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季節は巡る。

秋の巡業(いけばな展)最終回に向けてラストスパートの毎日。

ちょっと息抜きに、今朝の我が家の庭木から。

先ずは狂い咲きの花。
小梅太夫じゃあないよ、箱根空木(はこねうつぎ)
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5月頃にたくさんの花をつけるが、なぜか二輪。愛らしいけれど昨今の異常気象を思うと複雑な心境だ。
今年は10月になってから、穂咲き七竈と紫陽花が小さな花を咲かせた。本来は初夏のものだが・・・。
地球温暖化の影響なのだろうか、自然が狂ってきているのは明らかだ。

おとこようぞめ(男がまずみ)の実
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これは季節通り小さなつややかな実をつけている。

ミニバラ
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このバラは、今は無き「かたばみ会館」の庭の片隅で、小さな植木鉢に入ったまま瀕死の状態だったものを持ってきて植えておいたもの。
春から晩秋までほんの一、二輪ずつだが常に花を咲かせている。

バラの恩返し・・・かな。
by katabami03 | 2007-10-31 22:35 | 樹木 | Comments(0)

華麗且つ深遠な・・・。

展覧会続きでネタ探し(タウンウォッチング)する余裕も無く、今回もいけばなの話。恐縮です。

11月3,4日に開催する「古流かたばみ会展」。今回は生花(古流の古典花)を生ける予定。花材は「石化杉」。
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石化菌というのをつけて、人工的に作り出す。と言う話を以前聞いた。
普通なら柱状でまっすぐ伸びるはずの枝が、扁平になり、一部捩れるような形状になったりする。石化柳、石化エニシダ、石化鶏頭など、いけばなではよく使われる好材です。

この花材を前に今日半日格闘してしまった。今回初めて手にしたわけだが、いやあなかなか手ごわいなあ。それだけに実に面白い。こういう花材は一本一本がみな違うので、何回生けても面白いだろうなあ。
どんな華になるのか・・請うご期待。

話はかわるが、開催中の「日本いけばな芸術展」、正直に白状すると、こんなに面白がって(興味深く)見たのは初めてのことだ。
一つ一つ見ると、それぞれに好みもあるし、長所短所も目に付くが、これだけのマッスというか、トータルで見ると、とんでもなくバラエティーに富んだ、華麗かつ深遠な世界が展開している。
何年もこの世界にいると、当然ながら作品を見ただけで作者が分かるものもある。以前だったら「ああ、またこれか・・」といった印象しか受けなかったものも、「このバアちゃんが死んだら、これはもう見れなくなるのか」と思うと、その作品がいきおい、輝きを増すのであった。

大塚理司、51歳にしていけばなの面白さに目覚める秋である。
by katabami03 | 2007-10-28 23:22 | 樹木 | Comments(0)

漆もええなあ。

高島屋での華展、今日は当番日と言うことで「いらっしゃいませ」係を仰せつかった。とはいうものの、中央線遅延のためショッパナから遅刻。面目ない。
会場に着いた時はすでに大勢の人だかり、先ずは他の係りの先生方に詫び、大あわてで自分の作品の手直し。といっても傷んだ葉を2,3つまんだだけで、あとはままよ。ま、余りいじくるよりも生けたときの勢いで良しとする。

午後2時まで勤め上げた後、大急ぎで会場を一巡。その後銀座の松屋へ。

松屋では、前回の陶芸の個展前に水指の金継ぎをお願いした、石川県山中塗りの八木茂樹さんがお父さんと漆器の二人展を開催中。
わりと食器は好きな方なので、気に入ったものがあると時々買っている。どうしても陶磁器やガラス製品が多く、なかなか漆器にまで手が回らないが、しっかりとした仕事のしてある品々はいいねえ。
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大きな円卓がよかったなあ。でもとても手が出ないので、小さな片口を一つ頂いて帰ってきた。
今は忙しくてお酒を飲む気になれないが、少し落ち着いたらゆっくりとこれで一献やろうと思う。

八木繁・茂樹 父子展   30日まで  松屋銀座アートスポットにて開催中。
by katabami03 | 2007-10-26 18:53 | Comments(0)

日本いけばな芸術展

日本橋高島屋で開催中の華展。
本日生けてきました。

会場が思っていたよりも明るくて、狙っていたよりもかわいい感じになってしまった。写真は結構シットリしていてイイカンジだ。
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実際、このくらい薄暗いといいんだけどね。

この展覧会を見ていると、華道界の不況がうそのようだ。現実はどこも青息吐息のはずなのに、幻影を見ているんじゃなかろうか、とおもうような夢まぼろしの世界だ。
手前味噌で恐縮だが、この展覧会はかなり見ごたえがあると思う。いけばなの面白さ、素晴らしさを堪能できるのだが、現実は厳しい。入門する人間がいなければ商売として成り立たなくなってしまう。
このまま廃れさせてしまうのは日本文化の喪失だ。国が責任をもって保護するべきだろう。

インド洋でガソリンスタンドやっているような金があるならこっちに廻せってんだ!
by katabami03 | 2007-10-25 23:40 | いけばな | Comments(0)

爽秋の候。

朝晩だいぶ涼しくなってきましたねえ。我が家ではもう何回かナベ、してます。

寒くなってくると心配なのが灯油。今年はだいぶ値上がりしてるだろう。暑さは有る程度までは我慢できるが、寒さはどうにも苦手だ。

そういえば今夏は新潟の地震で原発が止まって、東京への電力供給危機が問題になったが、たいした混乱も無く何とかなったようだ。
30数年前のオイルショックのときは、政府が大々的なキャンペーンを張り、それはもう国中をあげて節電につとめたものだ。だが今回はそういった切実さがまったく感じられなかった。
政府(自民党)としては、ちょっとくらい停電にでもなったほうが、その後の原発推進の錦の御旗を振れて好都合だからなのでは・・・。などと思うのは穿ちすぎか。
確かに冷房温度を落としていると思われるところはあったが、JRの駅のホームなどはまだ明るいうちから電灯が煌々と灯っていたりした。

これは資生堂の従業員用トイレにあった表示。
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ちなみに、来客用はそれはもうオシャレなしつらえであった。ペーパータオルにまでSHISEIDOの文字が。
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ともあれ、私は経済学者ではないので細かいことはわからないが、どーも今夏の一事を顧みると、なんのことは無い、一寸節電につとめれば原発なんていうリスクの多いやっかいな湯沸かし器など必要ない事を証明したようなもんじゃないか。・・・そう思う。

さて明日から秋の巡業第三弾。
日本橋高島屋にて、私は26,27日に出品します。入魂!
by katabami03 | 2007-10-22 23:35 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

昨日~今日。

昨日のお昼頃、事務所近くの路上でちんどん屋さんが化粧直しをしていた。
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前にも時々、東池袋のサンシャイン通り(?・以前は映画館通りとよばれていた。)でちんどん屋は見かけたが、近くで見るとジイサンバアサンで哀愁が漂っていたが、この日の一団は皆若い。
屈託ない笑顔がとても爽やかだった。
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ブルーズマン・トミイセイジが池袋の店で演奏すると言うので、仕事が終わってから聴きに行った。
相方は前にもご紹介した、ハープの居相毅さん。
ゆっくりしたいのは山々だったが、翌日のことを考えてワンステージだけ聞いて失礼した。
事務所で夕食をすませてきたので、おなかいっぱいでツマミもたのまず、ビール一杯だけ飲んで帰ってきた。ずいぶんしみったれた客だと思っただろうなあ。
お詫びに宣伝します。池袋西口、立教大学近くのフリーフローランチ。雰囲気いいです。
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帰り道、バス停から家までの道すがら、何かヘンな臭いがした。今朝通ってみると畑がきれいに畝起こしされていた。昨夜の臭いは肥料の臭いだったのか?

朝日に輝く畑。
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冬の野菜が植えられるのだろう。
大根?キャベツ?ブロッコリー?・・・今から楽しみ。何とはなしに嬉しく有難い光景。
by katabami03 | 2007-10-21 23:07 | 音楽又はブルーズ | Comments(0)

満天星躑躅。

タイトルを読めた人は植物にかかわる仕事をしているか、かなりの植物ツウか。
正解はドウダンツツジです。

今朝駅に向かう途中にある庭木屋さんの畑で見かけた紅葉。
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今年はいつまでも暑かったので、紅葉はよくないのかなあ、と思っていたが、ここにきて急激に冷え込んできたので、案外いいのかもしれない。

秋景色を愛でながら、露天風呂にでも入りたいもんですなあ。

秋の巡業、もうひと頑張りだ。
by katabami03 | 2007-10-19 23:41 | 樹木 | Comments(0)

こんなところに芙蓉の花が。

過日予告したが、11月3日4日に、新橋の東京美術倶楽部というところでいけばな展を開催する。その打ち合わせに行った際に、美術倶楽部玄関前の街路樹の下をフト見ると、黄色い大きな芙蓉の花が咲いていた。
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このブログでも以前触れたが、芙蓉の花は咲いた翌日にはしぼんでしまうし、今にも破れそうで、何とも儚げな花だ。それがこんなところで咲いているなんて、ああ何てけな気な・・・。と思っていたら、何と我が事務所の近く、アムラックス(トヨタのショールーム)横の街路樹の脇にもあるではないか。
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こいつは見た目によらず存外逞しいのだなあ。

外見だけで判断するものではない、とあらためて感じ入った次第。
世の若者達よゆめ油断するなかれ。・・・何のこっちゃ。
by katabami03 | 2007-10-17 22:29 | 草花 | Comments(0)

オシャレ考。

あの夏の暑さがウソのように、すっかり秋めいてきた。
この季節、街を歩いていると、相変わらず半そでTシャツ姿の元気者もいれば、きょうはダウンベストを着込んでいるやつもいた。まあ誰が何を着ようとそんなこたぁどーでもいいけどね。

オシャレな若者は季節を先取りだ。
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見繕いにはそこそこ気を使っているが、着るものが趣味というほどのオシャレではないし、裕福でもない。とはいうものの、人と同じというのが性分に合わない困った性格なので、少し差を出すには・・・なんてあたりでいつも腐心している。

先日の浅草のところで少し触れたが、時々ド派手な服を着たくなることがある。(・・変身願望?)けれどもド派手っていうのはつま先から頭のテッペンまで全てキマッテないととんでもなくダッセーし、場合によってはみすぼらしく見えてしまう。
取りあえず一通りそろえても、いつもそれだけだと「アイツまたアレだぜ」ってなことにになってしまう。結局一度その道に入り込んだらもうソレでいくっきゃない、と言う世界なのだろう。

それから気を使っていても、余りにも忙しい時や作品製作中は、「もうそんな事にかまっちゃあいられない」ということも度々ある。
ヴェトナムの巨星、故ホー・チ・ミンは私物はカバン一つだけであった、と言う話を聞いたことがあるが、時としてそんな簡素な生き方に対する憧れも頭をもたげる。

結局ハデと質素の間を揺れ動く生臭な身としては、不本意ながら比較的無難なところで妥協することが多いか・・。ま、最初に書いたことだが、人様に不愉快な思いをさせない程度なら何を着ようが勝手でしょ、ってこと。

でもって最近はハデか地味かっていうと、どちらかと言えば地味っぽいかなあ。
いずれにしても、いつどこで死んでもいいようにパンツだけは毎日換えています。
by katabami03 | 2007-10-15 22:44 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

高崎物語(5)

今回は高崎城址を紹介しよう。

高崎は交通の要衝であっただけに、古くは室町時代頃から豪族や戦国武将たちによって治められていたところだが、本格的な城が築かれたのは江戸時代になってからのことだそうだ。
公民館の図書室にあるマンガで知った。
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西側は烏川の流れを利用して、南、東、北に堀をめぐらしている。
世情、世相が安定してから造られたためであろうか、堀の幅は以外に狭く、城壁も低い。これなら忍者でなくても容易には忍び込めるね。
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城壁の上は散策路になっている。
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高崎城址。
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跡地はかなり広く、中を道が何本か通っている。
(皇居の中に何本か道が通っている状態を想像してください。)

東側のお堀に沿って、いちばん南の一画には高崎市役所が建っている。いずれ別立てで紹介したい、立派な建物だ。

その上(北)の区画は公園と群馬音楽センター。
前の広場で青空ライブ、ブルーズバンドが熱演していた。
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つぎの区画も結構広いのだが、現在何か建設予定なのであろうか。
奥に見える高い建物が市役所、その手前の平べったいのが音楽センター。
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一番北にNTTのビルや公園がある。

ちなみに、城跡内は戦時中には大日本帝国陸軍の駐屯地になっていたそうだ。
こんな石碑もあった。
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以前桜の季節に来たことがあるが、お堀に散った桜の花びらがたいそう美しかった。公園内でははそこここで花見の宴が張られていた。
高崎市民の手近な憩いの場として親しまれている。

皇居もこんな風に開放してくれたらいいのにね。
by katabami03 | 2007-10-14 22:41 | 高崎物語 | Comments(0)