5月24日
午前中に本村地区の「家プロジェクト」を見て回る。 本村地区は、古い家並みや神社、寺などが多く残っている集落で、「家プロジェクト」とは古民家を現代美術の展示施設に利用したものをいいます。昨夏、新潟で行われた「大地の芸術祭」でも「空き家プロジェクト」と言うのがあったけれども、あれもこの流れです。 時間が少なく、全部は見て回れなかったのだが、ここでも安藤忠雄とジェームス・タレルの作品「南寺」や「角屋」など面白い作品がある。 写真は「護王神社」。かなり傷んでいた神社を杉本博司の手により「家プロジェクト」として再生したもの。 ![]() ![]() ガラスの階段が地下まで続き、そのガラスを通して地下に明かりが入ってくる仕掛け。見る人によっていろいろなことを想起させる。 集落の中を歩いていて見つけた魔よけ。鎮西八郎公と書かれている。 ![]() 再び高松に戻り、イサム・ノグチの庭園美術館へ向かう。 庭園美術館はイサム・ノグチが実際に住んで制作を続けた住居やアトリエをそのままの状態で美術館として公開している施設。ここも撮影は×。 未完の石の彫刻を多数点在させた「彫刻庭園」は心洗われるような開放感に満ち、イサム・ノグチが最晩年までここで石と戯れていたのかと思うと感慨無量。なぜかたまらなく幸福な気分になった。もう少し長い時間過ごしたかった。 石垣の内側が「彫刻庭園」。 ![]() 最後に訪ねたのが、丸亀にある「猪熊弦一郎現代美術館」。 着いてすぐ、美術館のスケールの大きさに圧倒される。この建物は谷口吉生による。安藤忠雄の「地中美術館」は外観のない建築だが、こちらは逆にランドマーク的な大モニュメントといえよう。 谷口作品は「豊田市美術館」などを見ているが、ここは一際大きく且つシャープ。 ![]() ![]() 3Fから2Fを見下ろしたところ。 ![]() 一泊の旅行にしては盛りだくさんであったが、なにせ次は何時行かれるか分からないところなので致し方なかろう。今回は本当に気持ちのいい旅であった。心を浄化させてくれるアートの力を目一杯体感した二日間であった。 もう一つの感動。 〆は高松空港にて生醤油で! ![]() おわり ベネッセハウスは2006年に「パーク」と「ビーチ」と呼ぶ木造の宿泊施設を加える。私達一行は「パーク」に宿泊。こちらは撮影も自由なので、バシバシ写してきました。
入り口の外観。 ![]() フロントから奥をみたところ。なにげにジャコメッティーが。 ![]() こちらも館内あちこちに作品が展示されています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 安藤建築の素晴らしさが随所に。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これはテラスレストラン。海に面してだだっ広いテラスが広がっている。 ![]() レストランの奥にチラッと見えるのが「ビーチ」。 こちらの周囲にも作品が点在。 ![]() ![]() 海に突き出た桟橋で草間弥生さんにまたお会いしました。 ![]() つづく 直島にあるベネッセ関連の建物はすべて安藤忠雄の設計によるもので、前記の「地中美術館」は2004年の作。
次に訪れた「ベネッセハウス・ミュージアム」は1992年、最初に作られたものだ。 ここは美術館と宿泊施設を合体させた建物で、だだっ広い空間に作品がぽつんと一つだけ置かれてあったりと、とにかく贅沢極まりないつくりだ。 ・・ここも撮影は×。 海岸に桟橋があり、そこから「ミュージアム」関連施設が一望できる仕掛けになっている。 ![]() ちょと分かりにくいけれど、山の中腹にあるのが「ミュージアム」入り口のある建て屋。右の山の頂上に見えるのが「オーバル」(ミュージアムから続く、スイートルームのある建て屋)。そして海岸近くのコンクリの壁のように見えるのは、「地中美術館」にも作品の有るウォルター・デ・マリアの作品が収められているだけの贅沢なハコ! 海岸や周辺にも作品が点在している。 ![]() ![]() ![]() 美術作品もさることながら、瀬戸内の自然の美しさに歩をとめることしばしば。 思うにここの建物自体が、自然を美しく見せる為の大きな仕掛けなのかもしれない。 ![]() 至福の時間。 つづく 5月23日
5時起床。早朝の電車に揺られ羽田に向かい、空路高松へ。 高松では早めのお昼、勿論名物讃岐うどん。山田屋にてうどん定食を食す。 山田屋はもともと武家屋敷だったそうで、小さいながら手入れの行き届いたきれいな庭があった。見たことも無いような蘇鉄(ソテツ)の巨木がありました。 ![]() ![]() これ、全て元は一本です。 昼食後はフェリーにて直島へ。 直島の表玄関「宮ノ浦港」では早速草間弥生さんの大きなカボチャがお出迎え。 ![]() ![]() ベネッセハウスのマイクロバスにて地中美術館へ。 この美術館は門から先は全て撮影禁止とのこと。「何でえ、もったいぶりやがって。」と思ったが、入ってビックリ見て納得!もうこれはまさしく建物丸ごと作品だ。安藤忠雄のすごさをまざまざと見せつけられるような思いがした。 中の作品がまたスサマジク良い。 中でもジェームス タレルの「オープン スカイ」が一番気に入った。「オープン フィールド」の方は異次元の浮遊感みたいなもの・・・。 ウォルター・デ・マリアの作品も気持ちいい。唐突だが、旧ルーブルの入り口から入ってすぐ、階段の先にあった「サマトラケのニケ」を思い出した。 意外だったのがモネのある部屋。とても心地よい空間だった。 と言うわけで残念ながら写真は門のみです。ぜひたずねて体感してください。 ![]() あすにつづく。 某協会の研修旅行で瀬戸内海の直島に来ています。
ここは大地の芸術祭の大スポンサーでもある、ベネッセコーポレーション代表・福武総一郎さんが手がけている一大アートサイト。 その規模といい、収蔵品といいスゴイ!の一言。んも~ォ驚きの連続、感動の嵐。 今日は島内の美術館を中心に回ってきましたが、明日は新潟で展開したような「家プロジェクト」(民家を利用したインスタレーション)を見て回り、高松に戻ってイサムノグチの石の美術館を見て帰ります。 強行軍ですが、内容の濃い~ィ二日間となりそうです。帰ったら写真などupしたいと思います。 ご期待下さい。 < 前のページ次のページ >
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