カテゴリ:高崎物語( 65 )

本当は粒あんがいいんだけど。(高崎物語33)

高崎までの道中、車窓から見える景色は、「え~っ、こんなにもあったんかい!」と思うほど、いたるところで満開の桜、桜、桜。
関東地方は桜一色に染まる日曜日。

というわけで高崎ついでに花見をしてきました。

唐突だが桜餅が食べたいよ~。
関東の桜餅でも関西の桜餅でもウェルカムヒア~!・・・だっ。

高崎城址の桜。後ろに見えるのは高崎市役所。
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お堀の桜。数年前に来た時は花吹雪が舞う中、堀一面に花びらが浮かび、この世の極楽のような光景だった。
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お堀の上の土手は遊歩道のようになっていて散策を楽しむ人達が絶えない。
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土手下の広場ではシートを広げて花見の宴を張るグループもいたが、時勢柄かいずれも静かに花見を楽しんでいる様子だった。

つつましく平凡であることの幸せ。
by katabami03 | 2011-04-10 21:31 | 高崎物語 | Comments(3)

街は生き物?(高崎物語32)

高崎市いけばな協会展(並びに高崎市民いけばな展覧会)を拝見。
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明日まで上野松坂屋で開催されているいけばな協会展でもそうだったのだが、今回の地震で出品中の作品がかなり倒れたり器が割れたりしたそうだ。
ともあれ今日はそんなアクシデントもなかったかのような落ち着いた展観だった。

充実した自由花のコーナー。
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格調と様式美の古典花コーナー。
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用事も終えてさあ帰ろう。
その前にちょっとトイレ、とトイレのある場所に向かうと・・・。
あれれ、なんか封鎖されているぞ。
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移動したらしい、で、そちらに向かうと・・・。
ここは明日のスターを目指すミュージシャンのライブステージ「東西自由通路」に続く通路。
何だか随分賑やかなことになっている。
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で、トイレの表示はまだこんな感じ。
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高崎駅はここ数年で随分人の流れが変わりつつあるようだ。
東口には巨大なY電気ができたものの、相変わらず駅周辺は閑散としている。けれども玄関口としての駅前は着実に整備が進んでいるし、何よりも古い街がない分だけ開発はしやすいのではないだろうか。
5年後くらいには大変貌を遂げている可能性があるなあ。
街は生き物のように動いているんだね。

古いものと新しいもの、月並みな言い方ではあるがうまく共存していく事、それが理想的なあり方だと思う。

でもね、私は声を大にして言いたい.

トイレは以前の場所のほうが絶対いい!!!
by katabami03 | 2011-03-13 22:46 | 高崎物語 | Comments(0)

群馬の小麦。(高崎物語31)

三寒四温、少しづつ暖かい日が増えてきたものの、野原や木々は相変わらず冬枯れの様相。
そんな中を東京から北上して高崎に近づくと、所々緑の畑が広がっているのを目にする。
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地面にへばりつくように生えているのは麦だろう。

関越高速道を走っていて高崎に近づくと左手に大きなサイロがあり、そのサイロに「群馬の小麦」と大書されているのを目にする。

国内で消費されている小麦のほとんどはアメリカやカナダ、中国辺りから輸入されているものだろう。また、アメリカ、カナダは遺伝子組み換え作物の大量生産国、さらに船積みの最の収穫後農薬の大量使用。できることなら口にしたくないが、日本の食糧事情ではそれはほとんど叶わぬ望みとなっている。

国産の麦がこうしてスクスクと(?)育っているのを目にすると、わけもなく嬉しい気持ちになってしまう。
この地粉でうどんをつくったらさぞかし旨いだろうなあ。
by katabami03 | 2011-02-27 21:33 | 高崎物語 | Comments(4)

しょこたん。(高崎物語30)

仕事先の近くで。
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建物の前にはこんなのがあった。
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え~と何だっけなあ?
コレ、見たことあるような・・・デジャヴ、う~ん。
・・・って、今朝高崎駅前で見たコレだ。
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ネイティブアメリカンのテントのようでもあるし、タテアナシキジュウキョのようでもある。
夜になればきっとライトアップされて綺麗なんだろうなあ。

昼でも観賞にたえるような造作ってけっこう難しいのかもね。
by katabami03 | 2010-12-12 20:25 | 高崎物語 | Comments(7)

血。(高崎物語29)

高崎の街を歩いていて、ある時気が付いたのだが、気の利いた洋服屋さんが結構多いのだ。

駅の近くにあるお店の一つ。
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この交差点の近くだけでも6,7軒の洋服屋さんがある。
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そんな中でもとびきりカッコイイお店を紹介しよう。

昨年の「大地の芸術祭」の折、私たちの「蓬平いけばなの家」にユニークな服装をした二人連れが見学に訪れた。聞けば高崎で洋服屋を営んでいるとのことだった。
その後はしばらく忘れていたのだが、半年ほど前に駅の近くを歩いていると、間口は狭いがちょっと興味を引く服が置かれている店を発見した。その日は先を急いでいたのでそのままやり過ごしてしまった。

今日改めて立ち寄ってみた。[高崎市通町141-18・FREESTYLE]
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丁度店主と思しき人がいたので尋ねると、案の定、昨年新潟でお会いしたその人だった。

この店には、黒を基調にした落ち着いたものもあるのだが、常識を覆すような、かなりブッ飛んでいる服がわんさか。まるで作り手が買い手に挑戦するような、あるいは挑発するようなものまである。
けれども不思議と、原宿あたりにうじゃうじゃある店のようなチープ感はない。
服を単にファッション=流行として考えているのでなく、個性的=生活を楽しむためのアイテムとしてとらえている、そんなポリシーに貫かれているようだ。
そしてそのようなコンセプトを基に、作り手と店主との信頼関係がしっかりと築かれているのであろう。


このコーナー、高崎と絹などの繊維との関係に何度か触れてきたが、伝統的な繊維の街の血脈がこんなところにも流れていることを感じさせる、そんなお店だ。
by katabami03 | 2010-11-14 23:15 | 高崎物語 | Comments(2)

郷愁の匂い。(高崎物語28)

高崎駅で電車を降りると、どこからともなく懐かしい匂いがしてきた。
はて、この匂いは何の匂いだったかなあ、と考えながらホームの向かいを見ると・・・。
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その先にあったのは蒸気機関車だ。懐かしい匂いは石炭を焚く匂いだった。

そうです、私が小中学生のころは石炭(のちにコークス)を燃やすダルマストーブが普通だったのですよ。
冬場、日直の仕事と言えば先ず専用のバケツに石炭を入れて、さらに薪と古新聞を取ってきてストーブに火をつけることだった。その匂いだ。

SLの近くはたくさんの人だかり。
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車掌さんや機関室の周囲ではそこここで記念撮影。
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昔見たときはもっと大きく感じたものだが、それでもなかなかに精悍な姿。
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この「SLみなかみ号」、高崎~水上間を9月までの毎週土日に運行されているとのこと。
by katabami03 | 2010-07-11 21:16 | 高崎物語 | Comments(7)

今日は乗りテツ。(高崎物語27)

高崎への往復は、普段は高崎線を利用している。
今日は仕事が早く終わったので、以前から乗ってみたかった「八高線」に乗って帰ることにした。
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八高線は東京の八王子と高崎を結んでいるので八高線。分かりやすいですねえ。
この路線については以前にちょっとだけ触れたことがある。('07、6月10日・高崎物語-2)

高崎駅で確認すると、どーも八王子までの直通はないようだ。
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駅員さんに聞くと、高麗川から八王子までは列車の本数も多いので、乗り継ぎにはそう時間もかからないだろう、とのこと。

駅の表示に従って3番線に向かうと・・・。
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これはどういうことでしょう。まさかホームの柱に向かって飛び込んでいくわけではなかろう。
プラットホームに降りると・・・。
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で、矢印に従って歩いて行くと・・・、おお、そういうことだったのか。
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緑色のフェンスの先が3番線だ。なんだかおまけみたいなホームだなあ。

列車は3両編成で、写真からは分かりずらいと思うが、パンタグラフがない・・ということはディーゼル列車?まだ電化されていないのかあ。そういえば八高線はずいぶん遅くまでSLが走っていたようだ。
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さて高崎を出た列車は次の倉賀野までは高崎線と同じ線路を走る。倉賀野を出た先で右方向に離れていく。
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麦がちょうど刈り取りの季節。
麦畑、その先にあるのは麦のサイロと新幹線の高架。
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しばらく行くと、右手に山が迫ってくる。関東平野の西縁に沿って走っていることを実感する。
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小川町のあたりでは山の合間を縫うように走る。
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再び平野に戻りしばらくすると終点の高麗川。八王子へはここで乗り換え。
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川越から来るこの路線は電化されている。

養蚕が盛んだったころは、多分一日に何本もの直通列車があったと思われる。
たくさんの絹糸や織物がここを通って横浜の港に運ばれたことは想像に難くない。
高崎駅のホームを思うとなんとなくせつなくなる。むかしは華々しい路線だったのだろうなあ。

終点八王子。
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所要時間、乗り継ぎ時間を合わせて約1時間50分。
ささやかながら、絹の歴史に思いを馳せる貴重な時間であった。
by katabami03 | 2010-06-13 22:28 | 高崎物語 | Comments(0)

「三丁目の夕日」みたいな・・・。(高崎物語26)

高崎という街はかなり広範囲に広がっている。
高崎駅をはじめその周辺部こそ近代的な建築物が立ち並んでいるが、一本道路を越えただけで、意外に落ち着いた街並みが広がっていたりする。

駅前はどこの地方都市にも見られるような光景。
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上の場所から100mと離れていないところ。昭和の匂いがプンプンする。
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これはお米屋さん。
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すぐ近くにあるここは・・・元修理工場?なつかしいスバル360。
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街中を歩いていると、いきなり焼酎工場が現れたり醤油屋さん(醸造元)があったり、次々と珍しいものに行きあたり、歩くのが苦にならないほどだ。

今日はこんな所を発見。
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駅からわずか5分ばかりのところに「こうじや」さん。

思えば東京だってrisiが生まれ育った時代は各種商店はもとより、様々な町工場が点在していたりしたものだ。
高崎の旧市街(?)を歩いていると、どこか郷愁を誘われる。
by katabami03 | 2010-05-09 21:47 | 高崎物語 | Comments(4)

さあ、出発。

今日と明日は明後日より開催される「古流かたばみ会群馬支部いけばな展」の生け込みです。

車の中は花と諸々の道具類で満載。
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それでは行ってきま~す。
by katabami03 | 2010-04-22 07:58 | 高崎物語 | Comments(2)

問屋町。(高崎物語25)

出先からの帰りがけ、あわててとび乗ったバスが途中から駅と反対方向に向かって走り始めたので大慌て。急いで運転手さんに話を聞くと、ぐる~~~~~っと大回りをして駅に行く路線だという。で、途中の「問屋町駅前」から電車に乗れば、高崎駅は一駅だとのこと。
問屋町という名称はかなり以前から見聞きしていたのでどんなところだろうか、東京の人形町とか浅草橋とか、あるいは河童橋のように商店がひしめき合って、活況を呈している街なのだろうか、なんて想像していた所なので、この際そこまで行くことにした。

問屋町駅前。みごとになあーーーんにもない。
駅前にこれほど何もないところというのも珍しい。
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駅の反対側はもっとなあ―――んにもない。
駅に来る前の車中から見た街の景色は問屋がひしめきあって・・というような風情でもない。

問屋町という名は、昭和40年ごろ近辺の卸商社が集まって、当時としてはかなり大規模な卸問屋の団地を作ったことに由来するらしい。
お店がひしめき合って、といった光景は見られないが、この近辺の道路沿いは中小の商業ビルが立ち並んでいるといった様相で、他地域とは雰囲気が違っているのが見てとれる。

海外の都市を見ると、政治と経済の機能をはっきりと分けて、それぞれの都市に集中させている国(都市)を見かけることがある。
国内でも、高崎のある群馬県は、政治の機能は県庁のある前橋市がその役を担い、高崎は文化、商業の街といったイメージがある。
問屋町も群馬県内の商業の街の一翼を担ってきたのであろう。
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駅舎は最近建て替えられたのであろう。
問屋町という、どことなくノスタルジックな名前とは裏腹な、近代的で合理的な駅だった。
by katabami03 | 2010-04-11 23:47 | 高崎物語 | Comments(0)