展覧会、研究会も終わり、月末でちょっと一息。
「少年メリケンサック」を見てきました。
映画館に入ってビックリ。平日の朝だと言うのに切符売り場にはすごい人の列。
何事かと思ったら「おくりびと」を再上映しているのだった。
確かにいい映画だったが、まさかオスカーちゃんまで貰っちゃうとは思わなかった。(「おくりびと」については’08,9月30日コメントあり)
私が切符を買い終わる頃には満席になり販売終了となっていた。
ともあれ、おめでとうございます。パチパチ。
でもってメリケンサック。こっちの観客は15人くらい。
・・・う~ん、中年バンド、パンクと着眼点は面白いのだけど、ストーリーの骨子が弱いのと、あまりリアリティーを感じないあたり、、どーもシックリとこなかったなあ。
「小説という大きなウソを書くには、小さな真実の積み重ねが必要」てな意味のことを誰かが言っていたけれど、冒険ファンタジーとかSFものではなくて、こういう、いかにも現実にありそうな(実際にいるかもしれない)話の場合は同じようなことがいえるんじゃないのかなあ。
でもまあ最大のエラーは、監督・脚本クドカンということでrisiの期待が大きすぎた、ってことか。
映画は色眼鏡をかけて見てはいかん、ちゅーことで・・・。