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梅雨時の花・・その二。

歯医者に行く途中でハンゲショウ(半夏生)を見かけた。
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キレイな花なのにいけばなではほとんど使われないのは、臭いがあるからなのか?コレ、ドクダミ科なのですよね。
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「半夏生」または「半化粧」。
二十四節季をさらに細分化した七十二候というのがあるそうで、夏至の次にくるが半夏生。ちょうどその頃に花が咲くのでそう呼ばれている。また、上の方の葉っぱが白化するが、それが半分塗りかけた白粉のようなので「半化粧」とも呼ばれている。

どちらかと言うと「半化粧」のほうがどことなく色気とかウィットとかを感じさせていいなあ。

近寄って見ると、花に雨の雫がキラリ。
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またきょうもいいものを見てしまった。
by katabami03 | 2008-06-30 22:42 | 草花 | Comments(4)

からころも きつつなれにし・・・。 

古流松應会の花展を拝見してきました。

先ずは家元、千羽理芳先生の作品、キャラ(伽羅)の受流し生け。

ゆったりとした曲線とどっしりとした安定感。力強くかつ典雅。
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副家元、千羽理應先生とそのお社中によるカキツバタ(杜若)の「八橋生け」。
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色紙に在原業平の歌が。
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これは「伊勢物語」の「東下り」のなかに出てくる一節の中で詠まれている歌。
次のようなエピソードが書かれている。

業平の一行が三河の国八橋で休んでいる時にある人が、「かきつばたの五文字をことばの頭に入れて歌を詠め」という要望のこたえて、「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもう」と詠んだ。その中に込められた望郷の想いに一行は涙し、(その涙で)干し飯が濡れてしまった。

今でも三河八橋には無量寿寺というお寺があり、そこに石の橋を渡した杜若の池がある。
10年くらいまえにそこを訪ねたことがあるが、時期が遅すぎて花はただの一つもなく、葉っぱだけの八橋を見てきた。相変わらずツメが甘いrisiです。

そのほかにも生花の佳作がたくさん出瓶されていた。

五つの花材を生け分けて。
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毎年たくさんの水辺のものが。これはコウホネ(河骨)。
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タイサンボク(泰山木)や苔の付いたボケ(木瓜)の生花。
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こんな華やかな自由華もありました。
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今年も楽しませていただきました。
松應会の先生方、有難うございました。
by katabami03 | 2008-06-29 22:20 | 展覧会・イベント | Comments(2)

LABO3・・・その2.

朝はまだ頭がぼ~っとしていたけれど、だいぶスッキリして来た。

いけばなLABO第3回目。花材は「枯れ物」ということで、晒し箒草と晒しシダ。

会員作品から。

>Y先生作。
どうですか、この堂々とした立ち姿。スカっとしていながら、繊細な神経も。
惚れ惚れします。
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>T先生作。
二つの素材のあざやかな対比が見所。
たっぷりと間合いを取った大胆な構成でありながら、なかなかに滋味のあるお作です。
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>Fuji先生作。
F先生の作品のよさはなんといっても大らかさ。やや散漫になる時もあるけれども、今回は先生の良い部分が遺憾なく発揮。
スケールの大きさに脱帽。
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>Fuku先生作。
今回の作では一部気になるところも見受けられたが、部分的にはかなりいい味だしています。
器との相性、シダの柔らかい創りや間合いが絶妙。
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>K先生作。
シッカリとした構成力を感じます。バランスもいいですね。
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う~ん、上手く生けられると次は何をお教えしていいものやら・・・。
ハードルを高くしましょうか、ねっ皆さん。
by katabami03 | 2008-06-28 15:30 | いけばな | Comments(3)

LABO3。

いけばなLABOの第3回目。
今回は乾き物(スルメじゃあないよ)をやりました。

みなさんとても上手でコメントを出すにも苦労してます。
でも皆さんの熱意に答えるべく、誠心誠意私の知っている限りのものを出していこうと思っています。

でもって今回は・・・。

あのぉ・・、私事で恐縮ですが、LABO終了後の懇親会(と言う名の飲み会)、前二回は翌日仕事が入っていた為にほどほど・・で引き上げたのですが、今日は翌日offということで心ゆくまで・・・へへへ、堪能しちゃいました。

パッパラパー頭で先生方の作品にコメントを出すのも失礼なので、後ほどに。

とりあえず拙作。
会場をご提供いただいている大和花道の会館が一部工事中。いつも花器を置いてある場所が面白そうなので、こんなんできました。
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by katabami03 | 2008-06-28 01:29 | いけばな | Comments(6)

梅雨時の花。

我が家から北にむかっって徒歩7,8分行ったところに五日市街道がある。そこを東(小金井)の方へ20分ほど行くと、五日市街道は玉川上水と平行して走るようになる。
丁度そのあたり、いまの季節はノカンゾウ(野萓草)やオカトラノオ(丘虎尾)が小さな群落を作って咲いている。

今日は上水沿いの道をウォッチング。

五日市街道・西武線一橋学園駅近く。
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雨に濡れる野萓草。もう少しすると八重咲きのヤブカンゾウ(藪萓草)も咲き出す。
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丘虎尾
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小群落、全部同じ方向に曲がっている姿がユーモラス。
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ヒメジョオン(姫女苑)も咲き始めた。
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花はハルジオン(春紫苑)とそっくりで見分けがつかないが、茎を折ってみるとハルジオンは中が中空だが、ヒメジョオンは全部つまっているのでそれと判る。
どちらも全国どこにでもある花だが、もともとは北米からの帰化植物だそうだ。
by katabami03 | 2008-06-26 22:22 | 草花 | Comments(2)

愉快痛快インディ・ジョーンズ。

朝一で観てきました。「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
細かいことは言わない、相変わらず冒険大活劇の面白さてんこ盛り。
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聞くところによると、もともと三作で終了するはずだったのが、観客の熱い要望で今回の作品を追加制作したそうな。
第一作の公開が1981年、何と27年前のこと。さすがにハリソン・フォードも老けたが、雰囲気はほとんど変わっていなくて、違和感や時の流れはまったく感じなかった。
でもまあ、これで正真正銘打ち止めだろうなあ。

このシリーズ、まだ未見の方は本作を観にいく前に、第一作「レイダース 失われたアーク<聖櫃>」だけでも見ておくことをお奨めします。
by katabami03 | 2008-06-25 22:14 | 映画・演劇 | Comments(4)

健身柱の不思議。(リシノメ33)

昼下がりの公園でこんなものを見かけた。
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これは「健身柱」という健康器具のようだ。
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で、試してみた。

>突起のある云々・・。
強く打ち付けると痛いし、弱いと全然効かない。
あーだこーだと試行錯誤、リラックスどころではない。

>背を押し付けて云々・・。
これは結構気持ちいいのだが・・・、結構踏ん張ったり屈伸したり、存外足への負担が大きい。
背中のコリが全面ほぐれるころは太ももパンパン?

>山を人差し指で云々・・。
・・・、手を伸ばしたら一番上まで届いてしまいました。

まあ、道具は使いよう。各人工夫してご使用いただければいいだけのこと。猿と人との差の見せ所ではある。

と、それよりも???は。
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説明書きが目の高さにひとつと、もう一つは地上30cmくらいの所に???

製造「上海体育実業有限公司」・・・中国製かあ。
まあ13億の民を擁する国だから、いろんな人間がいても不思議はないのだが、身長30cmはないよなあ。

う~ん、中国4000年の歴史にまた一つ謎が増えた。
by katabami03 | 2008-06-23 22:24 | リシノメ | Comments(6)

これは簡単だわ。

・・・、と言うわけでドクダミ刈りをした。

原材料は腐るほど有る。
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輪ゴムをたくさん用意しておいて、10本くらい切り取ったら輪ゴムで束ねる。
20~30分ほどで、ほれこの通り。
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根元が束ねてあるので、洗うのもそのまま水でジャバジャバするだけ。
水を切って、針金ハンガーにつるして軒下へ。
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あとは乾くのを待つばかり、体に優しいドクダミ茶のできあがり。

ちなみに飲んだ後の出がらしは外にポイ。土に帰って、小さいながらも地球に優しい循環環境の出来上がり。
by katabami03 | 2008-06-21 21:46 | 草花 | Comments(4)

蕺草←こんな字読めないよね。

草冠に(口)書いて(耳)書いて(戈)と言うのを書いて、それに草をつける。こんなの漢字検定1級でも出ないんじゃあないの。
これでドクダミと読むそうです。

今日家の近くをブラついていたら八重咲きのドクダミを見つけた。花だけ見せられたらドクダミだとは判らないような複雑な造りだ。
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面白いことに、普通のドクダミと混生しているところもある。
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花に見えるところは海芋や水芭蕉と同じく「苞」で中央に密集している黄色いのが花。
漢方では「十薬」とよばれて、いろいろな効能がある。
risiが知っているだけでも高血圧、利尿、便秘、代謝を良くするのだろうね。胃腸にもよいそうだ。まだ他にもいっぱいあるみたい。
傷口やおできなどには、生の葉を火であぶって、軽く揉んで患部に貼り付けておくと化膿止めにもなるというすぐれもの。

実は我が家の裏はドクダミ畑状態。
十年くらい前にドクダミを刈り取って、たらいで水洗い、新聞紙を広げてその上に干して「ドクダミ茶」を作ったことがある。
これがえらい手間で、おまけに梅雨時で雨続きだとなかなか乾かない。簡単ではあるけれども、場所ふさぎで往生した。
2年くらい続けて作ったけれど、ドラッグストアで200~300円くらいで売っているのを見て、それ以来、作るのをやめた。広い場所があればいいんだけどね、なんて言い訳してね。

湿った状態で何日もほおって置いても、カビたり腐ったりしない。ドクダミの抗菌作用を深く納得した次第。
臭いはというと・・・う~ん、やっぱり苦手だ。
by katabami03 | 2008-06-19 22:42 | 草花 | Comments(6)

risiは久々にいろいろと考える。

「アール・ブリュット/交差する魂」という展覧会を観にいった。

場所は新橋の松下電工汐留ミュージアム。
新橋に着いたが、どのビルかよう判らん。
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とりあえず地下にもぐる。
やっと案内図を見つけた。
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う~んなんかすごい所だなあ。未来都市みたいだ。
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あったあった、ようやくたどり着いた。
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建物の中は全て撮影禁止だそうですが・・。
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今回の展覧会のチラシ。
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アール・ブリュット<生の芸術>。正規の美術教育をうけていない人達によって制作された作品の展覧会で、主に障がいをもった人たちの作品で構成されていたが、これは何といったらよいのだろうか。
一見素朴なようにみえるのだが、見れば見るほどグイグイと迫ってくるようなパワーに圧倒される。

作品の良し悪しとか好き嫌いとか、そんな感情はぶっ飛んでしまって、表現とは何なのだろうかとか、普通とはどういうことなのだろうかとか、そんなことを考えさせられる展覧会だった。

余談だが、カタカナ表記ではアール・ブリュがより近いのでは?
by katabami03 | 2008-06-18 23:00 | 展覧会・イベント | Comments(3)