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小発見。

都内の紅葉も第四コーナーを回った。
一見地味で、落ち葉の量がハンパじゃないので、茶色いイメージが強いが以外に綺麗なのが欅(ケヤキ)。

一週間ほど前のわが家の近所の欅。
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都内より気温が2℃くらい低いので、もうかなり散ってきているが、今秋も楽しませてもらった。

紅葉(モミジ)や七竈(ナナカマド)については今更言葉を必要としないが、残念ながら都内ではあまり見ることが出来ない。
都内でもあちこちで見ることができて案外深みがあるのが染井吉野(サクラ)だ。
様々な色合いの赤や黄色、それらが入り混じったものなど、落ち葉に思わず見入ってしまうこともしばしば。
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ところで、都内では染井吉野が多いので、桜はどれも紅葉するものと思いこんでいたのだが、思い違いだったことを知った。

これは八重桜。
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こちらは寒緋桜。
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これからさらに色づく、というわけではない。赤みはまったくなくて、黄色くなったらそのまま散ってしまう。
これらの桜に罪はないが、なんだか肩すかしを食ったような感じだ。

さて、枯れ葉の季節が始まる。
by katabami03 | 2010-11-30 22:40 | 樹木 | Comments(7)

risi,ハッパをかけられる。

このところ珍しく(?)忙しくて残業なども続いていたが、今日は特に今日中にやらなければいけないこともなく、今朝はゆっくりとできた。
ゴロゴロしていて、このまま休んじゃおうかなあ~、なんて思ってもみたものの、やっぱり貧乏性で結局外出することに。
まずは教場に行って一昨日の撮影の後片付け。その後青山の草月会館に「洸華会」の展覧会を見に行く。

洸華会は草月流の日向洋一先生が主宰する会で、今回で15回目になるという。
日向先生とは知り合ってからもう30年近くなる。
知り合った頃は英国の作家デビット・ナッシュなどの影響が見られるような作品を発表していたが、その後は「植物に語らせるもの」というコンセプトで独自の生け花の世界を開拓している。
今回の展覧会のテーマもズバリ「植物に語らせるもの」。

百聞は一見に如かず、とにかくご覧いただきたい。
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長いものは3mくらいありそうなトウゴマが「これでもか!」というくらいの圧倒的なド迫力で迫ってくる。
ちょうど先生にお会いできたので聞いてみると、なんと1300本取り寄せたとのこと。
この場所では今迄にいろいろな先生方が作品を発表しているが、今回のインパクトはかなり強烈だったなあ。それから、先生からいただいたお言葉も。

洸華会の他の先生方の作品も、どれも秀逸。
中村まりえさんは草月展でもお馴染みのニューサイランの繊維で。
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場に適合した作品の数々。
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最上段には透明感のある大きな合作。
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さすが草月のスタープレイヤー、スケールが大きいし何といっても見せ方が上手い。

華道界は衰退の一途をたどっているようにみえる昨今だが、ほのかに希望を持たせてくれるような展観だった。
by katabami03 | 2010-11-26 22:21 | 展覧会・イベント | Comments(6)

撮影用の花。

水仙の季節がやってきた。
今年の年初に、カメラマンの尾越さんに何作か撮影していただいたが、さらに追加分を本日撮影。
花屋さんに問い合わせたところ、まだ杜若(カキツバタ)があるということで、杜若も数作。杜若は春がもっとも一般的だが、春いけから夏いけ、晩秋までと様々な生け方がなされているので、一通り生けるのに一年かかるわけだ。
さらに石化柳も一作。
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教室にセットされた即席スタジオで。
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水仙の二株生け。
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この花型は江戸時代末に、関本理遊という先達の師が生けたとされる絵図を復元したもの。
大変シンプルな花型だが、実際に生け上げてみると巧みなバランス感覚がうかがえる。

私も諸先達に負けぬような、そして後世に残して恥ずかしくないような花を生けていきたいものだ。
by katabami03 | 2010-11-24 23:06 | いけばな | Comments(8)

飲んでみました。

この季節、話題になるのはボジョレーヌーヴォー。
もう何時のことだったか忘れるくらい前のこと、ボジョオレーヌーヴォーを飲んだ時の印象は
何だかピリピリした感じで、同じくらいの料金なら、普通に寝かせた葡萄酒のほうがいいと思った。
その後ボジョレーヌーヴォーに対する世間の興味は高まっていき、数年前には解禁日の午前0時に成田空港で飲む、なんてことも行われていたようだ。今でもやっているのかしらん?
まあお酒に関してはいろんな楽しみ方があるもんだ、と感心しながらも、相変わらず自分ではあえて飲む気にはならなかった。

さて今年のボジョレーヌーヴォー。
ペットボトル入りというのが少しばかり話題になった。だからというわけではないが、何だか無性にそのペットボトル入りのボジョレーヌーヴォーを飲みたくなって、今夜飲んでみた。
(駅前のスーパー「M屋」ではペットボトル入りはおいていなくて、「生協」にはボジョレーヌーヴォーそのものがなくて、「7-11」にも壜入りしかなくて、もう執念で「Mストップ」にいったらやっと買えた。)
コレだ。↓
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で、お味は・・・。
これが思っていたようなピリピリ感は皆無。スッキリと口当たりが良くて、まあコクはないけれどもスイスイ飲めてしまう。日本酒でいえば新潟あたりのサッパリした酒のような感じだ。

ところでわが家は本日鍋だった。中身はこってり系ではなくて、野菜に鱈、白子、鶏肉、昆布とかつおだしで味はしょうゆという、どちらかと言えばサッパリ系。
常識に従えば赤ワインにはチーズや肉といったところなのだろうが、今日飲んだやつはこんな鍋でもまったくノープロブレム。
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実に美味しくいただきました。
さすがに塩辛はイマイチだったけれど、まったく合わないというほどのことはなかったなあ。

ただの酒飲み、と言われてしまえば否定はしませんけれど。
by katabami03 | 2010-11-22 22:01 | 食べ物・飲み物 | Comments(4)

伊原さん。

京橋の画廊に伊原さんの個展を見に行く。

伊原さんとは、北信の山で知り合ってから随分長くなる。
もともと絵を学んでいた方だが、知り合ったころはまだエールフランスに勤めておられた思う。早めにリタイアされてからは、主に北信の山中でひたすら創作の道に没頭、という実に羨ましい生活を送っておられる。

ここ15年くらい、京橋の画廊で度々個展を開いているが、毎回作風が変化していて、会ごとにどのような展開をみせているのか楽しみでもあり、また刺激をいただいている。

大雑把にいえば具象と抽象の間くらいの雰囲気の絵が多い。
今回は緑を基調とした、やや具象に近いような作風。
柔らかな緑が心地よい、心象風景のようでもある。
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「山暮らしがだんだんきつくなってきて、最近は東京で制作することが多い」と仰っていた。
今回の作品も世田谷のご自宅で描かれたもの、とのことだった。
齢80を越されたはずだが、絵はいたって若々しい。

 「伊原乙彰展」
 11月27日(土)までアスク・アートスペース キムラ(中央区京橋3-6-5 木邑ビル2F)にて開催


以下余談。
すっかり忘れていたが、以前に少しだけ伊原さんについて触れていた。興味のある方は'07,9月17日をご覧ください。
by katabami03 | 2010-11-19 09:43 | 展覧会・イベント | Comments(3)

You Tube サーフィン。

つくづくいい時代になったもんだ。
You Tube、一杯飲んでこれを聞き出すと時間がたつのを忘れる。
ネットサーフィンという言葉があるけれど、You Tubeサーフィンだね。

今夜はジョニー・ウインターを堪能した。あとロリー・ギャラガーを少し。昔のロック小僧にはたまんないね。

普段はブルースハーモニカを主に、それにつながるブルーズ、R&Bなどのブラックミュージック系の曲を聞くことが多いのだが、例外的にしょっちゅう聞いている曲。
コレだ。
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このちょっと強面のお兄さん、名前が分からない。
ハーモニカで吹くAngie、イイネ。
Angieつながりでやはり時々聞くのがAna FreeのAngie。ミック・ジャガーよりこっちのほうがいいなあ。

今夜はもうちょっと何か聞こう。
by katabami03 | 2010-11-16 22:53 | 音楽又はブルーズ | Comments(4)

土に還る。(リシノメ96)

買い物に出たら公園、街路樹など、そこかしこで桜や欅が程良く紅葉している。
秋たけなわ。

高崎、新幹線高架下にて。
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小さな流れを覗いていたら、トンボが一匹流れてきた。
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土に還り、次の生命の栄養になる。

秋の寸景。
by katabami03 | 2010-11-15 18:41 | リシノメ | Comments(5)

血。(高崎物語29)

高崎の街を歩いていて、ある時気が付いたのだが、気の利いた洋服屋さんが結構多いのだ。

駅の近くにあるお店の一つ。
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この交差点の近くだけでも6,7軒の洋服屋さんがある。
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そんな中でもとびきりカッコイイお店を紹介しよう。

昨年の「大地の芸術祭」の折、私たちの「蓬平いけばなの家」にユニークな服装をした二人連れが見学に訪れた。聞けば高崎で洋服屋を営んでいるとのことだった。
その後はしばらく忘れていたのだが、半年ほど前に駅の近くを歩いていると、間口は狭いがちょっと興味を引く服が置かれている店を発見した。その日は先を急いでいたのでそのままやり過ごしてしまった。

今日改めて立ち寄ってみた。[高崎市通町141-18・FREESTYLE]
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丁度店主と思しき人がいたので尋ねると、案の定、昨年新潟でお会いしたその人だった。

この店には、黒を基調にした落ち着いたものもあるのだが、常識を覆すような、かなりブッ飛んでいる服がわんさか。まるで作り手が買い手に挑戦するような、あるいは挑発するようなものまである。
けれども不思議と、原宿あたりにうじゃうじゃある店のようなチープ感はない。
服を単にファッション=流行として考えているのでなく、個性的=生活を楽しむためのアイテムとしてとらえている、そんなポリシーに貫かれているようだ。
そしてそのようなコンセプトを基に、作り手と店主との信頼関係がしっかりと築かれているのであろう。


このコーナー、高崎と絹などの繊維との関係に何度か触れてきたが、伝統的な繊維の街の血脈がこんなところにも流れていることを感じさせる、そんなお店だ。
by katabami03 | 2010-11-14 23:15 | 高崎物語 | Comments(2)

天目山、蕎麦粒山。

膝の調子が良くなってきたので、様子見という大義名分。

今年の紅葉は夏の暑さのせいか、あるいは冷え込みが緩いせいか、あまりパッとしない。ともあれ、落ち葉を踏みしめながらの山歩きは至福。
日原からの急登を過ぎ、時には足首まで埋まる落ち葉を踏み分けながら登る尾根伝いの道は素晴らしいプロムナードだ。
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良くないとはいえ、所々で紅葉が見られる。
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天目山頂より石尾根方面。今日は黄砂が舞ったそうで、遠景は霞んで春のような景色だった。
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下りの谷沿いの道も心地良い。
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岩を洗う清冽な流れ。
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それにしても・・・。


今迄行ったことのないところ、ということでこのコースを選んだのだけれども。
キツかったな~ぁ。
・・・膝、悪化してるかも。


東日原バス停8:35 天目山11:25 蕎麦粒山13:00 上日向バス停16:25
ちょうど16:41に上日向発のバスがあったので助かった。これに乗り遅れたら川井の駅まで歩くしかない。危うくナイターになるところだった。
by katabami03 | 2010-11-12 21:34 | 旅・山 | Comments(4)

懐かしさに誘われて「はけの道」を歩く。

自動車の免許証の更新で府中の試験場に行って来た。
府中といっても最寄りの駅は中央線の武蔵小金井。
武蔵小金井の駅は高架化に伴って随分変わった。特に南口の駅前はロータリーが広くなり、道路も拡張されたようだ。
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写真右側の高架下の道は以前は踏切だったところ。朝の通勤時間帯は開かずの踏切で有名だったところで、ここを通る道は朝の一時、バス専用になっていた。そのため車で線路を越すときは別の踏切にまわらなければならなかった。数年前、一本新宿寄りの踏切で、そこを越すのに30分くらいかかったことがあった。

高校時代、この近くに親しい友人が住んでいて、度々泊りに来ていた。懐かしくて、試験場からの帰路は歩いて帰ることにした。

試験場の裏にある試験(講習)コース。桜の紅葉が始まっている。
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隣接した武蔵野公園。休日はBBQなど楽しむ人もいるとのことだが、平日の昼時で人影もまばら。
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この辺りには、大昔多摩川によってつくられた河岸段丘があり「国分寺崖線(こくぶんじがいせん)」と呼ばれている。その崖線から染み出した水が集まってできた、野川という小さな川が流れている。
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崖線の下端に沿って「はけの道」という道があって、高校生の頃は、夜、肝試しに来たほどの怖いほど淋しいところだった。
はけの道近くから見る武蔵野公園。
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昔に比べると家も増えたけれど、いまだに昔のままのようなところもある。左側は崖面の鬱蒼とした樹林。
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所々にある坂道も、いわく因縁があるようで、いろいろと名前が付いていたりする。
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崖線から染み出す流れ。マンションの建設などで涸れてしまった流れもある、と聞く。
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はけの道沿いに小さな美術館があった。
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中村研一という画家の自宅だったところを美術館にしたとのこと。
急ぐ用事もないことなので、一寸覗いてみる。
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一階では笹岡了一という画家の絵が展示されていた。色調はあかるくても、どことなく暗い絵が多かったなあ。

駅に近づくにつれて淋しさは消え失せ、崖面まで家々で埋め尽くされるようになると、もう駅も近い。

免許証の更新は煩わしかったが、その後は良い気分転換になった。
by katabami03 | 2010-11-11 22:07 | 旅・山 | Comments(4)