カテゴリ:展覧会・イベント( 372 )

盛会御礼。

「古流協会展」が昨日無事に終了致しました。

まずは拙作。
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下の木は松。庭木だったものなので剪定された小枝が密に入り組んでいて、全体の中で程よいアクセントになってくれた。
球体は赤蔓を編んだもの。補助的にサンゴミズキを20本ほど入れてある。
花はグロリオサ、バラ、トルコキキョウ。暗めの背景にも助けられ、想定以上に浮き上がって見えたのは嬉しい誤算であった。

古流協会展のジンクスでもある降雪も今回はなく、連日まずまずの好天に恵まれた。
例年6日間の開催期間だが、今回は諸事情により4日間の開催となった。そのため客足の落ち込みが懸念されたが、結果は予想を上回る来場者数があり、主催者一同胸をなでおろす結果となった。

ご来場いただいた皆様、改めて御礼申し上げますとともに、今後とも古流協会を宜しくお願いいたします。
by katabami03 | 2017-02-21 19:21 | 展覧会・イベント | Comments(3)

告知。

春を呼ぶ恒例の「古流協会展」、ご案内申し上げます。

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会期:2017年2月17日(金)~20日(月)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア

ご連絡いただければチケットお送りいたします。
お誘いあわせの上ご来場ください。
by katabami03 | 2017-02-02 21:34 | 展覧会・イベント | Comments(0)

産みの苦しみ。

出産の苦しみを知らずにこんなことを言うのは失礼かもしれないが、新しいことを始めるというのはかくも大変な事か。つい最近まで七転八倒、ここに来てようやく目途がついてきたといった状態。
なんのこと言えば、来夏企画している展覧会についてだ。

一口にいけばなと言っても様々な流儀や様式があるが、やろうとしているのはそういったものとは一切無縁のいけばな。要は、主に植物を用いた立体造形、あるいはインスタレーションといったたぐいの展覧会だ。

そもそもこの企画を思い立ったのはかれこれ2,3年前になろうか。
いけばな界は昨今の華道人口の減少に右往左往していて、全く余裕をなくしてしまっている。特に、新しいいけばなを積極的に展観するような大きな展覧会はもう10年以上も行われていないのが現状だ。これはちょっとヤバいよなあ、と思ったのがきっかけだ。
一緒にやってくれそうな人に声をかけたのがこの2月。その後志を同じくする者数人が集まって、4月ころから具体的な話になっていった。
細かいことを言いだすときりがないが、まあ、何をするにも駆け込みセーフ。皆それぞれ仕事を抱えながらやっていることなので致し方ないが、それにしても綱渡りの連続だった。

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ここまで来たらあとは腹を据えてやるだけだ。
とにかくいつでも質の高いいけばなを目指して入魂!じぶんにとってできることはそれだけ。それがいけばな活性化の道だと信じて。
by katabami03 | 2016-12-04 18:35 | 展覧会・イベント | Comments(2)

北の大地に行ってまいりました。(仕事だよ)

『日本いけばな芸術北海道展』開催中。
で、協会からの出品依頼もあり、札幌に行ってきました。

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北海道での同展は6,7年ぶりとのことで、連日多くの来場者を迎えている。
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私は、小樽のガラス作家の淺原千代治氏とのコラボレーションコーナーに出品。
16人の本部役員が、前後期に分かれて8名づつ出品している。
春にデッサンを送り、作っていただいた器に生けるという趣向だ。

前期のコラボコーナー。
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みんな比較的アッサリと生けていたが、私一人コッテリだった。

奥多摩と新潟で拾ってきた流木に函館で切ってきてもらったハマナスの枝を絡めて、ドライの薔薇をすこしあしらってみた。
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こちらは協会の会長、副会長、理事長の大作。
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草月流、池坊、小原流の大作コーナー。
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会場スナップと出品作品を何点か。
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いけばなの多様性を余すところなく展観する花展となっている。

当会北海道支部会員も前後期合わせて10名が参加。
前期出品作。

仲谷理燿支部長
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福地理愛
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佐藤理紀
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広瀬理代
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長澤理知
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『日本いけばな芸術北海道展』 9月13日まで 札幌東急百貨店にて開催
by katabami03 | 2016-09-09 17:55 | 展覧会・イベント | Comments(0)

夏の〆。(未編集)

夏と言えば休みの日は必ずどこかへ出かけていたものだ。昨今は子どもたちが成長してしまったので時には家でマッタリしたりという日もあったが、今年の夏もまあそこそこ遊んだな~。
〆は恒例「ツールど妻有」。
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今年は10周年ということで、昨年と同じく1000名の参加者。
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10周年記念ジャージは黄色ではなくて、ご覧のような濃紺と黒。カッコいいのだけれどrisi的にはコレが裏目に出たのだな。
当日は前日までの雨模様が嘘のように晴れ渡り、日中はピーカン。ジャージは見事に陽光を吸収して照り焼き状態。
今回で4回目の参加だったが、正直一番きつかった。

とはいえこの大会のお楽しみは各エイドステーションでのおもてなし。
ベルナティオと農舞台のエイドステーション。
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西田尻では今年はグレープフルーツではなくプラムだった。グレープフルーツの方がよかったのだけれど・・。ベルナティオの草ダンゴ、坪山峠のパエリヤ、農舞台の蕎麦、あ、今年はから揚げがなかったなあ。そのほかスイカ、各種漬物、おにぎり等々ほぼ制覇したのだが、五十子平のカレーだけは食べる気にならなかった。その代りの桃があったのでこれはムリして3切れ4切れ。

今回は前回のリベンジを期してのエントリーだったのだが、結果後半ショートカットで全走行距離102キロの腰折れ。3時半前にゴール。で、〆は恒例のトン汁。
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きつかったけれど面白かったなあ。
来年はもっときちんとトレーニングを積んでエントリーしよう。
by katabami03 | 2016-08-29 21:33 | 展覧会・イベント | Comments(2)

燃える!

横浜のBankARTに行く。
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約束の時間より早く着いたので外をフラフラ。
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赤レンガ倉庫の向こうに大型客船が停泊中。神戸で同じような客船を見た時もぶったまげたが、これはまるでホテルが丸ごと浮かんでいるようで圧巻。
その向こうにベイブリッジも見える。
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ここに初めて来たのはもう10数年前のことになる。横浜トリエンナーレの折に立ち寄っていらい、時折現代美術の作家の展覧会などを拝見に来た。
もとは倉庫であったという特異な空間。ここでいけばなの展覧会はできないものかと漠然と考えていた。

昨年末あたりからその思いが急激に高まり自分なりにプランを練ったりしていたが、今年に入ってから賛同者が集まりはじめ、長年の思いが現実になりつつある。

柱と柱の間が6メートル、天井高およそ5メートルという空間。
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会期は来年の6月末。
開催までにやらなければいけないことが山積だが、今やらないでいつやる!
by katabami03 | 2016-08-24 21:46 | 展覧会・イベント | Comments(2)

伝えられていくもの。

古流協会のお仲間、古流松麗会の社中展を拝見。

古流会館の2階に現代華(自由花)3階に生花(古典花)が整然と展示されている。
爽やか、伸びやかな自由花の展示コーナー。

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3階には格調高い生花がこちらも整然と展示されている。

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家元、梶川理仙先生と副家元、久米理真先生による連作。

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先代家元は2年前にお亡くなりになられたが、端正な姿の中にもみなぎる活力は先代ゆずり。その感覚や技術は現家元にもしっかりと伝承されている、そんな姿を見るようであった。
by katabami03 | 2016-07-31 20:30 | 展覧会・イベント | Comments(0)

横浜に吹く涼風。

横浜華道協会の花展『花笑』を拝見に伺う。

会場に入ってすぐのところ、横浜華道協会会長にして草月流のエース日向洋一先生の指定席。
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横浜では歴史のある花展だけに会場も盛況。
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拝見したのは第2次展だが、お友達が数人出瓶していた。

光風流の山本曄月先生
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真生流の小堀翆桜先生
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古流協会のお仲間、古流松禹会の先生方もご出瓶。
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その他目に付いた作品を数点ご紹介。

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造形的な作品は少なく、比較的素直に生けられたものが多く観られた。初夏の花材が涼風を呼ぶような爽やかな花展だった。

25日まで、横浜高島屋8階にて開催中
by katabami03 | 2016-07-23 21:29 | 展覧会・イベント | Comments(2)

第36回とはすごい!

昨日は研究会日だったが、研究会終了後速攻で小原流の『マイ・イケバナ』を拝見に行く。
終了時間の15分前に駆け込みセーフ。
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作品は小原流会館の二階と三階に展示されている。
最初にざっと展示作品に目を通してから、気になる作品をを主に一点づつ再見。

会場光景
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時間がなくてゆっくり写真が取れなくて残念。
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全体の印象としては、どことなくおとなしいかな、といった感じ。
丁寧に作られていて完成度の高い作品も見受けられるが、以前の『マイ・イケバナ』に見られたようなダイナミックさはやや影を潜めたような印象。
デザイン的な作品や、パターン化した作品がも以前よりも多く散見されたのも気になった。
ともあれ、個人が自由に作品を発表する「マイイケ」のような展覧会は、沈滞するいけばな界にあってはとても貴重なイベントだと思った。
by katabami03 | 2016-07-18 22:45 | 展覧会・イベント | Comments(2)

口惜しいけれどやはり圧巻、草月。

新宿高島屋で開催中の草月展を拝見。

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前後期両方伺ったが、勅使河原茜家元はじめ、通期の作品は前期の作品にさらに手を入れて変化させているのには驚いた。
作品の一部に人口素材を加えたものも数作見受けられたが、多くの作品は植物素材で構成されている。これは近年の草月の方針なのであろう。また、以前に多く見られた、塊やマッスによる表現はほとんどなく、繊細な表現が多くを占めている。これはここ数年の傾向であろう。

茜家元の作品。
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その他、目についた作品(3~6名による合作)から。
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合作に比べ、個人作品は今回は狭い空間に押し込められているような印象。それぞれの作品の完成度は高いだけにやや残念。

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この高いレベルを毎回維持し続けるというのはほんとに大変なことだと思う。
大流の底力というものを見る思いだった。
by katabami03 | 2016-06-07 23:03 | 展覧会・イベント | Comments(2)