<   2014年 06月 ( 15 )   > この月の画像一覧

ここが思案のしどころだ。

昨夕「2015 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の企画発表があった。
前回までは東京で行われていたのだが、今回初めて現地での発表となった。
このところ妻有にもちょっとご無沙汰だったので、あちこちご挨拶がてら覗いてきた。

d0117565_21242444.jpg


北川フラムさんは瀬戸内の芸術祭が始まって以来、そっちの方にシフトしちゃったのかなあと思っていたが、何の、原点はココであり、自身の集大成、決着、オトシマエをつけようとしているのかと思えるような気合の入れようだった。

d0117565_21295847.jpg
d0117565_21305513.jpg
d0117565_2130358.jpg
d0117565_21313290.jpg
d0117565_2131639.jpg
d0117565_21315577.jpg


翻って我がいけばな、いままでズーッと「お客さん」を続けてきてしまった。ここにきていよいよ「本気度」が問われてくるだろう。

軽いノリで行ってきたのだが、なんだかめちゃくちゃ重い宿題を背負わされてきてしまった。
by katabami03 | 2014-06-26 21:37 | Comments(4)

アッラーの思し召し。(リシノメ163)

電脳友の情報から、澁澤幸子さん(お兄さんはあの澁澤龍彦!)の講演を聞きに行く。
場所は代々木上原にある東京ジャーミイ、通称東京モスク。こんな住宅地の中に日本で最大級のモスクがあるなんて知らなかった。

代々木上原から井の頭通りに出て、さてどこだろうと歩いていると、「おお、あれは正に!」。アッラーのお導き。

d0117565_22312214.jpg


こちら側からだと木が茂っていて全貌が望めない。反対側から見ると、「おお、まぎれもないモスクだ」。

d0117565_22335644.jpg


外壁と入口。

d0117565_22341651.jpg
d0117565_2234396.jpg


中に入るとトルコの絵ハガキや物産が置かれていて、こんなものも。
これは礼拝の時に敷く敷物。

d0117565_22505680.jpg


ここは待合室のようなところ。噴水がいい雰囲気。

d0117565_22515944.jpg


トルコの歴史や民族の話を1時間程聴講。

d0117565_2236381.jpg


講演終了後にモスクの中を拝見する。ここは誰でも出入り自由なんだそうだ。

階段を上がって一度外に出るような形。礼拝室は独立しているように作られている。
尖塔と礼拝室の入り口。

d0117565_22391870.jpg
d0117565_2239214.jpg


靴を脱いで入ると、そこは正にイスラムの世界だ。


d0117565_22423713.jpg
d0117565_22424946.jpg
d0117565_224310100.jpg


線が複雑に絡み合ったような文様や唐草のような文様などがそこここに描かれあるいは掘り込まれているが、全面にビッシリとではなく、意外に抑制が効いていて、とても気持ちのいい空間だ。
特定の宗教をもたないrisiだが、お寺にしろ教会にしろ宗教施設というのは、そこにいるだけで心身が清められるような錯覚をもたらす。
世間の汚濁にまみれている身としては、たまにこんな所に来てバランスをとるのも悪くはないものだ。
by katabami03 | 2014-06-24 22:51 | リシノメ | Comments(5)

疲れも吹き飛ぶ「吹上」だっ!

二日続きのチャリ。今日の目的地は青梅の「吹上菖蒲公園」。ここは一昨年だったか・・・、に一度訪ねたことがあるのだが、時季的に早過ぎて花がほとんど咲いておらず、肩すかしをくらったような気持ちで帰ったところだ。

多摩サイクリングロード経由、羽村堰上の公園で一休みしたのだが、カミさんが筋肉痛を訴え、私もシリ(尾骶骨がサドルに当たる部分)が痛くて、「お昼を食べて帰ろうか」と、思わず弱音を吐く。
取り敢えずお昼にしようと羽村駅ちかくのイタめし「クレッセント」に行く。ここのパスタは本当に旨い!
お昼を食べたら二人とも元気になったので(!)、目的地に向かうことにする。

程なく「吹上菖蒲公園」到着。ちなみに入園料は今時200円、安っ!

d0117565_21341960.jpg


谷戸の奥まで見渡す限り菖蒲、菖蒲、菖蒲。

d0117565_213472.jpg


色とりどりの花菖蒲が畝ごとに、正に今を盛りと咲き誇っている。

d0117565_21372768.jpg


有難いことに花菖蒲の原種である「ノハナショウブ」を見ることができた。

d0117565_2139960.jpg


この菖蒲園だけでも、多分200種類くらいの花菖蒲が植えられているのではないだろうか。
以下、ランダムに撮った写真をご覧ください。

d0117565_21482337.jpg
d0117565_21483645.jpg
d0117565_21485856.jpg
d0117565_214986.jpg
d0117565_21492629.jpg
d0117565_21493647.jpg
d0117565_2149569.jpg
d0117565_2150945.jpg
d0117565_21502715.jpg
d0117565_21503799.jpg
d0117565_2150553.jpg
d0117565_2151875.jpg
d0117565_2151347.jpg
d0117565_21514397.jpg


これでほんの、ほんの一部。

花菖蒲は江戸時代に数々の品種改良がなされて現在のような多様な品種が生まれたわけだ。
現在のような科学技術もない時代のこと、先人たちの情熱と根気・・・それは敬服というよりも畏敬。
by katabami03 | 2014-06-21 21:43 | 草花 | Comments(4)

本格始動。

2月の末に体調を崩したのが尾を引き、夏に向けてのトレーニングが約2カ月出遅れ。体がなまって、その上体脂肪、内臓脂肪も何時の間にやら・・・脂がのって戻り鰹のよう、食べても旨くないだろうけど。
階段一段飛ばしくらいでは間にあわない。とはいえ急激に負荷をかけては体を壊すだけだ。はやる気持ちを抑えて、ここは地道にトレーニングを積むしかない。

今日はチャリで久々に青梅の先の峠越え。
何度かアップしているところだけれど、この辺りは、その時々の花が瞬時疲れを癒してくれる。

d0117565_17211881.jpg


今日は山紫陽花(ヤマアジサイ)が出迎えてくれた。

d0117565_17211569.jpg
d0117565_17213950.jpg


初夏には山百合が何カ所かで咲くのだが、こちらはもう少し時間がかかりそうだ。
崖の上の高みに名残りのツツジが見られた。

d0117565_1724367.jpg

by katabami03 | 2014-06-20 17:31 | 運動 | Comments(2)

マジむずいっす。(日々悩悩)

昨年発足した「いけばな懇話会」という団体の総会が開かれ、総会後に川部重臣さんという方の講演とシンポジウムが行われた。

川部さんは企業や自治体の活性化のためのコンサルティングなどをされている方で、今回は低迷するいけばな界をどのように見ているのか、そして、活性化のためにはどのような問題をはらんでいるのか等をお話いただいた。
川部さんの提言はほぼ納得できるものであり、出席者も一様に賛同の意を示していたものの、現実となると、一企業や一自治体のことではないので様々な憶測や利害関係がからみ、これはそうやすやすとはいかないだろうなあ、と思った。
ともあれ実りの多い講演であった。

後半のシンポジウムも、川部さんの基調講演に刺激されてか、意識としては前向きな意見も聞かれたものの、残念ながら以前から話し合われていたことから先に出るような意見は聞かれなかった。

d0117565_2219644.jpg


シンポジウムのなかで、「いけばなを学校教育の中で正規の教科にする方策はないか」という意見があり、この意見自体は随分と前から事あるごとに言われてきたことなのだが、川部さんはシンポジウムの最後に、「いけばなが学校教育に云々というのはちょっと違うのではないか。本当に魅力のあるものならば権力はこちらから働き掛けなくても向こうから擦り寄ってくるものだ」「いけばなはもっと自信を持って良いのでは」と言われた。その言葉が印象的だった。
by katabami03 | 2014-06-18 22:32 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

論より行動に敬意。

京橋の「ギャラリーくぼた」にて、草月のベテランの先生方(大吉昌山、久保島一超、吉川芳山)による三人展を拝見。

この三人展は今回で三回目。前回は7年前になるとのこと。月日のたつのは早いものだ。
定期的に開催されているわけではないが、皆私より年長であるにも拘わらずこうして続けていることに先ず敬意を表したい。
さらに、草月は先週新宿で流展が開催されたばかりだ。続けざまに作品を発表するというそのパワーは敬服もの。

ピンボケで失礼。奥の作品が久保島先生。手前が吉川先生。

d0117565_21452331.jpg


吉川芳山作。

d0117565_21464422.jpg


一作づつ写真を、と思って吉川さんのを写したらここで充電切れ。
大吉先生の作品、一枚目の右に小さく写っているものがそうなんですけど、今回はさらにその右側壁面の作品の方がメインっぽかった。写真なし、ご容赦を。

『草月・三人展』 中央区京橋2-7-11 「ギャラリーくぼた」にて22日まで開催
by katabami03 | 2014-06-17 21:55 | 展覧会・イベント | Comments(0)

心穏やかならざる日々。

・・・とまあ大仰なタイトル。

梅雨時は花が咲き乱れる季節でもあるわけで、我が家の狭い庭にも様々な花が次々と咲いてる。そんな訳で毎日毎日心が騒ぐ。

梅花空木(バイカウツギ)はそろそろ終わりか。花の蜜を求めてか、アリンコ。

d0117565_22144996.jpg


下野草。写している時は気がつかなかったのだけれど、こちらにもアリンコ。
ウチの下野は小ぶりで、そこがまたお気に入り。

d0117565_2216225.jpg


梅雨の定番はこれでしょ。

d0117565_2222835.jpg
d0117565_22222793.jpg


紫陽花はこのほかにも3種咲いている。

水ものも今が旬。

d0117565_2225371.jpg


最後に家いけ。
稽古で残った花菖蒲にウチの紫陽花を添えて。自作の花入れに。

d0117565_22281895.jpg


花はたしかに梅雨時のものなのだが、大雨のあとのここ数日は梅雨明けのような好天が続いている。
降らなきゃ困るし、降リ過ぎもまた迷惑。昔から人々はこうして天候に一喜一憂してきたのかなと思うと、人類は進歩したようで、その実、自然を前にすると大したことはないなあと思う。
ま、人間ってその程度のモンなんだよね。
by katabami03 | 2014-06-16 22:38 | 草花 | Comments(5)

ふぇみにん、ふぇみにん。

女性華道家のグループによる花展[花びらの会]を拝見。
会場は「代々木アートギャラリー」。
代々木というものの、最寄駅は原宿。ここはいつ来ても思うのだけれど、駅の両側のギャップがすさまじい。

こちらは明治神宮側。

d0117565_2331018.jpg


反対側の竹下通り入口。

d0117565_23314429.jpg


「花びらの会」は、世代交代やメンバーの入れ替えなどがあるものの、随分と息の長い花展だ。

花材を申し合わせたわけではないとのことだが、時季を得た、緑の清々しいいけばなが心地良い。

[以下敬称略]

粕谷春水
d0117565_23232414.jpg


太田光
d0117565_23241191.jpg


山本瞱月
d0117565_23255078.jpg


岡田広山
d0117565_23263521.jpg


伊藤庭花
d0117565_23271399.jpg


池田理英
d0117565_2327353.jpg


気負いがなく、かといって手抜きをしているわけでもなく、各人が花をいけることを心から楽しんでいる、そんな雰囲気が横溢した清々しい花展だった。
by katabami03 | 2014-06-13 23:40 | 展覧会・イベント | Comments(0)

昔の人はえらかった。

一昨日久しぶりに羽村に行った時のこと、取水堰の上にちょっとした広場があるのだが、すっかり整備されてきれいになっていた。
その広場の片隅に設置されている、江戸時代に玉川上水を作った玉川兄弟の像。

d0117565_2259661.jpg


以前に玉川兄弟と上水のことをこのブログに書いた記憶があるのだが、探し出すのも億劫なので、興味のある方はググッてくだされ。

広場を挟んで反対側には「牛枠」という、川の水流を弱める仕掛けが復元されていた。

d0117565_2323288.jpg

d0117565_2324656.jpg


これを作る材料は、堤防や河原に植えられた河畔林の木を用い、河原の石を詰めた竹製の蛇カゴを重しにしている。
全て自然素材だから、これを設置した所には水草やミズゴケなどが繁茂する。そしてそこには水生昆虫や川エビなどが居付くであろう。さらにそれらを餌にする魚や鳥も集まってくる。人もまたこれらの恩恵にあずかることができる。
「牛枠」自体も月日がたてば自然に負荷をかけることなく風化していく。
何という見事な循環!これぞ究極のエコ。

コンクリートで固める工法が見直されてきていると聞くものの、まだまだそういう現場を目にすることは少ない。
古人の知恵に学び、それらをもっと活用する方法を考えてもいいのではないかと思った。
何よりも、人間も自然の一部であるということを、ゆめ忘れてはならないと思う。
by katabami03 | 2014-06-11 23:23 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

効率よかったけど疲れた。

貴重な晴れ間だ。
午前中はチャリトレで羽村往復。何と約4カ月振りの自転車。
羽村堰は昨日の雨で迫力がある。

d0117565_21453627.jpg


水量が少ない時はこども達が両岸を行き来するような所も迫力の流れ。
('13、8月16日参照)

d0117565_21471856.jpg


行程が羽村止まりの時は、駅前のドトールで一休みして帰ってくるのだが、最近はコンビニのコーヒー(甘いものも)が美味しいので、奥多摩街道沿いのコンビニにて寛ぐ。

d0117565_21521994.jpg


余談だが、コーヒーショップにとっては痛いだろうなあ・・・。

一度家に帰り、シャワーを浴びてから上京(?)。
雑用を2件かたずけた後、夕刻に草月展の後期を拝見。

前期と同様、ゆったりとし空に浮か作品が心地よい。
d0117565_21571796.jpg
d0117565_21571497.jpg
d0117565_21574820.jpg


ゴリゴリキメキメの作品は前期程ではなかったものの、やはり数点見られる。草月の流行なのかなあ。
そんな中でもやはりビシッと締まった作品が要所を〆ている。草月の底力を感じる。

d0117565_2232154.jpg
d0117565_2224417.jpg
d0117565_2234595.jpg


こんなキュートな作品も。

d0117565_2242817.jpg


壁面の作品は前後期通じてやや饒舌なものが多かったように見受けられたが、これは面白かった。
(松葉の作品・枯れ葉と緑色の葉、平面と浮き上がらせたもの。ややデザイン的ではあるものの、コンビネーションと発想は秀逸)

d0117565_2219451.jpg


小品花のコーナーでもキラリと光る作品が散見された。

d0117565_2211575.jpg


本日、ビール、旨し。
by katabami03 | 2014-06-09 22:15 | 展覧会・イベント | Comments(2)