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三代目。

しばらくお休みしてしまった。
春のロード4連チャンが終わってふぬけになっているのだろうと思っているご仁もおられるかと。
さにあらず、相変らずの貧乏性にて連日出歩っとりますだ。

で、なんでご無沙汰かというと・・・コレだ。

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わが愛機、実は2月の古流協会展の折に落とした拍子にご覧のような状態になった次第。
こりゃもうアカンと思ったのだが、輪ゴムで縛ってみたら使えるではないか。ということで今までそんな風にして使っていたのだが・・・。
やはりというか、ついというか、とうとう使用不可。
きょう日の機械にしてはよく持ってくれた方だろう。ずいぶん長いこと使ったので愛着はあるが、この辺で成仏させてあげようと思う。

これを写したのは末息子が修学旅行の時に持って行ったデジカメなのだが、その後あまり使っていないようなので、私が使うことにした。
小型軽量化はいいのだが、小さすぎて諸々のボタンなどが押しずらいし、どんな機能があるのかしばらく慣れるまでまた一苦労だ。
by katabami03 | 2015-03-31 22:06 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

ジェンダー的見地?

「いけばな×百段階段」展開催中のため、連日雅叙園通い。
担当の部屋でお客さんへの対応をしている。

椅子に座ってだま~ってお客さん同士の対話を聞いていると、これがなかなか面白く、またある意味で勉強にもなるんだな。

花(花材)に関する会話も面白いのだが、器に興味を持つ人が意外に多い。

今回使った器の中に、鳳凰の装飾が付いた器がある。

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鳳凰だと気づく人ももちろんいるが、雀だとかにわとりだとか、思わず吹き出しそうになることも何度か。
で、改めてよく見てみると、右側と左側とではずいぶんんと造りが違う。

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口が開いているのと閉じているのがあることは以前に書いた。
ほかにも、右側の方の爪はクワッと開いてがっちりとつかまっているような感じだが、左は爪を閉じていておとなしい感じ。右の羽は今にも飛び立ちそうな状態。左は下にたらしている。(この器を使い始めたころ、扱いが荒いために羽が下に折れ曲がってしまったのか、と思った。)

聴くところによると鳳凰はつがいで、オスとメスがあるらしい。どうやらこれは、右が鳳(オス)で左が凰(メス)ということか。

そんなことを考えているうちに、そういえば雅叙園の入口の大屋根の上にも鳥がいるのを思い出した。

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アップで見る限り、こちらの鳳凰はどちらも同じようだ。

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10円玉を飾る宇治の平等院の鳳凰堂ってまだ行ったことがないのだけれど、あちらはどうなのだろう。
ひょんなことから興味がズンズン広がっていく。
by katabami03 | 2015-03-27 23:18 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

初日で終わったのだ!

「いけばな×百段階段」展、第2期本日開幕。

今回は池坊さんが大きな部屋を二部屋とエントランスロビーを担当されているので、池坊の古典花とは一味違う古典花を見せねばならないなあ、と自分にプレッシャーをかけた。
はっきし言うと、池坊さんは「余裕のよっちゃん」って感じ。

ロビー作品は次期家元の池坊由紀さん作。

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昨日の生け込み最中のこと。
お昼ご飯の調達を手伝いの弟子に頼んだところ、お昼を食べながらのよもやま話の最中に、弟子の話では、ロビーにはもうすでに青竹が立ち並んでいるという。
エントランスロビーの作品は午後2時からの公開制作ということだが、それだけセッティングができていれば、あとはそこに花を適宜あしらっていけばいいってことだよなぁ。
大流の力とはこういうことだよなあ。
つくづく羨ましく思ったのだった。

ところで、翻ってわが展示に関して。

本日の終了間際に一人の青年が入ってきて、一作一作をかなり入念に眺めている。「すわっ、同業者かっ!」とおもったが、雰囲気が微妙に違う。
話しかけたところ、仕事は花屋さん勤務、いけばなも学んでいるという。
問われるままに、仕掛けや技術的なことの話をした。
本来ならば公にすることは憚られるようなことも教えてあげた。まあこの時ばかりは「どうせできるわけがない」という、コチラが「余裕のヨッチャン」。

ともあれ、全く古典花を知らない人にも何か感じるものを受け止めてもらえたのかと思うと、嬉しい限りだ。

真摯にいけばなをまなぶ若者に出合え、また彼が私の作品から何かを感じ取ってもらえてればこのイベントに参加した意義もあったといものだ。

初日にして結果が出た、あとはオマケ・・・って、そんなこたあないか。

ご来駕、お待ちいたしております。
by katabami03 | 2015-03-24 22:45 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

第4コーナーを回った。

目黒雅叙園で開催中の「いけばな×百段階段」展、本夕生け込み終了。
春の催し4連チャンも最後の直線に入った。

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今回はすべて古典花を生けた。ごまかしがきかないだけに結構シンドかったが達成感もひとしお。
さて、これが独りよがりではなく、古典花知らない人でも何かを感じてくれるような「花」になったのか、真価が問われるのはこれからだ。
特に今回担当した部屋は、下から見ながら上がってくると最後の部屋。こじんまりとしているが、四囲に描かれているのは鏑木清方の絵。「ここでビシッと〆る」ことができるか否か、やりがいのある部屋でもある。

目黒川の桜、今日見たら開花までもう一息。
散策がてらご来駕いただければ幸甚。
by katabami03 | 2015-03-23 22:46 | 展覧会・イベント | Comments(0)

結局「やったもの勝ち]・・だと思う。

瓦といけばなのコラボレーション「現代瓦・造形と龍生派いけばな」展を拝見。

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瓦と植物とだと、物質的な質量感では圧倒的に瓦の方が強く、一筋縄ではいかない取り合わせだが、出品者一同果敢に挑戦している姿には敬服。
全体、瓦でフォルムを整えておいて、そこに植物を拘わらせるといったスタイルがほとんどを占めていて、サブタイトルの「花と瓦~響きあう美と力」というにはやや気負い負けという感はぬぐえないかな。
そんな中でもベテランの渡辺雲泉さんの作品や名前は失念したが、梅を拘わらせた作品が印象に残った。

ついでに隣の展示室を覗く。

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「わけのわからない」現代美術!のグループ展だったが、なんだかよくわからないけれど、とても気持ちのいい空間だった。
by katabami03 | 2015-03-20 22:07 | 展覧会・イベント | Comments(0)

百段階段考。

『いけばな×百段階段』の展覧会がいよいよ始まった。
本日、第1期を拝見。

ロビーの作品は龍生派の吉村華洲君。

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彼の過去の作品では、作品素材の持つ力強さをストレートに打ち出す作風が主だったが、このところちょっと変化を見せている。
今回の作品も線的な素材を巧みに錯綜させたもので、量感もあり、見ごたえのあるものに仕上がっていた。

各部屋を一巡して思うのだが、百段階段の各部屋はどれもこれも絢爛豪華だが、一律ではなくそれぞれに個性がある。
いけばなの人は、自分も含めてだが、花を主張するあまり周りとの調和を見失ってしまいがちなところがあるわけで、個性の強い部屋に合わせるのは、実のところかなりシンドイ作業だ。
今日拝見したところでも、花は悪くないのだけれども、部屋との調和といった視点で見ると半分くらいは「ちょっと無理があるなあ」といった印象だった。

さて次回はいよいよ自分の番だ。
今回は一昨年と同じ「清方の間」。
ここは花なんかどうでもよくて、清方の絵を見に来る人もいるくらいの場所なので、今回はやや控えめにいこうと思っている。

とはいえ手抜きするわけではない。念のため。
実際、すでに下準備をはじめているのだが、思いのほか手を焼いている。

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鏑木清方とのコラボと思うと、これは気が引き締まらないわけがない。
タイトルの『百段階段考』って程の大袈裟なことではないんだけど、雅叙園での展覧会3年目にしてそんなことどもを思っているわけだ。
by katabami03 | 2015-03-19 19:51 | 展覧会・イベント | Comments(2)

新暦or旧暦?

昨夜は寄り合いで帰りが遅くなり、一昨日予告した私見が書けなかった。ご容赦。

で、何が言いたいかというと・・・、生け花に限らず日本には節句というものが慣習としてのみならず、文化として根付いているわけで、我々の精神的的背景におおきな影響を与えていると思うわけだ。(おお、アカデミック!)
ただね、困るのは節句には花がそれぞれ象徴的に付随しているわけで、コレが新暦では本来花が咲く季節よりも早い。生産者の努力(商魂?)で花屋さんで買うことができるが、無理をしているので花が咲く前に傷んでしまったりする。3月3日の節句(上巳)に桃の花を飾っても、花がきれいに咲く前に莟みが黒ずんでしまった、という経験がある方はおおいのでは。

暦を旧暦に戻せ、というわけではない。せめて節句の日くらいは旧暦に戻してもいいんじゃないかと思うわけだ。
中国や華僑の人たち(ベトナムもそうだったような)は旧正月を盛大に祝うではないか。これで何か不自由があるだろうか。

と、まあそんなことを常々思うわけだ。

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稽古の残花の桜を飾っておいたら見ごろを迎えた。
綺麗だけれど、やっぱり若干の違和感がなあ・・・。
by katabami03 | 2015-03-17 19:31 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

春は名のみ。

ごく自然な感情から言えば、花を飾るとすれば今現在身近に咲いている花を手折って飾るのがもっともふさわしいといえるだろう。
いけばなの世界では、幾分季節を先取りしている感がある。とりわけ展覧会ともなると、2月、3月でももう春色満開といった様相だ。

このところ各種花展が続いたので、なんだかもう春たけなわみたいな気分になっていたが、あわただしい時間も過ぎて、改めて周囲を見回してみると、あれまあ、ま~だ、ま~だ春はこれから、だよね。

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平均気温から見ると2月が寒さの底らしいが、それを基準に考えると、3月の気温は1月といくらも変わらないということだ。3月という響きから、なんとなく暖かくなっている気がするけれど、実際は1月並み!こりゃあ寒いわけだわな。

年間を通して花を生けていると、あれやこれやいろいろと思うところがあるわけだ。
このへんのところ、キチンと整理して述べたいと思う。
今夜はちょっと酔っているので明日改めて・・・ご容赦!
by katabami03 | 2015-03-15 22:55 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

大道芸。

仕事帰りに駅近くの路上に人だかりができていたので覗いてみたら、ジャグリングの大道芸が演じられていた。

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一寸だけ覗いて、なんて気持ちで見始めたら、その実力たるや大したもので、巧みな話術と相俟って見事なパフォーマンスを披露。結局最後まで見てしまった。

池袋駅前では土日ともなると様々な大道芸が演じられているが、パルコ前あたりだと時々官憲が止めさせに来たりする。だが東口五叉路の歩道では、止めさせられている光景を目にしたことはない。ここまでは官憲の手も及ばないのか、あるいは最近では以前よりも大目に見ているのか・・・ともあれrisi的には嬉しい限りだ。

国外の事情というのを多くはしらないが、以前に行ったロンドンやパリでは、広場や街角、はたまた地下鉄の通路や橋の上等々、いたるところで大道芸が演じられているのを目にした。
こういったものが文化の下支えをしているのだろうなあ、と思ったものだ。

で、件のジャグリングの若者、なんとジャグリング世界大会のスティックの部で優勝したことがあるんだって。
今夜は投げ銭、奮発して500円、帽子に入れてきた。
by katabami03 | 2015-03-14 23:44 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

告知(第四コーナーに入るぞ!)。

春のロードもいよいよあと一つを残すのみとなった。
今年で3回目、恒例となりつつある目黒雅叙園の「いけばな×百段階段」。

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私は第二期(3月24日~29日)に出品。
昨年はロビーの大作などがあり準備段階からあれこれせわしなく、さらに直前に体調を崩したりで、綱渡りのような感じだった。

今年は担当するのが一部屋だけなので昨年位比べれば少しは気は楽だが、油断、手抜きは禁物。
同時出品に池坊さんがいるので、ここはひとつ、古流の濃密な世界をご披露しようかと企んでいる。
by katabami03 | 2015-03-11 22:01 | 展覧会・イベント | Comments(0)