カテゴリ:高崎物語( 64 )

モーニングサービス。(高崎物語42)

高崎駅中央通路に現代美術?
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・・・とまあ、それはこっちに置いといて。



高崎に行く日は朝が早い。大概は起きぬけに慌てて家を出ていくので、朝食は途中の駅で摂る。
西国分寺、武蔵浦和、大宮と3回乗り換えるので、時間とその時の気分によって適宜お店を選んでいる。
武蔵浦和ではおむすび屋さんに立ち寄るのが常であった。寒い日など100円の味噌汁が、暖かく有難かったのだが、数ヶ月前に駅の改装とともに撤去されてしまった。

話はそれるが、JRには浦和と付く駅が七つあるのをご存じだろうか。
先ずは埼玉県の県庁所在地がある「浦和」。
ここは特急電車が止まらない県庁所在地として夙に有名。今でも新幹線は・・・多分止まらないと思う。
あとは浦和の頭に東、西、南、北、中、武蔵、と付く六つの駅。
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安直と言えば安直だが、ここまで徹底するというのは、ある意味見事。

で、話を戻すと、えっと、ナンだったっけ・・・、あ、そうそう、朝飯でした。
そんなわけで、以前から時々入っていた大宮駅ナカの「パーク サイド カフェ」。ここでモーニングを食べるのが定番になっている。
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と、ここでお気付きのかたもおられよう。駅ナカなのにパークサイドって???
仮に大宮駅に隣接して公園があったとしても、大宮駅は巨大ターミナル駅だ。で、このお店はその中の中央近くに位置している。サイドと呼ぶには無理があろう。
推測するに、ここの経営者氏が最初に営業を始めたお店が公園と隣合わせだったのでは、ト。そして若かりし(?)経営者氏が店を興した第一号店の名状捨てがたく、駅ナカ出店に際しても同じ名前を冠したのであろう、ト。

ところで何でこんなことを長々と書いたかと言うと、月イチの利用であるにも拘わらず、レジで支払いを済ませたあとに、「いつもご利用いただき有難うございます。」と言われてしまった。
・・・人違い?
・・・ま、それはこっちに置いといてェ・・、そんな風に言われれば、「あ、また来ようかなぁ」という気分にもなろうってもの。

挨拶ってーのは大切なものだな。
朝からちょっと気分良く高崎に向かった。


今日は梅雨の合間の高崎。

浅間山方面を望むも、山はスッポリ雲の中。
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こちらは榛名山。同じく雲の中。
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高崎市飯塚町にて。
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冒頭の現代美術。コレだ。
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by katabami03 | 2012-07-08 22:00 | 高崎物語 | Comments(4)

籠原で待つ。(高崎物語41)

そう言い残して男は立ち去った。
   ・・・・といった類いの話ではない。


「年をとると目覚めが早くなる」というが、risiも例外ではない。ここまで、今のところ順調に齢を重ねているというわけだ。
高崎に行く日は、以前は早起きがキツかったのだが、最近ではむしろ早く起き過ぎてしまうくらいだ。

今日もまた随分と早起きしてしまった。
朝ご飯は途中の乗り換え駅でおむすびを食べたり、駅ナカの喫茶店でモーニングサービスを食べたりといった具合で、今日は時間がたっぷりあるのでモーニングにした。コーヒーのおかわりをしてもまだ余裕があったので、いつも乗る電車よりも一本早い電車に乗った。
その電車は高崎まで行かず、途中の籠原という駅が終着。結局次に来るのはいつもの電車なのだが、時にはこんな酔狂も許されよう。

籠原は埼玉県北部の交通の要衝でもある熊谷という駅の次にある。
そんなわけで籠原は貨物のターミナルやら何やら、要するに車両のたまり場みたいなところでもあるわけだ。

籠原駅直前では線路がガバーッと広がっている。
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籠原駅の乗り換え通路(陸橋)から見下ろす。
電車がお休み中。
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籠原駅で次の電車まで待つ事約20分。
「・・・人混みのなか そを聞きに行く」と言うほどの田舎でもないし、そもそも人混みもないし・・・。
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見事に閑散としている中、子育ておとうさんを見かけた。
思わず「ガンバレよ」と声をかけたくなる。
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窓外は麦秋。
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今日の高崎はやや蒸し暑かったものの、空気は澄んでいた。
榛名山が近くに見えた。
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白衣観音もくっきりはっきり。
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梅雨入りしたものの、傘をさすこともないラッキーな一日。
by katabami03 | 2012-06-10 21:32 | 高崎物語 | Comments(4)

消えゆくオリオン。(高崎物語40)

高崎に向かう早朝の埼京線内で野球少年達と乗り合わせた。
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珍しく埼玉栄のオレンジと紺のジャージに出会わなかった。


高崎で時々歩く中央銀座商店街。日曜の午後にも拘わらず行き違う人もまばら。
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商店街中程にある映画館「オリオン座」は以前から休館していたが、とうとう貸し物件となってしまった。
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正面の壁が取り壊されていたので中を覗いてみる。
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中央に並ぶ柱で室が二分されていたのだな。

駅に近いところではまだ数軒お店を開いているところもあったが、ほとんどはシャッターが閉じられ、あるいは虫喰いのように駐車場になってい。駅から離れるほどに居酒屋、スナックなどの飲食店が増えてくるといった状態。
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元気ですののれんに寂寥感が漂う。

数年前には郊外に大きなショッピングモールが出来たりして、客足が遠ざかるのを加速したのだろう。
総合的な再開発でもしない限りこのままさびれていってしまうのだろうか。

街はまるで巨大な生き物のようだ。
by katabami03 | 2012-04-08 22:38 | 高崎物語 | Comments(0)

SL水上号。(高崎物語39)

ってまあJRの宣伝になってしまうけど、ま、いっか。
で、朝高崎に着いたら対面のホームに懐かしい客車が停まっている。
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SL水上号だ。
以前は夏場だけ運行していたはずなのだが、今年は通年で運行するってことか。
客車の中を覗くと懐かしい対面のベンチシート。
窓際の小さな棚、涙モンです。
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前に回ると相変わらず撮影の人、人、人。
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漆黒の車体を間近で見ると、鉄ちゃんならずとも心そそられるものがあるなあ。

たとえば同じ電車で比べてみるとする。
新幹線に見られるような機能美。たしかにそれはそれで美しいと思う。しかしSLの醸し出す重量感、剛健さ、そして近年のハイテク機器を見なれた目から見ると、まるでおもちゃのような手造り感。SLを見たときに感じるそこはかとない安心感は、不器用な人が一生懸命作った彫刻とか工芸品を見たときのような親しみのようなものか。
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細部を見ても手造り感満載。
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屋根のデコボコのなんともいえない人間臭さ!
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現代の物流事情からいえば非効率、不合理、SLはそんなものの最たるものだろう。けれどもSLを見ていると、郷愁という言葉だけでは収まりきらない様々な思いが沸々と湧いてくるrisiであった。
by katabami03 | 2011-12-11 23:30 | 高崎物語 | Comments(2)

常盤町。(高崎物語38)

市内の旧中山道を歩く。
といっても妻籠とか馬篭宿のような昔日の面影を残すような風情があるわけではなく、変哲のない普通の町だ。
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突き当りの少し高いところをはしっているのが、以前に紹介したバイパス、現在の中山道。
その向こう側を烏川が流れている。
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変哲のない町と言ったが、レンガ作りの面白い壁を見つけた。
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イギリス積みとな。レンガを積むにもいろいろなやり方があるんだ。
横はこんな感じ。
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壁にはめ込まれたプレート。
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山田文庫の斜め向かいには醤油屋さん。
「岡醤油」、地醤油というのだろうか。
お店のたたずまいは昔のまま。以前に飯能の近くで見たお醤油屋さんも同じような店構えだった。店の作り方にパターンがあるんだね。休日だからか、残念ながら閉まっていて買うことができなかった。
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裏から見るとレンガ積みの煙突が大小二本。
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レンガの煙突の右奥に変わった煙突のようなものが見えるので行ってみると・・・。
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「美峰酒類」これも初めて聞く名前。地酒かと思って通りがかりの人に聞いたところ、焼酎を造っているらしい。
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「美峰酒類」の壁から出ていたコレは何?タイムサービスで焼酎が出ていたんかな?ってそんな訳ないか。
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名だたる名所旧跡ではないが高崎市内を歩いていると結構いろいろな建造物に出会える。
市内の住宅街の真ん中に味噌や醤油、酒蔵などが点在しているというのも面白い。

そこはかとなく歴史を感じさせる街。
by katabami03 | 2011-10-09 21:57 | 高崎物語 | Comments(0)

たかが駐車場とあなどってはイカン。(高崎物語37)

高崎駅近くを歩いていて、以前に見かけてちょっと気になっていた建物があった。
最近偶然その建物の正体が判明した。

高崎「ウエストパーク」という駐車場だ。
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この駐車場、何と今をときめく建築家、熊・・じゃなかった、隈研吾さん設計だったのだ。
隈研吾さん、そう、あの新歌舞伎座の設計者だったのだぁ~~っ!!!

で、何が面白いかというと、ま、ご覧の通りちょっと錆びた鉄板が張り付けてあるかのような外観。加えてその鉄板みたいなのが秩序的に張り付いているようでいて、実際は結構ランダム。でも全く出鱈目ではなく、いわば計算されたアバウトさ。
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遠目に見るとなんだか風でパタパタ動きそうだけれども実際は固定されていて、見る角度、光の当たり方によって表情が千変万化。
夕日とか、あるいは満月の夜に見てみたいなあ。

ま近かで見ると鉄板のように見えたのは、断面がくさび型をした板状のコンクリート。
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これが何百枚も固定されてぶら下がっている。

手前にビルが建っているために全貌は見ることが出来ないのが残念。ただし反対側は線路なので電車からは全貌がはっきりと認められるだろう。
とりわけ新幹線の高架からの眺めは電車の動きとともに変化する壁面がひと際面白いことだろう。
長野新幹線に乗られる機会があったら高崎駅を出て直後、左の車窓からぜひご覧いただきたい。
by katabami03 | 2011-09-11 21:51 | 高崎物語 | Comments(6)

旅に出たくなるような。(高崎物語36)

高崎の駅に着き、電車を降りると、ホームの反対側にこの客車。
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今年も始まった「SLみなかみ号」。
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車掌さんと記念撮影。
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撮り鉄ばかりでなく一般人も雄姿をカメラに。
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昭和24年とある。約60歳、日本の復興と成長をまさに牽引してきたわけだ。それにしても丈夫で長持ちだね。
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客車の中を覗くと、懐かしい椅子が。
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若いころは山に行く時や旅行で夜行電車をよく利用したものだ。
混んでいる時はほとんど眠れなかったなあ。
対面に人がいない時は、靴を脱いで足を延ばせるが、これでもそれ程眠れない。
うまくワンボックス独り占めできた時は両方の椅子のシートをちょっと持ち上げて、ずらしてV字型にする。そしてエビみたいに横になると結構眠れた。

高崎駅の駅員さん揃ってお見送り。
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これに乗ってどこかに行きたい気分だ。
by katabami03 | 2011-07-10 19:11 | 高崎物語 | Comments(0)

月に一度のお楽しみ。(高崎物語35)

高崎に行く日は朝が早いので、朝ごはんは途中で食べて行く。何を食べようか?月イチなのでちょっと楽しみ。
とはいえ朝やっているところは限られている。
駅なか、武蔵浦和の「華むすび」とか大宮の「パークサイドカフェ」あたりが定番。

大宮で高崎線に乗り換え、雑誌を読んだり居眠りしたりで1時間チョイ。高崎駅に到着。
高崎に着いてからのお楽しみ、暖かいコーヒーを一杯飲む。

と、ところがだぁ~!
コーヒーショップがことごとく消えている。
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ココも。
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ココはお弁当屋さんになってしまった。
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せめてマックでもいいから、と思って行ってみると・・・ガーン!
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高崎駅内、大改装中。
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で、どこの駅でも増殖中のコンビニ。
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ちゃうちゃう、缶コーヒーはヤなの。オレはフツーのあったかいコーヒーが飲みたの!
月イチのお楽しみ、駅にコーヒーショップ作ってね。




捨てる神あれば拾う神あり・・・?
お昼にSさんがコーヒーをご馳走してくれた。
高崎・総合福祉センター内、「ひよこカフェ」のコーヒー、美味。
by katabami03 | 2011-06-12 21:36 | 高崎物語 | Comments(2)

ママァ~ドゥユ~リメンバァ~♪(高崎物語34)

高崎というと烏川(カラスガワ)を想い出す。
以前、関越高速道がなかった頃信州方面に行くには東京からは国道17号をたどり、高崎市内で烏川沿いの道をしばらく走り、少し先で18号に入るのが一般的だった。

市内を流れる烏川。
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左岸に沿って国道17号が走る。
その左側、昔高崎城があったところには現在は市役所、裁判所、音楽ホールなどの公共の建物が並ぶ。

烏川に掛る和田橋。先に見えるのは観音山。
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和田橋付近から上流を望むと、川は二手に分かれる。
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右に見えるのが本流の烏川で、源流をたどると倉渕村から北軽井沢近くの峠付近までいく。

左は碓氷川。
その名の通り碓氷峠、そして霧積(キリズミ)温泉方面を源流とする。

霧積といえば思い出すのは、映画「人間の証明」。
そうです、中高年の皆さんは良くご存じでしょう。西條八十の詩を英訳した、あのジョー山中さんが歌う、♪ママァ~ドゥユ~リメンバァ~♪
松田優作さんは余り覚えていないんだけど、岡田茉莉子さんの毅然とした姿が切なくて切なくて、この曲を聞くとうるうるしてきちゃうんだよねぇ。
ジョー山中、どうしているんだろうねえ。

烏川沿いの17号は片側一車線でいつ来ても渋滞していた。
それがまあこんなんなっちゃって。
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まるで高速道路みたいだ。
またしても時の流れを感じてしまう。
by katabami03 | 2011-05-08 22:18 | 高崎物語 | Comments(7)

本当は粒あんがいいんだけど。(高崎物語33)

高崎までの道中、車窓から見える景色は、「え~っ、こんなにもあったんかい!」と思うほど、いたるところで満開の桜、桜、桜。
関東地方は桜一色に染まる日曜日。

というわけで高崎ついでに花見をしてきました。

唐突だが桜餅が食べたいよ~。
関東の桜餅でも関西の桜餅でもウェルカムヒア~!・・・だっ。

高崎城址の桜。後ろに見えるのは高崎市役所。
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お堀の桜。数年前に来た時は花吹雪が舞う中、堀一面に花びらが浮かび、この世の極楽のような光景だった。
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お堀の上の土手は遊歩道のようになっていて散策を楽しむ人達が絶えない。
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土手下の広場ではシートを広げて花見の宴を張るグループもいたが、時勢柄かいずれも静かに花見を楽しんでいる様子だった。

つつましく平凡であることの幸せ。
by katabami03 | 2011-04-10 21:31 | 高崎物語 | Comments(3)