カテゴリ:樹木( 65 )

蔦、面白いね。

都電を降りたら対面の壁が面白い。
蔦が10数メートルにわたって張り付いている。

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逞しいものだなあ、などと思いながら歩いていると、そこからわずか数十メートルの所で、こんな光景が目に入った。

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こちらの先端はビルの7,8階部分にまで届いている。
縦横無尽とはこんなことか、などと思いながら、さらに目的地に向かっていると・・これだ。

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ここは最近伸びだしたところなのだろう。絵にかいたようなバランスの良さ。
ところでこの3ヶ所、半径約40m以内のところにあり、片や葉が枯れ落ち、片や今だに葉が青々としている。
日照、風向等考えても、同じ植物でこれほどの差異があるものは今まで目にしたことがない。

そんでまあ結論から言えば、植物学者ではないし、考えるのも面倒なので「それでいいのだ!」ということで納得している。

ちなみに我が家の近くの蔦はこんな感じ。

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それでいいのだ。
by katabami03 | 2014-12-08 23:19 | 樹木 | Comments(0)

シンガポール人に教えられて。

2年前の4月にイケバナインターナショナルという団体の世界大会が東京のお台場であって、その時にシンガポールに行った時にお会いした方たちに再会した。そのうちのひとり、ヴァイオラさんという方から、「藤の綺麗な所に行った来た」と、スマホの画像を見せていただいた。
「足利フラワーパーク」という藤の名所があることをその時知った。
一度訪ねたいと思いながらも昨年は時季を逸してしまったので、今年は早めに予定を組み、ようやく念願の足利に行って来た。

平日だと言うのに、園に隣接した駐車場はほぼ満杯。園内でも人出は多いが、敷地が広いようでさほど混雑は感じられない。
入ってすぐのところに大きな藤棚があり、その大きさに目を瞠る。

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園内は藤の他にもそこここに石楠花や躑躅、薔薇や芍薬などが植えられており、ガーデニングのように小花が植えこまれているところも多く、目を飽きさせない。

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ここは八重咲きの藤棚。

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大きな藤棚が4つ、そしてそれらの間に白藤や黄藤のトンネルが配されている。
こちらは白藤と黄藤のプロムナード。

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いわゆる藤色の藤や白藤は色褪せ始めているが、それでもため息が出るほど素晴らしい光景だ。

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薔薇はこれからが本番。

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ペチュニアもここまでやると別物のようだ。

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様々な躑躅植えこまれた一角があったが、残念ながら花ははほとんど終わっていた。躑躅の盛期(4月ごろか)に訪れてみたいと思った。
石楠花は今がピークか。赤、白、桃、赤紫、マゼンダ、オレンジ・・・普段見掛けることのない色のものなどにみ惚れてしまう。

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園内を巡ること約2時間、自然を造形した人工美を堪能した。
石楠花を見ていて、昔歩いた奥秩父の山々をもう一度歩きたくなった。
by katabami03 | 2014-05-12 21:50 | 樹木 | Comments(2)

新緑に思う。

ちょっと前からコノテガシワに球果がつき始めた。
枝に生えるものとばかり思っていたが、実際には葉の方に生えるようだ。

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5~6個とか10数個固まって生えていたり、パラパラとまばらだったり、あるいは1個だけぽつねんと生えていたりと、その生え方には規則性はないようだ。

ふつうの葉の先に突然出てくる、と言った感じの生え方。

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新緑がまぶしい季節だけれど、植物によってはもう秋の結実に向けての準備が始まっているのだな。
by katabami03 | 2014-05-03 22:43 | 樹木 | Comments(2)

銀杏←何と読む?

桜が終わり日々深まる新緑が美しい。
今日はまた雨に濡れる木々を愛でながら歩いていると、なにやら気になる木。
その木から散ったと思しきなにかが一面に散っている。

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近づいて見ると・・・どうやら木から散った花?

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で、これは一体何の木か見上げて見るとなんと銀杏(イチョウ)ではないか。

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そういえばギンナンは雌の木にしかならない。・・・ということは雄の木があるわけだ。こんな単純なことをこの年になるまで考えたこともなかった。
つまりはこの木は雄の木で、今の時期に花を咲かすということか。

銀杏の木の下、確かに花が散っている木と何もない木(雌の木)がある。

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銀杏、華やかさはないが心に沁み入る散華。




以下余談・イチョウもギンナンも漢字ではどちらも銀杏だった。「銀杏は銀杏の実」、ああ紛らわしい。
by katabami03 | 2014-04-30 21:57 | 樹木 | Comments(0)

花は足で生けろ。

忙しない現状では花材の調達は花屋さんまかせになってしまう。当然ながら、自分がイメージしたものと様相が違うものが来たり、あるいはまるで意に沿わぬものがくることすらある。
花を生ける者は、多かれ少なかれ皆こんな落胆の思いを味わったことがあるはずだ。そんな思いをせぬためにも、「花は足で生けろ」とは、よい花材がほしければ自分の足で探せ。という古人の教えの一つだ。

今日は馴染みの花屋さんの社長の案内で、埼玉県の安行に行って来た。
安行は川口市の一部で、東京近郊では庭樹やいけばな用の花材の生産地として有名なところ。risiもいけばなを始めて間もないころからその地名は度々耳にしており、いつか行ってみたいと思っていた。

最寄りのJR武蔵野線東川口駅まで迎えに来てもらう。

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案内されて驚いたのだが、畑(植木の)がどこも小さい。あれほど安行安行と名を馳せているにしてはちょっと貧相なくらいの狭い土地で樹木を育てている。
どこも宅地化されて、その合間に僅かばかり残った土地だとか、あるいは宅地に不向きな道路わきの傾斜地などで細々と続けているといったところが現状だろうか。「随分変わったなあ」と社長が感慨深げにつぶやいていた。
今日案内していただいた生産者の方も、安行ではいろいろなものを雑多に育てているだけで、主力の生産地は所沢の方と福島の会津の方ということだった。

今年は寒さが長引いたので、今一気に様々な花が咲いてる。

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半分ほったらかしになっているようなところから何本か選び出す。
こういう中に結構お宝が眠っているのだな。

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生産者さんのお宅に寄って、すでに切りだされ、出荷の準備ができている中からいくつかピックアップ。

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このほかにも目についたもののいくつかの切り出しをお願いしてお暇する。

想像していたところとは大分様相が違ったものの、実際に自分の目で見ると、案外面白いものが隠れていたりする。これからもまた訪ねて行くことになるだろう。

「花は足で生けろ」正に妙を得た言葉だと実感した。
by katabami03 | 2014-04-01 18:45 | 樹木 | Comments(0)

このサクランボを食べてみたいのだ。

池袋東口タカセ前の寒緋桜が見頃。
4,5日前から開花が見られたが、ここ数日の暖かさで一気に満開になった。

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特に気にかけて観測しているわけではないのだけれど、通勤途中、池袋駅の地下から上に出てきたところの丁度真ん前にあるので、いやでも目についてしまう。そんな訳である意味では定点観測的な木の一つだ。
詳細に記録を付けているわけではないから昨年の開花が何時だったか、なんてことは知らない。でもまあ雰囲気的に言って(?)、ことしは少し遅いのかなあ。

ちょっと説明(弁解)させてもらうと、アート写真を狙ったわけではなく、ただ帰りがけに急いで撮った写真なのでこんな風になってしまった。
実物の色はもっと濃くて、濃いピンクあるいはマゼンダと言った方が分かりやすいか。

この桜、結構大きなサクランボをつけるのだが、ここ数年、随分早い時期にもがれてしまうようだ。
誰が何のためにもいでいくのか・・・、そんなミステリーを秘めた木でもある。
by katabami03 | 2014-03-18 21:50 | 樹木 | Comments(0)

春よ来い。



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国分寺市富士本2丁目にて。
by katabami03 | 2014-01-25 22:52 | 樹木 | Comments(4)

出勤がてら。

このところ歩くにいい季節なので、駅まで徒歩で行くことが多い。
途中に一方通行の細い道を通って行くのだが、この道の両脇には所々に畑や栗林が残っていて、四季折々の自然の移り変わりを楽しませてもらっている。

少し前に、こことは別の道の脇にある茶の木を紹介したが、こちらの道の脇には高さが2,5mほどにもなる茶の木があり、今が花盛りだ。

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お茶というと茶畑の光景が連想される。腰の高さくらいにに刈り込まれた茶の木のイメージしかなかったので、この巨大に伸びきった茶の木は花を見るまでそれとは気付かなかった。

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なぜここにこのような茶の木があるのだろうか。この茶の木も元は短く刈り込まれていたものなのだろうか。
やはり畑の境界として植えられていたのかな。
ってことは、この道は元は農道だったのかな。

・・・なんてことを想像しながらの出勤は楽しい。
by katabami03 | 2013-11-19 22:35 | 樹木 | Comments(0)

大木のてっぺんを見てみたい。

いけばなを生業としていながら、植物については知らないことだらけだ。

度々紹介しているように、我が家の近所には今だに畑がたくさんあるのだが、野菜を作っている畑は少しづつ減ってきている。
代わりに芝や樹木が植えられている。
昨年の秋口に植えられた檜葉(ヒバ)の苗木が新芽をのばし、ちょっと見慣れぬ様相。
写真では分かりにくいかもしれないけれど、木のてっぺんがヒョロヒョロと伸びている。

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種類の違う檜葉を見ても同様だ。

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このテの植物は先ず上の方に伸びて行き、その後に横枝が張りだしてくるのだろう。
ちなみに広葉樹はというと・・・。

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上にではなくて、横に広がるように新芽(葉)が伸びてきているのが見て取れる。

成長した木々の姿を見れば、これは一目瞭然なのだが、新芽の伸びる様子など今まで気にかけたこともなかったので、ちょっと面白い光景だった。
by katabami03 | 2013-07-06 22:22 | 樹木 | Comments(2)

造形のヒントだな。

今住んでいる所に越してきてから、かれこれ20年になる。
一応住宅地ではあるが、越してきた当初はまだ小さな空き地や雑木林がそこここに点在していた。だがここ数年で大きな農地以外はほとんど住宅に変わってきている。

新しい戸建て住宅は最近の流行りか、柵や塀をほとんど造らない形が主流のようだ。一見不用心とおもわれるほど開放的な造りだが、ここまであけすけだと返って泥棒も入りにくいのだろう。

そんな中の一軒にコノテガシワを生け垣ふうに巡らした家があり、通りがかりにフト見ると、葉の茂みの間に面白いものが付いている。

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これはコノテガシワの球果のようだ。
それにしても面白い形。

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ほんの小指の爪くらいの大きさだが、磁器かなにかで掌に乗るくらいの大きさのものを作ったら面白いだろうなあ。
日比野さんだったらダンボールで巨大なやつを作るのかな。
by katabami03 | 2013-06-17 23:32 | 樹木 | Comments(4)