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釣りと合羽の関係。

昨日は久々の休みで前々から釣りに行く予定を立てていたのだが、朝になっても前日からの雨が長引いてどうしたものか逡巡していた。それでも予報では午後は雨も弱くなり曇りがちということで、本年度最後の渓流釣りに行く。

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入渓地点で準備をしていると、渓から上がってきた先行者とバッタリ!
平日の、しかも雨天だというのに物好きもいたもんだ。まあ禁漁間近なのでこんなこともあるのだろう。
渓の情報を聞くと、増水していて先へ進めないという。また、魚も釣れていないようだ。連休中は天気も良かったし、結構人が入って来ていたのかもしれない。警戒心の強い魚だけに、人が入りやすいところはそれだけ条件がきつくなるわけだ。
しからばと、秘密の抜け道を通って少し上流に入る。
およそ50メートルほど釣り登るが、リリースサイズの小ヤマメが遊んでくれるばかり。
川の両端が切り立った崖で、通常は川の端を遡っていくところがあるのだが、増水で行く手を阻まれ、そこで止む無く退散。

その後、普段は行かない上流部にて再び入渓。ここで粘ってようやく晩御飯の一品くらいにはなる数をゲットすることができた。

しっかし、まあ、天気予報にはダマされたなあ。結局終日雨。
およそ3か月前に新しい雨具を買ったのだが、おニューを釣りに使うのはもったいないし、午後には雨も上がるとの予測で、古い雨具を持って行った。これが第誤算で、一応防水スプレーをかけていったというのに全く役立たず。
肩から腕にかけてはすぐさまびっしょり。下に着ていた長袖シャツもジットリと濡れ始めるが、幸いにも最近の下着には大変機能性に優れたものがあり、それを着ていたために思ったよりも不快感を感じない。
そんなこんなで雨の中を5,6時間、魚との駆け引きを楽しんだ。

以前にこのブログに書いたこともあるが、雨が嫌だという人の多くは着ているものや靴が濡れるからいやだ、ということが原因だからであろう。私は濡れることを前提の服装をしている限り雨の中を歩くことは嫌いではない。
そんなわけで、今回は図らずも久々に自然と混然一体になる至福の時間を楽しむことができた。

それにしても雨合羽をどうしたものか。

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随分と長い間あちこちに同行して風雨から身を守ってくれた合羽。
ご覧のように縫い目のシールも剥がれ、もう寿命というのは歴然。でも愛着もあるし、雨はダメでもウインドブレーカーとしてならまだまだ使えるよなあ。

断捨離って難しいよね。
by katabami03 | 2015-09-26 21:38 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(3)

私も忘れない。

このたびの国会のスッタモンダ、論理も倫理もないみっともない姿を世界中に晒してしまた。こういう光景を見て育った子供たちが将来どうなっていくのか、それを憂うる。
様々な考えの人がいて、勿論今回の法案に賛成の方もおられよう。だが私はあらゆる面からみてやはり反対の立場を取らざるを得ない。
「選挙で選ばれた国会議員が決めるのが民主主義だ」という意見がある。それも一理であるが、このたびの法案に対しては国民の半数以上が反対している。このねじれ状態のままに丁寧な説明や徹底した議論を経ずに決めてしまうこと、これも民主主義というのだろうか。
選挙が全てだとは思わないが、仮にそうであるならば次の選挙でこの思いを伝えるしかない。

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「自由と平和のための京大有志の会」が今の私の思いを代弁してくれるかのような声明文を出した。
全文掲載するのでご一読願いたい。


「あしたのための声明書」 ー 自由と平和のための京大有志の会

わたしたちは、忘れない。
人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。

わたしたちは、忘れない。
マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
居眠りに耽る議員たちの弛緩を。

わたしたちは、忘れない。
声を上げた若者たちの美しさを。
街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。

わたしたちは、忘れない。
戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。

きょうは、はじまりの日。
憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。

わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。
by katabami03 | 2015-09-20 18:05 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

私の9・14。

秋の展覧会シーズンに突入したが、公私にわたって懸案が山積。
優先順位を決めて、残る案件は先送りだ。

昨日は午前中にいけばな関係の雑事をこなし、7月から開催されていた展覧会をやっと見に行くことができた。

横浜美術館で開催中の『蔡國強展:帰去来』

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一昨日終了した「大地の芸術祭」でキナーレに巨大な『蓬莱山』を現出させた作家の個展。
数年前に行われた「北京オリンンピック」の開閉会式での花火によるパフォーマンスをプロデュースした作家と言えば思い浮かべる人も多いと思う。
花火のプロデュースもさることながら、火薬を使った絵画などが氏の真骨頂と言えよう。今回の個展でも数点の火薬絵画の大作が展示されていた。
火薬という暴力性とは裏腹に、描かれたものはとても穏やか。しかしそれはただ静かなだけではなく、強い精神性を秘めている静謐とでもいえようか。それは剥製のようなオオカミを数十体使ったインスタレーションでも見て取れた。
この展覧会を観て蔡國強さんという人のイメージが随分変わった。
なんの根拠もないのだが、「この人は結構優しい人なんじゃないだろうか」と、勝手に思ったりもしている。

ランドマークのスタバで一息入れて、国会議事堂前に向かう。

6時半頃、議事堂前にはすでに多くの人たちが歩道にあふれている。
今夜は右翼の人たちもトラックを繰り出している。日本のさらなる属国化を進める法案なのだから当然と言えば当然だわな。

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その後もどんどん人が増え、歩道上では収まりきらず、7時を回ったくらいだろうか、それまで警察官によりかたくなにブロックされていた規制線も耐え切れず、ついに車道も解放された。

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周りを見回してみると、そこにいるのはごく普通の市井の人たちだ。どこにでもいそうなオジちゃんオバちゃん、フツーのお嬢さんや若い夫婦。老若男女、止むにやまれず集まってきた人々だということが一目瞭然。

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これだけの抗議の声があっても法案は通ってしまうのかもしれない。けれども異議申し立ては続けていく。取りあえずの目標は来夏の選挙あたり。


国会の意見陳述(だったかな)、これ自体がアリバイ作りに過ぎないのだろうけれど、SEALDs(シールズ)奥田君の、謙虚ながら強い信念に裏打ちされた意見には感銘した。
最後の部分だけだがご一読いただきたい。

「どうか、どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の『個』であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を持って孤独に思考し、判断し、行動してください。

 みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。政治家になった動機は人それぞれ様々あるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。

 勇気を振り絞り、ある種、賭けかもしれない、あなたにしかできないその尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私はそのことを支持します。

 困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します。」
by katabami03 | 2015-09-15 21:35 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

動員。

今日は「彩花展」の生け込み日だったが、余裕かましてちょいと国会議事堂前まで意思表示に。
いつもは私一人なのだが、今回はカミさんと行く。息子も一人、参加するといっていたので、動員はいつもの3倍。

午後2時少し過ぎ、国会議事堂前は空にヘリコプターが舞い、すごいことになっている。

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大体このテの集会に来ると多くの人がプラカードなどを持っているのだが、今日は手ぶらの人がたくさん来ている。
普段は気持ちはあっても参加するまでに至らぬ人たちも「止むに止まれぬ気持」で集まってきたのかと思うと、ちょっと熱い思いがよぎる。

先行きは分からないけれど、理不尽な事にはしつこく異議申し立てをしていこうと決意をあらたにするひと時だった。
by katabami03 | 2015-08-30 22:05 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

サポーターという考えもあるな。

今日は月に一度の研究会日だが、だいたい3時くらいには終了する。
秋の展覧会を控えているのでそのための煩わしい作業が山積しているのだが、おしりに火が付かないとなかなかテンションが上がらないのはいつものコト。そっちの方は、ま、何とかなるさ。
で、今夕はこのたびの「戦争法案」に反対する若者たちの集まりであるSEALDsさんたちのデモがあるというので応援に行く。

ちょっと遅れていったのだが、集合場所の青山公園にはすでに多くの人たちが集まっていた。

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ここで偶然にも、中学、高校、大学(学部も)一緒だったT君に出合う。学生時代によく飲み歩った仲だが、彼と会うのはは20年ぶりくらいか。
聞けばSEALDsが毎週金曜日に行う反対集会に毎回参加しているという。その理由がまたユニーク。いわく、他の団体が呼び掛ける集会は規模も大きく動員人数も多いが、なんの下支えする組織もない若者たちが一生懸命やっている。権力側から見ればこの程度の集まりなどその気になればいともたやすく潰せるだろう。だからこそ応援してやりたいのだ、と。
なるほどそれも一つの見識。若者も年配者も、男も女も、共に支えあっていくというのは、考えてみれば当たり前のことだ。
SEALDsさんたちの集まりに参加するのはちょっと気恥ずかしい気持ちがあったのだが、お互いにサポーターだと思えばすこしは気が楽になる。

デモは青山通りから表参道を練り歩く。

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一献傾けたいところだったが、T君は体調を崩していて酒は控えているとのこと。
30日には大きな集会が控えている。
またそこで会うかもしれないね、と言ってお互い帰路に就いた。
by katabami03 | 2015-08-23 21:08 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)

不信心ではあるが。

断言する!信心深くない。

お正月には近所の神社に初もうでに行く。
仏教は詳しくないけれど、親父のお墓はお寺さん。
クリスマスにはケーキを食べる。
・・・かように宗教に関しては大雑把、というか無節操。平均的な日本人だ。

であるからして、お盆。しばらくぶりに親父と義父のW墓参りに行く。

不信心、不忠の息子ゆえ、墓参りは久しぶりだ。
親父の墓は都会のゴチャゴチャした町場のド真ん中にある。隣は韓流レストラで、風向きによっては焼き肉の匂いが漂ってくる。

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表の通りは終日人通りが絶えない。まあ寂しくなくて、これはこれで結構なことだと思っている。
比して義父のお墓は高尾の山をちょっと入った所。

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自然に囲まれて、春夏秋冬とても気持ちのいいところだ。
こちらは関西住まいの義母がお彼岸の時期などにこちらに来るので、運転手を兼ねて度々同行している。
今回は義母なしだが、盆休みで高速道はガラガラ。都心~高尾まで1時間もかからないので、盆休みはW墓参り。
by katabami03 | 2015-08-16 22:39 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

淡い憧れ。

現在高2の末息子が、最近になって美術学校に行きたいと言い出した。
勉強嫌いで、当然成績は悪い。そっち系にどれほど才能があるかわからないが、このままズルズルと入れる程度の大学に行くよりはよかろうと思い、好きにさせている。
というわけで、今日は武蔵野美術大学のオープンキャンパスが開催されているということで出かけてみた。

高校生がいっぱい。

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ムサ美は学生時代から友達が何人かいたり、仕事をするようになってからも先生や学生の知り合いが増えたりして、なぜか縁がある学校なので、時々キャンパスを訪ねたりしている。

以前は駐車場かなにかだったところにカッコいい図書館ができていたりと、初めて来たときをおもうと随分と様変わりしている。

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自分が美術学校を出ていなく、正規の美術教育を受けていないというコンプレックスは最近ようやく薄れたが、いまだに美術学校で学生生活を送りたかったという思いは残る。
周囲がみなクリエイティブな世界を目指す者たちの中で、共に学び共に遊び切磋琢磨する学生生活を送っていたら、今と少し違う自分がいるのかな、なんてフッと想ってしまう。

お昼はムサ美の近所の「東華園」で野菜ラーメン。

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かなり前からある店で、失礼ながら特別に旨いというほどの店ではないが、ここでラーメンをすすっていると、束の間学生に戻ったような気にさせてくれるところだ。
by katabami03 | 2015-08-15 15:49 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)

是々非々。

世の中には様々な考えの人がいるし、職業柄不特定多数の人達と接しているので、極力政治的なことには触れないようにしてきたのだが、もうそんな気取ったことは言えない状況になってしまった。

5時半頃、地下鉄「永田町」から議事堂前に向かったが、近づくほどにデモ参加者が増え、議事堂前は身動きが取れないような状態。

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政党の代表者のスピーチ、香山リカさん、山口二郎さんのスピーチなどが続く。
若者達のグループ「SEALDs」のスピーチからは稚拙ながらも純粋さ、必死さが伝わってきた。

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立ち去り難い気持ちを振り切り8時半くらいに引き上げたが、まだまだ多くの人たちが異議申し立てをしていた。

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今回は給水車も完備。ありがたい。

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戦いは緒に就いたばかりだ。
中高年は無理をせず長期戦に備えよう。
若者の頑張りは嬉しく励みにもなるが、失速しないよう切に願う。
by katabami03 | 2015-07-15 23:34 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)

若い力。

あわただしい日々はとりあえず無事に終えることができた。
このところ車での移動が多く、また車以外の日はバス通勤だったので季節の移ろいを感じる余裕もなかった。
久々に駅までの道を歩いていると・・。

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栗林の脇を通ると、木々に小さなイガ栗坊主が成っている。

栗の実っていきなり大きな実がゴロンとできるわけではないんだよね。最初は小さくて、徐々に大きくなっていくんだよね、って、この小さなイガ栗が、そんな当たり前のことを今更ながら気づかせてくれた。

イガ栗坊主に元気をもらっちゃったなあ。
by katabami03 | 2015-06-22 23:31 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(3)

自宅でアウトドアしました。

「緑が美しい」なんて悠長なことを言っていたら、我が家の狭い庭も草ぼうぼう。
とりわけ裏がひどく、倉庫までかろうじて踏みあとが付いているくらい。
余分な枝や草は梅雨前に切っておく方が良いと聞いたので、覚悟を決めてやぶ払いをする。

蚊取り線香を4か所に置き悪戦苦闘約2時間。
結果は・・・。

ビフォーアフターその1。

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ビフォーアフターその2。

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この後お昼を挟んで木々の枝払い。
約半日がかりでそこそこサッパリした。

家の裏は雑草と言っても今の時期、ドクダミがかなり部分を占めている。そんなわけで今年は久しぶりにドクダミ茶を作ることにした。

適量を輪ゴムで束ねて。

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水洗いした後は風通しの良いところに干すだけ。

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越してきた当初はドクダミはほとんどなかったように思うのだが、いつの間にかこんな風になってしまった。ドクダミの繁殖力は驚愕。
他にも鳥が持ってくるのか、衣類に付いてくるのか、年を追うごとに色々な植物が生えてくる。
南天や洋種山ゴボウ、ヤブミョウガ。あっという間に増えたのはヘクソカズラ。こいつとは毎年格闘。
オモトや千両はいけばなで使った残りを裏に捨てておいたものが出てきたのだと思う。
最近では棕櫚が生えてきた。なぜかカヤツリグサも繁茂し始めた。
勿論これらも小さいうちに刈り取ってしまうのだけれど、一度出てくると毎年生えてくる。植物も必死なんだなあと感心してしまう。

まあそんなこんなで今年は安心して(?)梅雨を迎えることができる。
by katabami03 | 2015-05-23 21:57 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)