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いけばなLABO,2月は・・。

月日のたつのは早いもので、いけばなLABO、私の担当も11ヶ月目。
毎回トレーニング的な試みを続けてきたが、最後の2回くらいは美しく生ける花もよかろう。

ってなわけで、今回のテーマは「華やかに、華麗に」ということで黄色を主体にした数種類の花々を生けていただいた。

2,3点ご紹介しよう。

>K先生
コンパクトにまとまっている。連翹(レンギョウ)やミモザアカシアをもう少し大きく使うことで、より華やかな雰囲気が出ると思う。
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>Y先生
綺麗のまとまっているが、やや造形志向が強い感じ。これはこれとしておいて、フワーッとはじけるような華やかさの花も生けれると強い武器になると思う。
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>H先生
部分的には気になる点もあるが、全体としては大らかな華やかさがある。これ以上大きいと間延びした感じになってしまうギリギリの線。
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装飾的な花、あるいは単純に綺麗に生けられた花、これらもいけばなの一つではある。いろいろとやってくるとこういった花に物足りなさを感じてくる、ということも否めないが、素直に花束を作るように生け上げていき、どこかをちょっと乱す。あるいは一点主張の強いものを加える。これだけでも美しく且つ個性的な花を作り出すことは可能だと思う。
一見平凡なようでありながら毒が仕込まれているような花。どこをどう乱すか。どのような花、どのような枝で主張するのか。
・・・簡単なようでありながら、結構難しい世界だ。
by katabami03 | 2009-02-28 22:28 | いけばな | Comments(2)

一階正面席二千円也。

risi御用達のシネコンで「シネマ歌舞伎」というのが始まった。
第一弾は中村勘三郎主演、なんと山田洋次監督の舞台初演出による人情噺「文七元結」。
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この後4月から6月にかけてあと5本上映される予定。ただ、どの出し物も一週間しか上映されないために、全て観ようとおもうと、かなりせわしなくなりそうだ。
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歌舞伎を映画館で・・・、果たしてどんなものだろうか?期待と不安に駆られて観にいったのだが、結論から言って、ハマリそう。面白いです!
スクリーンを見ている、という違和感はまったくなくて、役者さんを大写しにしているシーンなどでは、汗や息遣いまで聞こえてきそう。小劇場で芝居を観ているような感覚すら感じてしまうほどだった。

歌舞伎座で生の歌舞伎を観たのは学生の頃に数回程、それも上の方からしか観たことがなく、また、古典の歌舞伎はセリフも分らない部分があったり、さらに途中の浄瑠璃だか清元だかにいたっては全く理解不能。そんな感じだったので、歌舞伎を知る以前に行くのを止めてしまったのだった。
今回の出し物はわりと新しい作品ということもあってか、歌舞伎シロートでもまったく問題なし。名古屋の岩田さん達がやっていたロック歌舞伎みたいなもんだ。
何といっても2000円で真正面から観れるというのが素晴らしい!!
by katabami03 | 2009-02-26 21:00 | 映画・演劇 | Comments(3)

今日は映画とブルーズの日でした。

展覧会、研究会も終わり、月末でちょっと一息。
「少年メリケンサック」を見てきました。

映画館に入ってビックリ。平日の朝だと言うのに切符売り場にはすごい人の列。
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何事かと思ったら「おくりびと」を再上映しているのだった。
確かにいい映画だったが、まさかオスカーちゃんまで貰っちゃうとは思わなかった。(「おくりびと」については’08,9月30日コメントあり)
私が切符を買い終わる頃には満席になり販売終了となっていた。
ともあれ、おめでとうございます。パチパチ。

でもってメリケンサック。こっちの観客は15人くらい。
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・・・う~ん、中年バンド、パンクと着眼点は面白いのだけど、ストーリーの骨子が弱いのと、あまりリアリティーを感じないあたり、、どーもシックリとこなかったなあ。

「小説という大きなウソを書くには、小さな真実の積み重ねが必要」てな意味のことを誰かが言っていたけれど、冒険ファンタジーとかSFものではなくて、こういう、いかにも現実にありそうな(実際にいるかもしれない)話の場合は同じようなことがいえるんじゃないのかなあ。
でもまあ最大のエラーは、監督・脚本クドカンということでrisiの期待が大きすぎた、ってことか。
映画は色眼鏡をかけて見てはいかん、ちゅーことで・・・。
by katabami03 | 2009-02-24 21:08 | 映画・演劇 | Comments(5)

おあずけ。

研究会三連荘をやっつけ、所用で浅草橋へ向かう。
地下鉄で市ヶ谷に行き、そこから総武線に乗り換える。

JR市ヶ谷駅は目の前にお堀が広がり、都心部のなかでは割と好きな駅の一つ。
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市ヶ谷にある釣堀。
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釣り糸を垂れる人たちを見るのは、電車を待つ間のいい時間つぶしになるのだが、雨上がりでこう寒くっちゃあ誰もいないね。

さて浅草橋、表通りには大きな人形店が多い。
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そのほか、商店街や店舗の飾りを売る店(造花やドライフラワーをたまに買いに行く)、衣料品、アクセサリーとそのパーツを扱う店などが多い。
ガード下にも同様の店が並ぶ。
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用事をすませて、さてお楽しみ。
目的はココだ。
・・・と、あれれ、まだ開いていないの?
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ココはガード下にある立ち食いのおすし屋さん。以前から機会があったら一度入ってみたいと思っているお店だ。
中を覗いたら、店主とおぼしき人が仕込みをしていて、やはりまだ開店前とのこと。

残念。

と言うことで期待はますます高まるのだった。
by katabami03 | 2009-02-23 22:54 | 食べ物・飲み物 | Comments(2)

オッサンも気合を入れねば。

草月で昨年からいけばなを学んでいるN君から、草月の若手集団「SYC」による展覧会、「未蕾(みらい)」展のご案内を頂いた。

N君とは2006年の「大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ」で知り合った。
当時はまだムサ美・建築学科の学生だったが、卒業後、何を思ったかいけばなをやり始めた。
昨年の神戸ビエンナーレの折には私の作品制作を4日間手伝ってもらったりもした。
そんなN君、今回がいけばなデビュー展といったところか。

さて「未蕾」、場所は草月プラザ。そう、あのイサム・ノグチの石の会場だ。
ここでは過去、様々な個人やグループが展示をしてきたが、今回は如何か?

おう、やってるやってる。
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初々しい作品がそこここに展示されている。
若手のグループというにはあまり若さを感じられないものもあった。完成度を求めるよりももっと冒険してほしいなあ。・・・オヤジの小言ってか?
まあ、そんな中にも2点ほど心惹かれる作品があった。

さてN君はというと・・・。
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これはなかなか、堂々の一作ではないか。
いけばなというよりも、植物を使った造形作品というべきだろう。コンセプトもしっかりしているし、出品作品のなかでは一番光っていたゾ。

花道界は沈滞しているが、こんな風に若手が育ってきているのは嬉しい限りだ。
N君、ガンガンやってくれ、そして共に未来に向かって進もうではないか。
by katabami03 | 2009-02-22 22:29 | 展覧会・イベント | Comments(2)

新歌舞伎座は早乙女太一だった。

大阪でいけばな関係の寄合いがあり、大急ぎで行ってきた。

地下鉄「なんば」で下車するも、右も左も分らん。止む無く駅員さんに目的のホテルまでの道順を尋ねる。
「まっすぐ行って、左の4番出口」とのこと。
少し時間があるので表に出てコーヒーでも飲んでいくか、と思ったが、これがマチガイのもとだった。

表に出るといきなりこの建物がドバーっと眼前に。信号の看板を見ると「新歌舞伎座前」とある。
そうか、大阪ではココで歌舞伎公演があるのか。
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東京の歌舞伎座が建て替えとなる今、この建物は貴重になるなあ。
さて演目はと眺めると・・・、おお、早乙女太一。来月は坂本冬美・藤あや子か。
ココは歌舞伎以外の公演もやるのか。歌舞伎座と新宿のコマ劇場を足したようなところだな。そういえばコマ劇場も建て替えになるそうな。

で早乙女太一、けっこう並んでいるねえ。
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ちょっくら裏へ回ってみるか。
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まあ何うと言うことも無い、アナーキーな電線を除けば新宿あたりの路地といくらも代わらない。
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その後目的のコーヒー屋さんをさがしている内に、完全に道を失ってしまった。
止む無く再び地下へもぐり、売店のおばちゃんに道を尋ねる。
何のことは無い、振り出しにもどってしまったのであった。で、駅員さんに聞いた通りに行く。結局コーヒーは飲めなかった。オソマツ。

寄合い終了後は再び地下にもぐり、新幹線で直帰。

今日は富士山がきれいに見えた。
冬の間は東京近郊からも富士山はよく見れるが、富士市というだけあって、この辺りから見る富士は実に雄大。秀麗という形容がまことに似つかわしい。
写真を撮ってきたつもりだったのだが、動画モードになっていた。
またドジをふんでしまった。
by katabami03 | 2009-02-20 23:14 | 旅・山 | Comments(2)

季節は巡る。

このところ暖かい日が続いていたが、昨日今日と、再び寒い日が続いた。
4~5日前から花粉症でくしゃみ鼻水がひどいのと、この寒さ、なんだか風邪を引いたような感じ。花粉症なのか風邪なのか、紛らわしくてちょっと不快な今日この頃。

昨年も写したのだけど、今年もまた咲き始めました。
池袋タカセ前の「寒緋桜(カンヒザクラ)」。
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一進一退しながら季節は春に向かって・・・。

明日明後日と所用で大阪です。
何か面白いものがあるかなあ。

行ってきま~す。
by katabami03 | 2009-02-18 22:41 | 樹木 | Comments(0)

屋上物語3 (リシノメ53)

大概のデパートの屋上には小さなお社があったりする。
多分、お稲荷さんとか地元の氏神様とかが祀られているのだろう。

銀座松屋はどうかというと・・。
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ご覧のように結構な面積を占めていて、しかも造りも本格的だ。

植栽がきちんと施され、一対の狛犬と常夜灯。敷石の周囲には那智黒の玉石が敷かれ、右手の手水では竜の口から水が勢い良く迸り、左手にはここに祀られている神仏の来歴を刻した石碑が建っている。
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コレは石碑。
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手前には分りやすく書かれた看板も。
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鎌倉時代に造られた「龍光不動尊像」とのこと。

最近仏像の盗難が多いと聞く。全く罰当たりがいたもんだ。
ココは大丈夫かな?
神仏のご加護がありますように・・・・って???
by katabami03 | 2009-02-16 23:20 | リシノメ | Comments(4)

忙中閑。

いけばな仲間の藤原素朝さんと陶芸家の山本安朗さんのジョイント展のご案内をいただいた。
青山の蔦サロンにて会期は本日まで。花展の会期中ではあるが早引きして拝見してきた。
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藤原さんの花は、何といっても衒いの無い大らかさが魅力。安朗さんの陶器は「南蛮焼き〆」という無釉の肌もさることながら、蹴轆轤(けろくろ・電動ではなく、足で蹴って回すろくろ)によって作り出された、自然の歪みがいけばな人の心をそそる。

お二人のジョイントは花と器の幸福な出会いを見るようだ。
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藤原さん手製のお菓子とお茶のもてなしを受け、心安らぐ空間の中で束の間、良い息抜きをさせていただいた。
by katabami03 | 2009-02-15 23:25 | 展覧会・イベント | Comments(0)

屋上物語ー2 (リシノメ52)

昨日の予告通り、屋上の珍景をご紹介しよう。

日本全国、数多あるデパートの中でも、多分ここ(松屋銀座店)だけにしかないだろうと思われるものが、コレだ。
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この中でカブトムシを飼っているわけではない。
コレは何かというと、つまりアレだ。
屋上菜園。

金網は多分鳥に食われるのを防ぐためだろう。
中にはブロッコリー、白菜、パセリなどが植えられている。
余程栄養がいいのだろう。ブロッコリーは一度刈り取られた後、横っちょから生えてきたやつが十分食用になるくらい立派に成長している。
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ここで育てられた野菜はどのような運命をたどっているのだろうか。
店内のレストランに卸す?社員食堂?それとも売り上げが良かった部署への景品?

しかしまあ屋上緑化、土地の有効利用、さらにはささやかながら食物自給率を上げることにも貢献している。
百貨店に限らず、たくさんのビルで追随してもらいたいものだ。
by katabami03 | 2009-02-15 00:22 | リシノメ | Comments(2)