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90を越えてなお矍鑠(かくしゃく)。

古流協会のお仲間、古流松麗会の花展を拝見。

今日の東京はちょっと肌寒いくらいの気候だったが、いけばなの世界はボチボチ初夏の様相。
花菖蒲と海芋の生花。
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これは棕櫚(シュロ)。
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自由花もさわやか。
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家元席は三作。右から会長、家元、会長のお嬢さんの作。
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家元梶川理仙先生は90歳を超えているというのにいたってお元気。
いけばなというのは生ける人の性格がモロに出るものだけれども、その時の体調や気力もはっきりと出てしまう。
梶川先生の作品からは衰えが感じられないところがすごい。
こういう人がいるうちは、risiなんざぁまだまだ小僧っ子なんだよね。
by katabami03 | 2010-05-30 21:06 | 展覧会・イベント | Comments(6)

杜若(カキツバタ)の季節。

ハイ、どーも、今日もまたJr.のパソコンから今晩ハ。

ちょうどカキツバタの季節なので、今のうちに作例を撮っておこうと思い、今日はカメラマンの尾越さんにお願いして、出張していただいた。

カキツバタを生けるには手間がかかるので、昨日から生け始めていたのだが、昨日は夜の8時までやって、予定の7割ほどしか生け上げられなかった。
なんだか久々に興奮してしまって、昨夜はあまり眠れなかった。展覧会の直前や最中にはこういう経験もときどきあるのだが、ただ作例写真を撮るためだけの花を生けるだけだというのに、こんな経験は初めてのことだ。
で、今朝は6時に家を出て、午前中にやり残したものを生け上げる。

にわかスタジオはこんな感じで。
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撮影中の尾越氏。後ろから失礼。
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自然のものが相手だけに花の咲き具合や葉の形、大きさなど、なかなか思うままにいかず、撮影の終わったものをあれこれ使いまわしたりしながら四苦八苦。一花一葉から五花七株(花5本、葉25枚)まで、結局12,3作撮影。
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撮影は順調にすすんで午後6時には終了。

しかしまあ、たかが花をいけるのに興奮して眠れないなんて、いまだにこんなことがあるのだな。
いい年だというのに、生きているとやっぱり面白いことがいろいろあるんですね。
by katabami03 | 2010-05-27 23:31 | いけばな | Comments(2)

なんと入院。

先週末から調子が悪く、たまらず昨日PC DEPOに行ったところ、何とWindowsが壊滅的なダメージをうけているとのこと。
全治一週間、即日入院で現在治療中。

ウチのパソコンのお話。
by katabami03 | 2010-05-25 08:03 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(11)

ねぎ坊主。

畑に葱坊主がいっぱい。
春になって刈り取りをあきらめたのか、はたまた種を取るためなのだろうか。何とまあ長閑な光景か。
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いけばなで使う花材に、ねぎ坊主の園芸品種のアリアム(アリューム)というのがある。花(ねぎ坊主の開いたもの)は薄紫色で茎がやや細くて、人工的に曲げられている。切ればもちろん葱のにおいがする。
アリアムのもっと小さなやつで丹頂アリアムというのは、花の直径が4センチくらい。その名の通り、ねぎ坊主の頭頂部が赤紫色をしている。
反対に、大きいものは直径10㎝以上にもなる、ギガンジウムというのものもある。これは花全体が薄い赤紫色でかなり華やか。
乾燥させた素材でアリアムシューベルティーというのがあるが、これなど直径15センチ以上あって、なかには30センチを超えるものもある。生の花を見たことがないので、どんなものなのか一度見てみたいものだ。

小さいねぎ坊主はコレ。
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野蒜(ノビル)のねぎ坊主。
もうすぐ花が咲くが、直径2センチほどの、線香花火のような花だ。
この花を見ると、毎年わけもなくほのぼのと嬉しい気分になる。
by katabami03 | 2010-05-20 23:41 | 草花 | Comments(3)

これは旨い。

過日、知人から京都のお土産としていただいた「黒七味」。
辛みはさほど強くないのだけれども、唐辛子というよりも胡椒に近い様な風味があって美味。
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残りわずか、う~ん、大切に使おう。
by katabami03 | 2010-05-18 23:00 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

五月の寸景。

ようやく陽気が戻ったと思ったら、今度は少し暑いくらいの気候だ。

駅までの道すがら、ちょっとした畑の脇を通るのだが、道路と畑の境界に、春は矢車草、夏から秋にかけては朝顔が植えられている。
今年は畑脇の一部の休耕地一面に矢車草の種がまかれたようだ。それが今、見頃になっている。
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矢車草は一本だけ見ると、か細い花だが、このくらい大量に咲いていると、ちょっとしたインパクトのある風景だ。

駅に着いて駅舎の軒下に入ったら、何かがスッと頭上をかすめた。
何かと思って上を見まわしてみたら、燕が雛に餌をあげていた。
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雛に餌を与えると、親鳥はすぐにまた餌を捕まえに飛び立っていく。
親鳥は早朝から夕方までず~っとこの行為を繰り返しているのだろうか。本能とはいえ、何となく神々しい光景を目にしたような気分。
どこで餌を捕まえるのか、親鳥の飛び去る先を目で追うと、何と駅前のロータリーの上飛び回っている。
もっと木々の茂っている所にでも行って捕食しているのかと思ったので、これは意外だった。
肉眼では何も見えないけれども、こんな所にも小さな蛾や羽虫が飛んでいるということか。

鷹や梟のような猛禽類はとても目がいいと聞いていたが、燕も恐ろしく目がいいのだなあ。
鳥の目も驚異的だが、車やバスの往来がはげしい駅前の上空に無数の小さな虫が飛んでいる、というのもちょっと想定外。
自然はいつも人間の勝手な思い込みを裏切ってくれる。

こんな裏切りは心地よい。
by katabami03 | 2010-05-17 23:21 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(6)

展覧会を三件ハシゴする。

あい変わらず春の展覧会シーズンが続いている。
明日から研究会三連荘なので、今日は三か所をハシゴ。

上野松坂屋にて「古流松藤会展」。
会場構成がすっきりとしていて、とても見やすい展覧会だった。

爽やかな古典のコーナー。
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現代華(自由花)コーナーの大胆な構成。
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池田理英家元の元気な大作。
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上野理彰先生は細かい仕事。
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長井理一先生作、相変わらずニヤッとしてしまう。
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場所を新宿に移して「マミフラワーデザイン展2010」。

様式、意匠、技法、どれもいけばなとは一味違う面白さ。あくまでもデザインなのだけれども、中にはいけばなと通じるものも見受けられ、とても楽しめた。
残念ながら撮影禁止とのこと。ポスターでご容赦を。
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これの現物が会場入り口脇に設置されていた。
一番左の赤い箪笥が高さ10センチに満たない、何とも愛らしい作品だった。

もう一件は神奈川県の座間神社と言うところを会場にした「北条明直メモリアル展」。
米軍キャンプがある座間。

北条明直という人は数年前に亡くなられたいけばなの研究者で、今回はゆかりの人たちが中心になって開かれた展覧会だ。小田急線相武台駅から徒歩15分。途中、道路を挟んで米軍キャンプと陸上自衛隊の駐屯地の入り口が向かいあっているところを通る。自衛隊の側から米軍キャンプ入り口を撮影しようとカメラを構えていたら、なぜか自衛隊の人に「撮影禁止です」と言われてしまった。結構な気の使いようだね。

座間神社の入り口近くの道路からは丹沢の山々が指呼の間。
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座間神社は日本武尊を祭っている神社だそうだ。
神社なのになぜか梵鐘がある。
梵鐘脇から見た神社。
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展覧会場は神社会館の「すいめい」という建物とその周辺。
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テラス、階段などいたるところに作品が設置されている。
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午後3時開場ということで、まだ制作中の所をおじゃまむし。草月の日向洋一先生も制作中。
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町田でご活躍の藤澤先生の作品(制作途中)。様々な展開が予想される。
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最近積極的に作品を発表している佐藤寿新さん。
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このほか旧知の先生方にも何人かお会いできた。

帰りはJR相模線の相武台下という駅から電車に乗った。
この相武台下という駅は、小田急線の相武台前駅の賑やかさと打って変わって、駅の西側には畑が広がる、というまことに牧歌的な駅だった。
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カメラの設定失敗だけど、駅のホームから見た光景。
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これだけでまたまた小旅行をした様な気分になれて今日もハッピーな半日であった。


おまけ

お昼を小田急線の駅前で取る。
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和洋中、結構いろいろなお店があったけれど、座間ということでソレっぽいお店に入る。
駅の真ん前にある「アンクルサム」。
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アメリカ映画に出てくるような雰囲気のお店だ。
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ランチセットは600~700円とリーズナブル。チーズチリドックのセットを注文。
サイドメニューはフライドポテトとオニオンリングフライ、飲み物はアイスコーヒー。
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お店の壁面に、名前が書かれた外国のお札が貼ってある。
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聞くところ、お店に来た米兵が貼っていくのだという。
自分が生きている証しを残していく、と見るのはうがちすぎだろうか。
なんとなくせつない光景だった。
by katabami03 | 2010-05-14 22:05 | 展覧会・イベント | Comments(6)

作は人なり、ほのぼのとしたひと時。

今日は陶芸家、山本安朗さんの個展の最終日。
久々に銀座に行く。

そのこさんお久しぶり。・・・相変わらず不気味で・・・。
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会場は陶磁器の名門、黒田陶苑。
安朗さんのDM。
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会場で安朗さんにお会いできて、話が弾んで写真を撮り忘れてしまった。

記念に器を一ついただいてきた。
帰宅してからさっそく花を入れようと思って、庭を見まわしたのだけれども、先日まで咲き誇っていた、牡丹(ボタン)も石楠花(シャクナゲ)も終わってしまって、手頃な花が見当たらない。
ちょっと地味だけど、散るのを待つばかりの小手毬(コデマリ)と牡丹の実(?)を切って、こんな感じになりました。
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器がよく見えない、安朗さんゴメンナサイ。
by katabami03 | 2010-05-13 22:11 | 展覧会・イベント | Comments(3)

山女魚(ヤマメ)そして新緑。

そぼ降る雨のなか、やまめ釣りに行く。
小雨降る中を物好きな、と思われる方も多かろう。しかし警戒心の強い魚を相手にする渓流釣りでは、晴れは悪天、曇りや雨は好天、ということになるわけだ。
もちろんいくら魚の警戒心が緩むといってもザーザー降りではたのしくもないし、谷川では急な増水などの危険も伴う。
幸いにも今日のような降ったり止んだりといった小雨模様ならばほとんど危険もないし、少しばかり濡れるのさえ覚悟しておれば、絶好の釣り日よりというわけだ。

今年のお初の山女魚(ヤマメ)。
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我が家から、早朝に出ると1時間30分ほどで着く山梨県の川。
川の中をジャブジャブと歩いていると、身も心も空っぽになる。
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午前中は少し寒かったが、思っていた以上に魚の喰いが良くて、夢中で釣り登る。

6時30分くらいから始めて3時に納竿。
本日の釣果はごらんのとおり。やまめの他に虹鱒2匹と大きなウグイが1匹。
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この近辺の川はどこも15㎝以下の魚は放流、という掟があるので、小やまめはリリース。尺を超える型は見れなかったが、この川でこんなに釣ったのは初めて。こういう経験をすると益々止められない。

それにしても、雨天とはいえ目に染み入るような新緑の光景が素晴らしかった。
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by katabami03 | 2010-05-12 00:14 | 旅・山 | Comments(2)

「三丁目の夕日」みたいな・・・。(高崎物語26)

高崎という街はかなり広範囲に広がっている。
高崎駅をはじめその周辺部こそ近代的な建築物が立ち並んでいるが、一本道路を越えただけで、意外に落ち着いた街並みが広がっていたりする。

駅前はどこの地方都市にも見られるような光景。
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上の場所から100mと離れていないところ。昭和の匂いがプンプンする。
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これはお米屋さん。
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すぐ近くにあるここは・・・元修理工場?なつかしいスバル360。
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街中を歩いていると、いきなり焼酎工場が現れたり醤油屋さん(醸造元)があったり、次々と珍しいものに行きあたり、歩くのが苦にならないほどだ。

今日はこんな所を発見。
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駅からわずか5分ばかりのところに「こうじや」さん。

思えば東京だってrisiが生まれ育った時代は各種商店はもとより、様々な町工場が点在していたりしたものだ。
高崎の旧市街(?)を歩いていると、どこか郷愁を誘われる。
by katabami03 | 2010-05-09 21:47 | 高崎物語 | Comments(4)