<   2013年 11月 ( 19 )   > この月の画像一覧

やったね、優さん。

少し前に告知した友人の個展を拝見。

「成瀬優 染色作品展」

先ずは会場となっているギャラリーがある建物が目を引く。
四谷近くの住宅街の真ん中に突如現れた中世欧州城郭風建造物・アートコンプレックスセンター。

d0117565_21503764.jpg


地下のギャラリーはかなりの広さがあり、正面の奥に先ず『百色百反』と銘打たれた、反物によるインスタレーション。

d0117565_21533188.jpg


色の変化もさることながら、近くで見ると生地が一様ではなく、薔薇や音楽(音符や楽器)、正倉院文物などなど、オリジナル模様が織り込まれているものなどがあり、好みの生地に好みの色を染めることができるらしい。

d0117565_2203986.jpg


今回個展を開くにあたって、作品制作には2年を費やしたとのこと。

d0117565_22234100.jpg
d0117565_2222573.jpg


従来の着もののイメージをくつがえすような色遣いやデザインは実に斬新。

d0117565_2284331.jpg
d0117565_2293613.jpg
d0117565_229522.jpg
d0117565_2295362.jpg


古い友人の活躍は何よりの刺激であり励みになる。それとともに、こんなカッコイイ着物なら着てみたいものだ。
男物の生地を染めてもらおうかなあ。
by katabami03 | 2013-11-29 22:14 | 展覧会・イベント | Comments(3)

椎名町。

随分と久しぶりにボランティアのいけばな。
このところ雑事がふえて、ここに来るのは夏以来だ。

d0117565_22413357.jpg


この場所の最寄り駅は西武池袋線で池袋駅から一つ目の椎名町というところ。
最近駅舎が建て替えられ、その数年前には付近の道路の拡張工事があったりして、以前とはすっかり様変わりしてしまった。

d0117565_22525485.jpg


中学生の時この近くに友達が住んでいて、遊びに来た帰りに小学生料金で帰った忘れえぬ(!)思い出がある。
風景は変わったけれど、椎名町と聞くと中学生の時の楽しかった思い出が次々とよみがえってくる。
by katabami03 | 2013-11-28 22:56 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

暖かな朝。

早朝に長男を駅まで送った帰り路、畑の中の道を通るとうっすらと靄がかかっていた。

d0117565_2217208.jpg


頻繁に山歩きをしていたころは霧や靄は特に珍しい事ではなかったが、東京で靄に遭遇するのはいつ以来だろう。
この辺りにはまだ畑や雑木林がのこっているので、気候条件によって靄も発生するのだろう。

秋らしくない光景だけれど、これだから自然って面白い。
by katabami03 | 2013-11-26 22:38 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

常識って何だ。

フトしたことから西荻窪のギャラリー「数寄和」にて『斉藤典彦展』を拝見。
作者が不在のため写真は撮れず。悪しからず。

展示されていた作品は、縦2m弱、横5mほどの大作一点。その他小品が3,4点。大作の方は6枚を繋げて一作としたもので屏風仕立てにも出来るとのこと。
驚いたことに小品一点を除いて、他は全て抽象画。
日本画といえば花鳥風月、あるいは山水画といった概念が見事に打ち砕かれる。
淡い、やや赤みがかったクリームを色主体に描かれている大作をしばらく眺めていたのだが、これが不思議なことに花の絵のようでもあるし、山水を描いてあるようにも見えてくる。
一口に抽象画といっても様々な表現があるわけだけれど、斉藤先生(氏は現東京芸大教授とのこと)の作品からは、観るほどに気持ちが穏やかになっていくような滋味深さを感じた。そして従来の日本画の常識を覆されるような豊饒な世界を垣間見る思いだった。

西荻での個展は明日までだそうだが、銀座の森田画廊というところで30日まで奥さんとの二人展を開催されているとのこと。

森田画廊のDMから。

d0117565_2228125.jpg


これははて?・・・現物を見ないとよく分からないなあ。
時間があったら確認してきましょう。
by katabami03 | 2013-11-25 22:35 | 展覧会・イベント | Comments(0)

遠足。

本当は明日にしたかったのだけれど、天気予報では、明日は崩れそうだということで本日決行。

5時起床。ほんとにもう、遊びに行く時ってなんの苦もなく起きれるんだよなあ。
で、昨夜仕込んでおいた味噌汁とご飯をシッカリ食べて5:45に家をスタート。あ、今日は自転車です。

ところが、このところ暖かかったので11月末の早朝を甘く見ていた。
上はしっかり着こんだので体はそれ程寒くはなかったものの、手足の指先や顔、特に耳が千切れそうだった。
それもそのはず、青梅付近の畑には霜が下りていた。

d0117565_182714.jpg



陽が出てきてからは寒さも少し緩んできたが相変わらず手足は冷たく、この寒さは結局秩父に入るまで続いた。
それでも道中のところどころで名残りの紅葉が見られ、少しは気を紛らわせてくれた。

山伏峠付近はすっかり初冬の風情。

d0117565_1883882.jpg
d0117565_1894756.jpg


峠を下ると、ここでも見事な紅葉が。

d0117565_1892535.jpg


秩父盆地に入る手前では、左手に秩父の名峰「武甲山」が望まれる。

d0117565_1811549.jpg


この山に登ったのは高校生の時で、その頃からすでに石灰岩の採掘で北東面はえぐられたようになっていた。ひさしぶりに見ると採掘はさらに進んだようで、どことなく痛々しい。

荒川に沿って進むと長瀞を通過する。長瀞見物もしたかったが先を急いで橋の上から川を覗くだけ。残念。

寄居ではお祭りをやっていて通行止め。たこ焼きや味噌田楽を横目に、さらに先を急ぐ。

d0117565_18175961.jpg


小川町からは八高線に沿って南下する。
八高線は「高崎物語」の項でふれた通り、関東平野の西の縁に沿って走っている。そのため、主に平野部と山地の間の里山的な丘陵地帯を横切っているので、どことなく懐かしい風景の中を走っているようで疲れもまぎれる。

d0117565_18235029.jpg


ほぼ垂直に南下してきて、飯能からは瑞穂に向かい、そこからは一投足、家には3:30頃到着。全走行距離は178㎞。

オヤジにはキツイ遠足だった。はたして明日は無事に起きれるのだろうか・・・。
by katabami03 | 2013-11-24 18:29 | 旅・山 | Comments(4)

梶井基次郎は「檸檬」でしたが。

いけばなの新藤華浩君と陶芸の山本安朗さんとのジョイント展を見に、青山の蔦サロンに行く。

d0117565_2138865.jpg


安朗さんの蔦サロンでのジョイント展はここでも何度か取り上げているので思い出していただける方も多いと思うが、今回で何と15回目になるそうだ。
継続は力というが、そこまでなかなか続けられるものではない。

安朗さんは、土作りや薪割りなど全て自分一人でこなし、成形は蹴轆轤という、電動ではなくて人力(足で蹴る力)によって回転盤を回す轆轤で行い、窯は薪による焼成という、つまりは電気もガスもなかった時代と同じ方法で作陶を続けている。
原始的な方法であるが故の巧まざる歪みや焼き上がりの変化などがいけばな人に好まれ、ここ数年愛用者が増え、展覧会などでも度々見かけるようになった。

さてジョイント展。
会場のそこここにおよそ10点ほどの花がいけられていた。
一番大きな作は、5,6個の大きめの器にサンゴミズキやカークリコを錯綜させながら、覆いかぶさるように入れた作品で、リンゴを手渡されて、「好きな所に置いてください」と言われた。
見学者参加型の作品とでも言ったところか。

d0117565_21525264.jpg


せっかくなので私も一つ置いてきた。
さて私の置いたリンゴはどれでしょう。
by katabami03 | 2013-11-23 21:57 | 展覧会・イベント | Comments(2)

これは手頃な大きさ。

新しい漬けもの桶を購入、といっても良くあるプラスチック製のやつだけど。

d0117565_21192142.jpg


冬になると時々キムチを漬けているのだが、大量に作るわけではなくてせいぜい二株くらい。今ある桶は大きすぎるので、とうとうもう一つ買ったしまった。

親切なことに、重しの調節まで明記していただいて。

d0117565_212954.jpg


まあこの大きさなら持ち運びも便利だし、貯蔵しておくにもそれほど場所をくわない。
キムチは時々漬けるのに、なぜだか今まで白菜漬けを作ったことがない。寒くなって来たので一丁やってみるか。

市販のお漬物、けっこう高いでしょ。白菜漬け、ワシワシ食べれるとおもうと、ああ、考えただけで嬉しくなってくる。
by katabami03 | 2013-11-20 21:33 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

出勤がてら。

このところ歩くにいい季節なので、駅まで徒歩で行くことが多い。
途中に一方通行の細い道を通って行くのだが、この道の両脇には所々に畑や栗林が残っていて、四季折々の自然の移り変わりを楽しませてもらっている。

少し前に、こことは別の道の脇にある茶の木を紹介したが、こちらの道の脇には高さが2,5mほどにもなる茶の木があり、今が花盛りだ。

d0117565_22265856.jpg


お茶というと茶畑の光景が連想される。腰の高さくらいにに刈り込まれた茶の木のイメージしかなかったので、この巨大に伸びきった茶の木は花を見るまでそれとは気付かなかった。

d0117565_22302448.jpg


なぜここにこのような茶の木があるのだろうか。この茶の木も元は短く刈り込まれていたものなのだろうか。
やはり畑の境界として植えられていたのかな。
ってことは、この道は元は農道だったのかな。

・・・なんてことを想像しながらの出勤は楽しい。
by katabami03 | 2013-11-19 22:35 | 樹木 | Comments(0)

で、結果は?

こりゃあもうバッチリだわ。・・・何が?
失礼いたしました。昨日の結果です。

まあご覧ください。この凛々しい姿。

d0117565_21565460.jpg


・・・ト、これは勇み足。いけばなに興味のない方には「だからどうなのよ、」ってくらいのものでしょう。
次の二枚の写真を見ていただくと、少しは水揚げ薬の威力を理解していただけるのでは。

先ずはこちらに傾けてみる。

d0117565_222444.jpg


次に反対側に傾けてみる。

d0117565_2225846.jpg


三枚の写真を比べてみると、葉の曲り角がどれもほとんど同じだと言うのが見て取れるだろう。
通常だと、右に傾ければ葉の重みでもう少ししだれた感じになってしまう。また、左に傾けると、茎の反発力でもう少し直線的に伸びた形になってしまう。
各写真の角度がそれほど変わらないということは、この水揚げ方法を使って生け揚げた花は、数日間は同じ形を維持することができるということだ。

あ~、コレ、ウチの秘伝にしちゃおうかなぁ~。

あ、でも不適切な角度で固めてしまったら修正が効かない?
それはそれで悲劇的。
by katabami03 | 2013-11-18 22:15 | いけばな | Comments(3)

クスリ。

新宿の裏道を歩いていたら暗がりから東南アジア系の男が近寄ってきて、「クスリ、アルヨ」・・・・・ってな話ではない。

いけばなをやっていると花を長持ちさせるにはどうしたらいいのかという問題に必ずブチ当たる。
古来より様々な水揚げ方法が試行、考案されてきたわけだが、それらを確立してきた先人たちの努力は誠に敬服に値する。
最も単純方法としては、切り口を裂いたり砕いたりする方法がある。これは給水面積を広くするため。
数年前の某コマーシャルで、水揚げのために菊の茎を焼くシーンがあった。御記憶の方も多いと思う。茎を焼くのはかなり以前からあった水揚げ方の一つだ。その他にも、煮る、塩酸につけるなどがある。また、古くから行われていた方法としては、酢や酒(アルコール)に浸ける、塩やミョウバンを切り口に擦り込む、灰のアクや石膏を溶いた水を注入するなどの方法が考案されてきた。ほかに何があったかなあ・・・ま、いろいろあるわけだ。
これらはいずれも切り口の腐敗を防ぐとか、浸透圧を利用すると言った、単純だが化学的は方法と言える。
石膏水は水揚げというよりも葉の中の水を抜けないようにするという荒技だな。

いつごろからかはつまびらかではないが、天然素材に代わって薬品類も使われるようになった。水揚げ方法というのは一部では秘伝のような要素もあったので、昔は公にされるようなことは少なかったようだ。けれども化学薬品などが使われるようになってからは秘伝もあまり意味をなさなくなったのか、活字化されたものが残されている。加えて、近年では様々な水揚げ薬が市販されている。
市販薬には実際のところ何が入っているのかよくわからないが、ものによっては効果があるので必要に応じて利用している。

数年前に入手したクスリをようやっと今日実験する。材料は葉蘭。

d0117565_22174446.jpg


さて明日どうなっているのだろう。・・・・期待と不安。
by katabami03 | 2013-11-17 22:15 | いけばな | Comments(0)