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こんなに綺麗になったけど。(リシノメ127)

池袋の人生横町跡に造られていたビルが昨年末に完成した。
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ここには40~50軒の狭い飲み屋などがひしめき合っていた。吉祥寺のハモニカ横町とか、新宿のゴールデン街やしょんべん横町(最近はおもいで横町なんていっているらしい)などと同じような、昭和の遺物的飲み屋街があった。
若いころのホームグラウンドは新宿だったので、残念ながら人生横町を徘徊することはなかったが、子供のころから見なれた光景だったので、やはり一抹の寂しさを感じる。

久しぶりに通りがかったら、記念碑が建っていた。
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裏を見ると、かつてここにあったラーメン屋や寿司屋の名前が刻まれている。
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周辺の道路も整備されてすっかり綺麗になったけれど、どーもこの無機的な空気にはなじめないなあ。
猥雑だけれどもどこか人間的な人生横町の空気を懐かしむrisiであった。
by katabami03 | 2012-01-30 22:22 | リシノメ | Comments(2)

時給150円。

原発都民投票の署名簿の提出期限が迫っている。
大阪では規定数に達したとの報が、ちょっと前の新聞に出ていた。東京はどうも苦戦しているようだ。
そこで今日は午後の2時間ちょっとの間、中央線の某駅前に立って街頭署名を試みた。
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客の出入りが思ったよりも少なかった。で、その間に集まった署名は12名。ま、こんなモンか。

もう署名を済ましたという人にねぎらいの言葉をもらったり、自分も署名集めをしたいという申し出があったり、一時街頭の寒さを忘れさせてくれることもあった。
他の市にお住まいの方も4名ほど署名の意思を示されたが、これは泣く泣くお断りしなければならなかった。
それから、年配のおじさんから「暖かいものでも飲んで」と300円ももらってしまった。
それで時給150円ってわけ。

寒かったけれど結構おもしろかったなあ。次はいつ立とうか。
by katabami03 | 2012-01-28 18:49 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

この器、花よし、料理よし、酒も旨い。

山本安朗さんの造る焼き物は素朴そのもの。
その飾り気のなさが花を引き立てるせいか、多くのいけばな人御用達の感。
一時期、常滑の鯉江良二さんの器がもてはやされ、いけばな展あるいはいけばな関係の出版物などいたるところで鯉江さんの器を目にしたが、今は山本安朗に取って代わったようだ。
そんな安朗さんの今年初めての個展が、東大赤門斜め向かいにあるギャラリー「愚怜」で開かれている。
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今回は大物は少なく、実用に即した器の佳品が並ぶ。
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添え花は古流の仲間、千羽理芳さん。
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山本安朗 琵琶鉄の器展
28日 16:00迄 文京区本郷5-28-1 「愚怜」にて開催


・・ところで私はいつになったら焼き物を再開できるのだろうか・・・。
by katabami03 | 2012-01-27 18:44 | 展覧会・イベント | Comments(2)

またドジこいた。

坂田純さんの個展を見に行く。
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坂田さんの出自は、元はいけばななの人なのだけれども、もう長いことバリ島に住んでいて、今はすっかりいけばなから離れてしまっている。
今回もバリの紙(バナナを漉いたものだったか?)を使った作品。
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これは30㎝四方くらいの小さい作品。
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横から見るとこんな感じ。
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小さく切った紙を何枚も張り付けて形を作っていく。

一見したところアール・ブリュットの作品のようだけれど、実は非常に抑制が効いているので、それとは違うね。いやでも作品に坂田さんの知性がにじみ出てしまうんだろうなあ。
アール・ブリュットの作品と比べると、むしろストイックな感じさえしてしまうのだから不思議。

階段下の部屋にはインスタレーションも。
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これは何だかよく分からなかった。

ところで帰ってきてから気付いて大ショック。
会場のギャラリー「巷房」は地下が面白いので、てっきり地下だけの展示だと思い込んでいたのだけれど、家でDMを見たら、何と3階にも展示しているらしい。
もう一度行けるかどうか、いや~ぁ、参った参った。


坂田純展 -バリ島の風ー
28日 P.M.5時迄  中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F,B1F

3F、B1F です!
by katabami03 | 2012-01-26 22:10 | 展覧会・イベント | Comments(0)

雪の翌日に。

昨日は久しぶりの雪の朝。
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今日もまた寒い朝だった。
8時の時点で気温マイナス2℃。
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都心部では雪はもう溶けたのだろうか。

わが家の近所は、主要道路は大体消えているものの、所々、道路わきや横道に入るとまだまだ結構残っている。
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裏道を歩いていて気づいたのだが、家の前を綺麗に雪掻きしてある家もあれば、自分の家の入口の前だけちょこっと掻いてある家など様々。その家に住む人の性格があからさまの出ているようで実に面白い。

絆だの思いやりだのといった言葉が氾濫しているけれど、人のことなど関係ない、といったご仁はいつでもどこにでもいるものだ。


夕刻、西の空に薄い月が出ていた。
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by katabami03 | 2012-01-25 21:42 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

選んでいる訳ではないのになぜかこういう所に入ってしまう。

調子の悪いパソコンを診断してもらいにPCデポに行く。
かみさんと一緒だったので、昼飯に蕎麦でも食べに行こうかと思ったが、暖かいものの方がいいということで、五日市の「ほうとう」屋に行くことにした。
ところが店の前まで行くと本日休業。
もうここまで来ると意地でもほうとうを喰わずには帰れまい、という気になって、そのまま秋川沿いに登っていき、山越えして山梨県の上野原に出る。そしてほうとう屋をさがして20号(甲州街道)を西進。

じつは上野原と四方津の間に一軒あるのだが、そこは以前にも入ったことがある店なので、他の店に行ってみようということになった。
甲府盆地に入ると、ほうとうを食べさせるお店はいくらでもあるので、20号沿いでもすぐに見つかると思ったのだが、これは誤算だった。
大月を過ぎたところでようやく一軒見つけた。
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入口が何となく雑然としている。
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かみさんと思わず顔を見合わせてしまった。しかし時間もだいぶたっているので腹を決めて中に入る。
お店の中もやはり雑然としているし、おっそろしく無愛想でしかも偏屈そうなオヤジが一人。
「こりゃあハズしたかな、」と思うも、店を出るのも何となく気が引けて、取り敢えずほうとうを注文。
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店の奥は雑多なものが積み重なっている。
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ほうとうの由来。
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品書きの裏には。
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待つこと役10分、さて味の方は・・・。
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大体ほうとうを売りにしているお店の品書きを見ると、シンプルなもののほかに鳥だの豚だのイノシシだのと、いくつかの選択肢があるのが普通だが、ここはただ一種類のみ。
具は人参、葱、椎茸、隠元、じゃが芋、里芋、油あげ、そしてかぼちゃ。
野菜の甘みが汁に染み出していて実に旨い。
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完食。

それにしても変な店だったなあ。
by katabami03 | 2012-01-23 23:30 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

人海戦術の威力。

ペーパーボックスミュージアム(PBM)の模様替えのため緊急招集。(PBMに関しては'11,6月1日参照)
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主目的は、1階の展示を2階に移して、2階の多目的室の椅子とテーブルを1階に運ぶというもの。
紙函は約3000個。それを全て運び上げるのもさることながら、展示台を一度バラして、二階で再び組み立てなおす。それと運び上げた紙函を整理しなおす。これがまた大仕事だ。

展示台が片付けられてサッパリした1階。
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展示台を組み立てながら、函を運ぶ。
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運び込まれた紙函の山。
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手分けして整理。
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大量の紙函を目にしたときはどうなる事かと思ったが、人民解放軍のごとき人海戦術の威力をまざまざと見せつけられた。

大まかに仕分けして、今日の作業は終了。
お疲れ様。
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ビール、ワイン等で骨休め。ランプの明かりの中、しみじみと。
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薪ストーブが終日室内を暖めてくれた。
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by katabami03 | 2012-01-22 23:19 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

ちょっと早過ぎるんでねーの、と思うのだけど。

昨日に続いて雪がチラつく中、バス停に向かう途中、通りがかりの家の生け垣の向こうに満開の蝋梅(ロウバイ)。近づくととてもいい香り。
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梅でもないのに蠟梅。たしかに蝋細工のようでもあるけれども、ゼラチンとか白きくらげのように見える。花よりダンゴ、です。

本日の稽古の花材、連翹(レンギョウ)。
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連翹が咲くのは東京周辺では3月下旬から4月上旬だが、いけばなの世界では季節の先取り。
それにしても早いね。

いけばな用の花材は芽吹く前に切り取られ、室で養っておいて、出荷に合わせて開花の時期を調整するらしい。
今日使った連翹に限らず、梅、桜、桃などの花木、あるいは百合やチューリップ、ミモザなどの草花もまた、まだ固いつぼみの状態で出荷される。
室では特に栄養剤をいるるわけでもなく、ただ水につけているだけ。ただこれだけで、一本の枝や茎から見事に花を咲かせるわけだから、植物の内包する不思議な力には感嘆するばかりだ。


ここ数日、寒い日が続いている。寒さの本番は始まったばかりかもしれないけれども、草木はすでに、春、いつでもカモン!って状態なんだろうなあ。
少しの辛抱で春は再び巡り来る。
by katabami03 | 2012-01-21 21:19 | 樹木 | Comments(3)

稲城の温泉でくつろぐ。

雪がちらちら降る中、稲城にある日帰り温泉施設「季乃彩(ときのいろどり)」に行く。
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ここは温泉のほかに岩盤浴というのがある。
暖められた岩盤の上にタオルを敷いてゴロンと寝ころんでいると、そのうちジワーッと体が温まってくる。20分くらい温まったらちょっと冷まし、また岩盤へ。これを3回くらい繰り返すと、汗でびっしょりになる。
サウナみたいなものだけれど、暖かいところに寝ころんでいるわけだから、ウトウトと眠くなってとても心地いい。
汗をかいた後は風呂でサッパリ。で、ビールといきたいところだが、残念ながら車でした。

結局11時ころ入って3時くらいまでいてしまった。
帰りに晩御飯の買い物などをして帰ったら、もう夕方。でも随分とノンビリできた。
by katabami03 | 2012-01-20 21:23 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

山岸一雄像の運命は。

所用で池袋西口に行く。
西口の地下には駅に隣接して、古くから「ホープセンター」というショッピング街がある。ず~っと数十年変化がなかったのだが、芸術劇場が出来たときに少しばかり地下道が伸びた。
その後に地下鉄のナントカ線(最近の地下鉄は覚えきれん)が開通したことで、地下道がズズッと伸びてナンタラいう(覚えきれん)ショッピング街ができた。これはまだ面的な広がりはないものの、立教大学ちかくまでつながっていて、かなり長い。
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通りに軒を連ねている(というのだろうか)のは、ざっと見たところ、だいたいこういうところの定番の雑貨店(女性向け)、化粧品店、アクセサリー、文具店、それと飲食店といったところだろうか。
通りの一角に、驚いたことに山岸さんが座っているではないか。と、よく見ると人形。
横に「山岸一雄像」とある。
ラーメン通はもとより、今やインスタントラーメンやレトルトスープで全国にその名を知らしめている「東池大勝軒」のご主人でつけ麺の創始者、山岸さんだ。
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あいや~、大勝軒ののれん分けか、と思ったが、店名を見ると「山岸一雄製麺所」とな。

大勝軒がまだ昔の場所にあったころ、狭い厨房の中に見習いの人達がいつでも5,6人は入っていた。何年も修行した人もいれば、数日で出ていった者もいるとのことだった。
山岸さんは鷹揚な人で、大勝軒の名前を、誰がどう使おうと一切頓着なかったようだ。その結果ちゃんとしたつけ麺を食べさせる店と、そうでもない店があちこちに出来た。もちろん、いい加減な味の店はつぶれていったようだが。
で、この「山岸一雄製麺所」、まあ山岸さんの許可はとってあるのだろうが、店内を覗くと客はまばら。お昼は過ぎているとはいえまだ2時。
食べないでこんなことを言うのはナンだが、こりゃあ×だわな。

結局ホンモノは残りまがいものは淘汰されるということか。

お店の人には申し訳ないが、もし閉(ピー)したときは、山岸像はどうなってしまうのだろうか。
余計なことを詮索してしまった。
by katabami03 | 2012-01-17 22:04 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)