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忘却は罪。

『つなげよう 花の心 2 』展を拝見。

一回目の催しは昨夏行われ、3/11の被災地である宮城県の花卉(切り花)生産者応援という意図で行われたようだ。
今回は東北同様に、甚大な被害を被った焼き物の里「益子」の陶芸家とのタイアップ的な雰囲気が色濃い催しだ。

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会場は中野坂上のライブカフェ「以心伝心」。歩道に面した柵にも作品が設えられており、分かりやすい。

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この催しには参加したい気持ちはあったのだが、現在既に開催中の「彩花展」やら、稽古日やらが重なって、止む無く不参加となった次第。

今展のもう一つの目玉は、現在、旬のいけばな人による全10ステージのパフォーマンス。
残念ながら拝見できなかったが、沈滞気味のいけばな界に対する熱い思いを感じさせる企画だ。

肝心のいけばなであるが、会場の制約もあったであろうが、総じて小品花の展示会といった印象。そんななかでも、エントランス、階段、壁面などに工夫がみられ楽しめた。

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ぶっちゃけ、「復興支援」という冠からはちょっと距離があるように感じたが、どんな形であれ被災地を過去のものとせず、つながっていこうという意志は貴いことだと思う。

ともあれ参加しないものにエラそうなことを言う資格はない。
忘却は時に罪ともなりうるもの。帰路、自戒しつつ、あらためたて三陸に思いをはせるのであった。
by katabami03 | 2013-08-31 22:16 | 展覧会・イベント | Comments(0)

risi検証する。

・・・ってほど大げさなことではないんだけどねえ。
でも気になっている事と言うのは実地検証して初めてスッキリするわけで。

ひと夏楽しませてくれたゴーヤが終わった、と数日前に書いたのだが、今日見たら何と小さな実が付いていた。

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そこで、気になっていた先っぽを観察する。

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この小さな実にはまだ花の残がいがくっ付いているけれども、生育した実に残っているのはやっぱり萼(ガク)だな。

別にこんなことが分かろうが分かるまいが、長い人生にとってなんのメリットもないことで、喉に引っ掛かった小骨程でもない、せいぜい口の中に入った髪の毛が取れたていどの事だが、なんか妙なスッキリ感を覚えるのであった。
by katabami03 | 2013-08-29 22:55 | 食べ物・飲み物 | Comments(3)

妻有は心のふるさと。

妻有を自転車で走ったその日は清津峡の民宿に宿をとり、ビールをガブガブ飲んで爆睡。
翌日は十日町の知人の家に立ち寄ってから帰ることにした。

宿を出てから少し時間があったので、久しぶりにリチャード・ディーコンの『マウンテン』を見に行く。

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ここにいるとなぜか気持ちがゆる~くなる。
前日の疲労が少し残っていて、ゆる~くなった体に追い打ちをかけるように、さらにグデ~ッとさせる。
だ~れもいないので、しばし草はらに寝ころんでグデグデを楽しむ。何て贅沢な時間だ。

しばらくそうしていたかったのだが、アリが体のあちこちを這いずりはじめたので、止む無く起きる。
その後もしばらく深呼吸をしたりストレッチをしたり、周囲をブラブラ歩いたり・・・。

こんな山の中にも小さな棚田が点在しているのは驚きだった。

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十日町に戻ってからまだしばらく時間があったので「キナーレ」に立ち寄る。

昨夏、ボルタンスキーの作品が展示されていた所に、繊維を使ったインスタレーションが展示されていた。

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水の中に張られた布(?)が涼しげで、も思わず手で触れてみたくなった。

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中学生の頃学校が神田川に近くにあって、当時は付近にまだ染物屋さんがあり、神田川で布を晒していた。そんな光景を想い出した。

しばしの間ではあったが、東京に帰りたくなくなるような緩やかな時間をたのしむことが出来た。
by katabami03 | 2013-08-28 22:04 | 旅・山 | Comments(0)

た、魂が・・・。

一昨日の「ツールド妻有」で、噂に聞く『赤い悪魔』さん(以下、赤さん)に遭遇しました。

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このテのイヴェントに参加する自転車は、主にロードレーサーという車種で、重量はほぼ10kg以下、中には6~7kgなんていう超軽量タイプもある。
ところが赤さんの自転車はというと・・・これがママチャリ!!!
一部改造はされているものの、持たせてもらったらかなり重い。重量は20kgくらいはありそう。さらに驚くべきことに、ギヤーが無い。
これで、私がヒーヒーあえぎながら登った激坂を登って、完走したというのだから、正に驚異的と言うしかない。
「赤い悪魔に抜かれると魂を抜かれる」と言われ、赤さんの姿が迫ってくると皆必死に逃げるのだけれど、パフパフッというクラクションを鳴らしながらジワ~ッと迫り、追い抜かれてしまうようだ。

自転車乗りの間では、通称『乗鞍』と言われる、国内でも有数のヒルクライムイヴェントがあるのだが、それにもエントリーしているとのこと。
もう普通に走っているだけではもの足りないと言うことなのだろうけれど、それにしても全体、何者だ?

持って生まれた資質というものもあるのだろうけれど、人間と言うのは計り知れない能力を秘めているのだな。
いやはや、世のなかにはいろんな人がいるものだ。
面白いったらありゃしない。
by katabami03 | 2013-08-27 21:45 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

走った、食べた。

今年も行ってきました『ツールド妻有』。

相変わらずキツかったけれど、昨年よりも少し自転車の乗り方を覚えたことと、一部変更はあったものの、コースの概要が分かっていたことで、前回ほどのダメージはないようだ。
それから、昨年は途中のエイドステーション(休憩所)で、食べ物をあまり食べれなかったけれど、今年はいろいろと楽しませていただいた。

公式のエイドステーション(AS)は「ベルナティオ」と「農舞台」と言うところの二か所だが、その他にも協賛する沿道の集落が自主運営するエイドステーションが数カ所ある。

日の出と共に参加者が集まってくる。

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スタート間近。ちょっとした昂揚感。

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どこのASでも、おにぎり、スイカ、トマト、キューリ、いろいろなお漬物などが供されるが、各ASならではの食べ物もあり、これがお楽しみの一つ。
「ベルナティオ」はスタート地点からは比較的近い地点にあるので、まだおなかが空いていないのだけれども、ここでは昨年同様に草団子を頂く。

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「坪山峠」のASは名物、大鍋で炊いたパエリヤ。

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昨年は喉を通らず悲しい思いをしたが、今年はシッカリ食べてきた。

川西からの激坂を登りきった頂上ではガリガリ君。

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「農舞台」では妻有そば。手打ちそばではないけれど、ちゃんと氷水で〆て、歯ごたえ十分。

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ここでは蕎麦のほかに、おにぎり、10種類くらいのお漬物、鳥のから揚げなどがお楽しみ。
から揚げ、昨年は疲れて手が出なかったけれど、今回はシッカリ食べてきたぞ。

あんなに飲み食いしてもお腹をこわさないのが不思議。



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昨夜は爆睡したが、本当の疲れはこれから出てくるのだろうか。
早く寝よ~っと。
by katabami03 | 2013-08-26 22:53 | 展覧会・イベント | Comments(3)

鳥の目虫の目。

朝、起きたらパソコンを開き、先ずメールチェック。その後にお気に入りに入っている数人のブログを見るのが日課となっている。
そんな中の一人である、ハンドルネーム「ridge_line2」さんの写真には毎朝新鮮な驚きや爽やかな空気を頂いている。

そんなridge(以下略)さんが最近電子書籍というのを作って(?)いて、今までにアップしてきた写真を毎日一枚づつ紹介している。
パソコンやi-padで見る写真集のようなものか・・・。電脳に弱いので、まあそんなことなのではないかと思いつつ、添えられた文章共々、毎日待ち遠しく拝見している。

今までに拝見したridgeさんの写真の約90パーセントは、富士山の宝永火口周辺の風景や植物を写されたもので、正に鳥の目虫の目、時に鷹揚に、時に繊細に、自然の姿を写し込んでいる。そこには自然の美しさとともに驚きの世界が広がっていて、毎日拝見していると「人間なんてなんてちっぽけなものなのだろう」なんて想いが湧いてきて、いつしか自然に対する畏怖心や限りない憧憬の想いがこみ上げてくる。

本当は写真をいくつかお見せしたいのだけれど、何とか権とか、いろいろあるといけないので控えさせていただく。映画ドロボウでも言っているしね。

ということで百聞は一見に如かず、ぜひご覧いただきたいと思います。

コチラを→ ridgeLine2.exblog.jp
by katabami03 | 2013-08-24 10:13 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

ラストゴーヤ。

ひと夏楽しませていただいたゴーヤもいよいよ最後の収穫となった。

炒めものやお浸し、ナムル風等、今年も随分食べたなあ。

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もう一本高い所にあるのだけれど、暗くなってからもいだので、葉の茂みでよく見えず取れなかった。
合計3本、これで今年はおしまい。
大きさは17~18㎝でやや小ぶり。8月のアタマくらいに取ったものは25㎝くらいある立派なものだったが、追加の肥料をやらなかったからか、あるいは自然の摂理か、後半は大体このサイズ。
もっと大きくなるかと思って収穫せずにいたら、2本ほど黄色く熟れすぎてしまった。

もいだゴーヤ、よく見ると先っぽに花の痕が残っている。

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キューリは黄色い花弁がクシャっとなったものがくっついているが、これは薄緑色。花弁ではなくて愕(ガク)の部分だろうか。
今となっては確かめようがないが、次に植えたときには確かめてみようと思う。

来年の楽しみが一つ増えたな。
by katabami03 | 2013-08-23 21:58 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

告知。

まったくいつまで続くのかと思われる酷い暑さだが、ウチでは一週間くらい前からコオロギの鳴き声が聞かれるようになった。
夏休み的デロリ~ンとした気分もそろそろ打ち止め。「もっと遊びたいよ~」という内なる声をググッと押さえこんで、さあ、秋のシーズンに向けて改めてセットアップだ。

ってなわけで恒例ですね、「彩花展」の時期になりました。

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   時:8月29日~9月3日
   所:東武百貨店池袋店 8階催事場

私の出品は9月2日3日、今回はかっこいい磯馴(ソナレ)の古典花を生ける予定。
チケットご希望の方はご連絡ください。

カッチョイイのやったるでェ!
by katabami03 | 2013-08-18 22:26 | 展覧会・イベント | Comments(2)

ボッカ。

先ずタイトルから(山をやる人はご存じだろう)。
ボッカとは山小屋などに食糧や生活必需品などを荷上げすること、あるいはその人足を指す言葉。

高校時代、ワンゲルに籍を置いていた頃のこと、夏合宿の前に強化合宿というのをやるのだが、これをボッカ合宿、あるいは単にボッカと呼んでいた。
ボッカといっても荷物を運び上げるのではなく、単に重いザックを背負って登るだけ。
登りでは負荷をかけるために、荷物意外に石を入れたりした。また、下りはほとんど小走りのようなスピードで下りてくるという、かなりキツイ合宿で、ほとんど半べそかきながら下りてきたことを覚えている。
当時は「山登りの時に水を飲むとバテる」という迷信が常識だったことと相俟って、今にして思えばなんとも非科学的なトレーニングだったが、まあ多少は体力、精神力の涵養に役立ったのかな。
そもそも16,7だったから出来たことで、今やったら確実に、死ぬ!

で、今日は数十年ぶりにボッカをやった。
といっても山登りではなく自転車。
ツール・ド・妻有が来週に迫っている。今年は春の花粉症がいつまでも尾を引いたり、展覧会が続いたりであまりトレーニング出来なかった。そこで、まだまだ激暑の最中だが一度負荷をかけておくことにした次第。

まだ涼しいうちに距離を稼ごうと思ってはみたが、結局家を出たのは7時。
コースは五日市から梅ノ木峠を越えて軍畑から榎峠(先日無名の峠と書いたけれど、今日知った)を越えて、さらにアップダウンを繰り返して名栗に向かう。その先は状況次第ということで出発。

名栗には10:30ころ到着。
まだ早い時間だったがこれから暑くなる時間なので無理をせず、有間渓谷入口にある名栗湖をゴールとした。

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ここは20年ほど前に、今は亡き「真木・田村画廊」のご主人である山岸信郎さん達が『名栗湖国際野外美術展』という展覧会を5,6年にわたり開催したところで、私も3度程出品した懐かしい場所だ。
湖の周遊道路沿いにある東屋で大休止したあと、再び山越えをして青梅に出て、多摩サイ経由で帰宅。

途中の羽村堰は河童天国。気持ちよさそ~ゥ。

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最後はもうヘロヘロ。
全走行距離は107㎞、行動中に摂取した水分は約2ℓ

かなりハードなトレーニングだった。
本当はもっといい季節に乗りたいんだけどね。
by katabami03 | 2013-08-16 21:51 | 運動 | Comments(6)

ロボットの進化はどこまで。

銀座の松屋がこの夏社運を賭けて打ち出したイヴェント「エヴァンゲリオン展」を拝見。

ト、そもそもエヴァンゲリオンとは何かも知らないのに見に行くという暴挙はさておき、会場は若い人が一杯。
会場内は撮影禁止なので、入口付近をご覧ください。

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アニメの原画やセル画の現物というものを初めて見たが、たかがマンガなどとあなどれない。一枚一枚丁寧に描かれていて、一枚でも十分に観賞に堪えうるものだと認識を新たにした。
一枚のセル画を何万円も払って求めるファンがいる、なんて話を冷ややかに見ていたが、まあ、そういうファンがいてもおかしくはないな。

入口近くの、原画やコンテが一面に張られ、緩やかにカーブした回廊のような空間は、何だかよく分からないけれど気持ちのいい空間だった。

縦横2m×3mくらいのスクリーンに、実際に放映されたものであろう映像が映し出されていた。
エヴァンゲリオン(?)が戦っているシーンなのだが、この映像がとても綺麗で3回くらい見てしまった。

会場を出るとお決まりのお土産コーナーがあり、フィギュアやTシャツ、文房具などが置かれ、さらに30坪くらいの別室まで設えられていた。

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こんなものまで売ってました。

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会場を出ると丁度松屋のS氏がいたので、そもそもエヴァンゲリオンとは何なのか尋ねてみた。
不正確な部分もあるかもしれないけれど、私なりに解釈すると、以下のようになる。

エヴァンゲリオンとはひとことで言えばロボットなのだそうだ。
われわれが子供の頃に見たマンガのロボットとは、たとえば「鉄人28号」とか「マグマ大使」とか、要するに人間が外部から操る機械だったわけだ。
その後しばらくして現れたのが「機動戦士ガンダム」で、これはロボットの内部に人が入って操縦するタイプ。ロボットはモビルスーツという言葉で語られていた。
そしてエヴァンゲリオン。これはガンダムと同様に、人が背中だか首の後ろだかに入って操縦(?)するのだが、ガンダムとの違いは、ロボットにも神経とか血のようなものが通っていて、操縦する人間と一体化するらしい。つまりロボットが傷つけば中に入っている人間も傷つくらしい。さらにさらにロボットとの適性もあって、操縦者と合致しなければ一体化出来ないらしい。

奇想天外といえばそれまでではあるが、従来のロボットと比べれば感情移入の度合いも違ってくるだろう。その辺りがこの人気のキモなのかな。


会場意外でも、松屋とのコラボが展開されていて、デパート内の各所でスタンプラリーのようにコラボのチラシ(案内図)を持った人達を見かけた。
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私も一枚撮ってもらおうかとも思ったのだが、やっぱりちょっと恥ずかしくて言い出せなかった。
一枚くらいはあっても良かったかな、と少し後悔している。
by katabami03 | 2013-08-15 22:27 | 展覧会・イベント | Comments(3)