以前に一度書いたかもしれないけれど、映画は単館上映の物を観にいくほどのツウではない。いつも近場のシネコンで済ませている。
ここのところ余り見たいものも無かったのでちょっとご無沙汰していた。
今日は暇だったので、朝起きてから「本日の上映」を調べてみた。
ゲバラの話のやつに興味があったのだが、何と夕方一回きりの上映。結局「007」を観にいく。
相変わらず、のっけからのカーチェイスではらはらさせてくれる。
アクションシーンは相変わらず多く、それなりにハラハラドキドキさせられた。今時ワイヤーやCGを使わないかたくなさはいかにも英国的。
GPSや携帯電話の写真などの機能を多用しているあたりはいかにも現代的で、昔の007からみると時代の流れを感じさせる。
現代的といえば、展開が速いのはいいのだが、カメラワークもやたら早いところがかっこうあって、ひどくせわしなかった。昔の作品の典雅な流れが懐かしい。
ところで私にとって007とはやはりショーン・コネリーに尽きる。
今回のジェームス・ボンドさん(すいません、名前、覚えていません)全体的に、主役というよりも脇役にしたらいい味だろうなあ、なんて感じで、どーも華がないんだよねえ。ストーリー上、影のある役ということもあるのだろうけれど、ロジャー・ムーアだってそれなりに華はあった。
今回の作品は前作の続編的なものらしい。要所要所でそれと思しき伏線みたいなものが感じらられるのだが、いかんせん分らない。先週くらいにTVで前作をやっていて、最初見かけたのだが、なにかほかの事をやり始めて、結局見なかった。これは痛恨のエラーだった。
まあ、何だかんだと言いながら英国が国威をかけて(?)制作しているシリーズだけあって良質の娯楽作品には違いない。じゃなきゃ、こんなに長いこと続かないよねえ。
ところでジェームス・ボンドの愛用はP38?PPK?