満を持して。(高崎物語20)

(パソコンようやく開通。以下、4月12日の見聞)

高崎名物といってもいろいろあるが、一番目立っているのは何と言っても「高崎の観音様」だろう。

新幹線に乗って高崎に近づくと左手前方の小高い山の上にその姿が望まれる。
以前、現在のような高速道路網がまだ出来上がっていなかった頃のこと、東京から信州方面に行くルートは、ここ高崎を通過していくのが一般的だった。
高崎市内を流れる「烏川」の左岸(上流から見て左手)を国道18号が通っていて、そこから対岸の山の上に立つ観音様の姿をチラチラと眺めながら安中方面に車を走らせたのが懐かしい。

烏川手前より観音山を望む。
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川を渡って観音様目指して坂を登っていく。観音山中腹より見下ろす高崎市内。左手の高い建物は高崎市役所。
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高崎観音(白衣観音)は高さ11,8メートル。昭和11年に出来上がったそうだ。
周囲には桜が名残惜しげに咲いていて、実に麗しい御姿。
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近くで見るとかなり高いが、全身を見るよりも木の間越しに見上げるほうが絵になるようだ。
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名実ともに高崎のシンボルと言って差支えなかろう。
by katabami03 | 2009-04-14 21:51 | 高崎物語 | Comments(5)
Commented by choku at 2009-04-14 23:29 x
写真からみるとそうとう大きい観音さまですね。このタイプの観音さまというと、大船、それから宇都宮の大谷の観音さまをみたことがあります。
信仰上というより街のシンボルとしてつくられたのでしょうか? できた時期はいづれもおなじくらいだとおもわれますね。
Commented by 風うたい at 2009-04-15 01:33 x
木の間越しに見上げる観音様、確かに絵になりますね。
青い空を背に下界を見下ろすように建っている姿に圧倒されます。
Commented by katabami03 at 2009-04-15 23:49
>chokuさん
昭和11年にこれだけのものを造るというのは大変だったと思います。
この日は春霞で眺望がきかなかったので中には入りませんでしたが、展望台みたいになっているようです。おなかや肩の四角い穴はたぶんのぞき窓。

>風うたいさん
確かに威容があります。
話は変わりますが、以前仙台の泉が岳というところに行ったときに、とてつもなくでかい観音様が突っ立っていて、これには度肝を抜かれました。
なんだか威厳というよりも不気味でした。
観音様はこのくらいがいいです。
Commented by choku at 2009-04-15 23:56 x
大船の観音様は、着手はおなじころですが、中断して、できたのは戦後みたいです。大谷の観音様は戦後でした。これだけ大規模な観音様をつくった背景が興味深いです。さきゆきへの危機感と、宗教的願望と、国策的な要素と、複雑にからみあっているみたいですね。
Commented by risi@いけばな at 2009-04-16 07:44 x
>chokuさん
なるほど、けっこう深いんですねえ。
奈良の大仏さんだって、仏教の威厳を天下に知らしめる、みたいなところ、ありますもんねえ。
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