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インド人気質について。(インドの旅6)

成田からデリー迄はおよそ10時間。エコノミーの長旅はやはり疲れる。
デリー空港にはほぼ定刻通り到着。想像していたよりもはるかに綺麗な空港なので(失礼)意外な気がした。迎えの運転手に聞くと、2年くらい前に建て替えられたとのこと、納得。

さて問題の入国審査だ。はたして日本から持ってきた花材は無事に通過出来るのだろうか・・・。
入国審査を終えて荷物検査のところに行くと、スーツケース等、普通の荷物の人はもうな~んにも、ほんの少しも、一秒も見ずにジャンジャン通している。
これはラッキーと思ったが、ダンボール箱だったためかX線検査を受けるように言われた。しかし機械を通しただけでOK。
ああ、日本であれこれ気をもんだアレはいったい何だったのだろう。
ともあれラッキー。そしてこの後、このアバウトさ、これこそがインドだと気づくのにさして時間はかからなかった。
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迎えの車に乗ってホテルに向かい、すぐさまチェックイン。
今夜はウェルカムパーティーがあり、私達の到着に合わせて時間を設定していただいているために、大急ぎで着替えを済ませてホテル内の会場へ向かう。
会場に入って席をさがしていると、司会者が壇上で話し始めている。
「アレ?もう始まっているのかな。」と思ったが、後で聞くと、私の姿が見えたので始めたのだろうとのこと。
日本のように着席を待って、一呼吸置いて、などという仰々しいことはなし。そう、なんでもアバウトなんだな。これはrisi的にはけっこう合っているかも。

開会のセレモニー、数人の挨拶、インド舞踏のアトラクションと続き、ようやく食事タイム。
テーブルに食器がセットされていたので運ばれてくるものとばかり思っていたら、皆会場外に出て行く。何とブッフェ形式。これもインドではごく一般的なスタイルで、食事が始まったら後はフリータイム。食べるだけ食べてさっさと引き上げる人もいる。これもごく当たり前の光景だそうだ。

同じテーブルに日本大使館の林公使ご夫妻がいらした。林氏は着任して2年になるとの事。野菜スティックをムシャムシャ食べているので、思わず「大丈夫ですか?」と聞いてしまった。2年もいるとイブクロも逞しくなるのかなあ。
林氏からいくつか貴重な情報を頂いた。その中で最大の情報は、「インド人というのは時間に遅れることに関して、悪びれるところがない人達なんですよね」という一言だ。
この一言がその後の私の行動をどれだけ楽にしてくれたことか。


   -つづく-
by katabami03 | 2012-11-30 19:19 | インドの旅 | Comments(2)

いざ旅立ち。(インドの旅5)

今は若いころのような旺盛な好奇心はないものの、インドに対するそれはちょっと別格。
やはり一度は踏んでみたい国の一つ・・・そんな思いが頭の隅にこびり付いていた。しかし現実は厳しい。年も年だし、もう訪れることもなかろうと半ばあきらめてもいた。
ところが、だっ。
「いけばなインターナショナル(以下I.I.)アジア大会のデモンストレーターとして招聘」という思いがけない形で実現したのだった。

出発までにI.I.ニューデリー支部の担当の方と、器や材料等々あれこれスッタモンダあったものの、とにかく大まかな予定は完了。あとは度胸一番、出たトコ勝負!
こんなんでええのんかいなと言うくらい大雑把な準備と覚悟で,21日、いざ悠久の亜大陸、インドへとrisiは旅立つのであった。


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by katabami03 | 2012-11-29 19:29 | インドの旅 | Comments(3)

不思議ちゃん。(インドの旅4)

今朝インドから帰国。

インドは聞きしに勝る「不思議ちゃん」。
出発以前に様々な方面から情報を得ていたので、想定外のことが起こるのを織り込み済みで行ったものの、いやはや次から次といろいろありました。ま、すべて大事に至らず、ある意味ではそんなトラブルをも楽しみつつ過ごした一週間だった。

   -花市場にて-
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詳細は明日からのお楽しみ・・・。
by katabami03 | 2012-11-28 23:24 | インドの旅 | Comments(3)

花材の持ち込みは?(インド3)

インド行がいよいよ明日に迫った。
今日は教室で、インドに持っていく花材をすこしこなし、その後、器2ヶと花材をダンボール箱に梱包する。

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まあザッとこんなふうな感じになったのだけれど、はたしてこれがインド国内に持ち込めるかどうかだ。

植物の持ち込みについては、インド大使館やら防疫関係の役所やらに聞いてみたが、何とも要領を得ない。
本を見ても、その辺の記述はやはり曖昧だ。
総合して判断するに、要は入国の際の係官の気分次第のようなのだ。
そんなわけだから、没収されたら素直に諦める覚悟はできてはいるのだが・・・、それでも現地の人には、日本の花材を使った日本のいけばなを見ていただきたい。

あ~、面倒臭がりやの係官だったらいいな。
by katabami03 | 2012-11-20 18:41 | インドの旅 | Comments(3)

あと3日!(インドの旅2)

まだまだ先の話だと思っていたのがいつの間にやらあと3日に迫ってしまった。

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んがあ~!!

どうしよう、まだぜ~んぜん準備ができてないよォ。

デモンストレーション用の花器は一応写真が送られてきているけれど、実際に見てみないとなんとも言えないし、花材も現地調達だし、んがあ~っ!
ハラくくって、度胸一本出たとこ勝負って感じ。

パラオ・シンガポールの弾丸伝道のときもそうだったけれど、イエズス会の神父を想えば少しは気分も緩む。
とはいえ気ばかりあせるここ数日。
by katabami03 | 2012-11-17 22:37 | インドの旅 | Comments(7)

複雑な季節。

所用で銀座の松屋に行く。
用事を済ませてお店を出ると既に夕刻。そこでいきなり目の前に飛び込んできたのがコレだ!
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電飾がオレンジ色に見えるが、ホンモノはもっとほんとの赤色。

で、その対面は。
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紅白、そして直線と曲線。これはお互いに申し合わせてやったのかな。

う~ん、まあ素直にキレイだと思う・・・。
思うのだが、内心微妙に複雑なのだな。この季節。

基本、人様が何をしようがその人の自由。
街をギラギラにしようが、あるいは自宅をどう飾ろうがとやかく言うことではないと思っている。
しかしねえ・・・、この季節の光景を見るにつけ、いつまでたっても馴染めないモヤモヤが残ってしまう。

原発問題やらそれに関わる電力問題はちょっと置いておくとして、やはりこのテの飾りが発する光にはどこかケバさを感じてしまう。
ランプや薪の炎の美しさは見あきることがないが、日々の生活はキャンプではないので電気は不可欠。それでも六畳間くらいだったら60ワットくらいの電球の明かり一つで十分だと思っている。

まあ太陽とともに起居する生活は無理だとしても、人間も自然の一部。
不自然に明るい夜は・・・そう、やっぱり不自然なんだよね。
by katabami03 | 2012-11-15 22:18 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

今日も太陽を見た。

今朝はキンと冷えたな。
東京の紅葉もだいぶ進んできた。
急激に冷え込む年は紅葉が綺麗だというが、今年は正にその条件どうりだ。
近所の桜や柿の葉、ドウダンツツジ、あるいは甲州街道や青梅街道の欅並木など、どこに行っても木々をキョロキョロとみまわしてしまう。

今朝バス停に向かう途中の欅。

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新緑の欅とともに、毎年見ていても飽きない美しさ。
by katabami03 | 2012-11-14 23:09 | 樹木 | Comments(0)

太陽を見た。

駅のホームへの階段を上がると・・・おお燦然と輝く太陽!

なんだか随分と久しぶりに太陽を見るような気がする。実際はそれ程久しぶりではないのだろうけれど。

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太陽も水とか空気とかと同じように、普段はその有難味が分からない。
今日の太陽を目にしたときは、なんだかとっても有難いような、思わず拝みたくなる気分だった。



先ほど「蓬平・繭の家」の作家、古巻和芳さんが、11月2日に行われた「自由報道協会」主催の田坂広志氏の会見を紹介されていた。
長くて貼れないのですが、探しだしてご一読いただければと思います。
元原発村の科学者の言葉だけに説得力が違います。
by katabami03 | 2012-11-13 23:00 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

こんなん生けました。

「古流かたばみ会展」本日初日。

この展覧会では毎年生花(せいか・古典花)を生けているのだが、今年は趣を変えて「なげいれ花」を展示。

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まあこれを「なげいれ」といっていいのかどうか分からんが、他に言いようがないので「なげいれ花」としておこう。
器は10数年前の自作の黒釉花器。

生花はいわばお家芸だし、妻有の作品などは、どちらかというと自分のお楽しみ的要素が強い。
その他には、様式でいえば、上記の「なげいれ花」や「盛り花」などがあげられるが、時にはこうしたいけばなも指導しなければならない。
いわゆる稽古花以外でも、「なげいれ」はデモンストレーション時などで時々お見せしているが、展覧会で発表するのはいつ以来だろう・・・っていうくらい久しぶりのことだ。

取り敢えずこんなふうな「何でも屋」だが、最近では機会があればジックリと「立華」を勉強してみたいなあ、と思っている。
by katabami03 | 2012-11-11 21:20 | 展覧会・イベント | Comments(2)

天気は下り坂のようだが・・・。

再告知になってしまいますけど、明日明後日と「古流かたばみ会展」が開催されます。

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会場の東京美術倶楽部は時間に関してはお役所的で、5時になると追い出されてしまう。
今日は生け込みだったのでちょっと大目に見てくれたが、それでも5:30には全員外に出た。

予報ではあすから天気は下り坂のようだが、ご家族ご郎党お誘い合わせの上ご来場ください。
by katabami03 | 2012-11-10 23:10 | 展覧会・イベント | Comments(0)