の中にある祠の中に近藤理清師の座像が安置されている。

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墓所の中にある五輪塔なども拝観、お参りさせていただく。

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この後に近江町市場に行く予定だったが、皆、特に買いたいものがあるわけでもないようだし、電車の時間まで余裕を持たせたいということで、今回の金沢、能登の旅を終えることにした。こうして、あわただしくも有意義な二日間の行程を終えて車中の人となった。
by katabami03 | 2015-09-03 23:56 | 旅・山 | Comments(2)